説目

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2010年9月1日水曜日

甲斐駒ヶ岳へ行ってきました - 水嶋会員

山小屋修理をサボり浜松で大人しくしているつもりだったが、あまりにも天気が良いので8/29(日)夜、浜松を発ち8/30(月)日帰りで甲斐駒ヶ岳へ行ってきた。
朝6:00長谷村仙流荘から始発のバスに乗り北沢峠に6:50に着いた。無風快晴の絶好の天気となった。バスの運転手さんの地質や山の解説が面白く1時間が短く感じられた。北沢峠から仙水峠へ向かう。沢沿いの緩やかな樹林の登りは苔の緑が美しく気持ちよかった。仙水小屋の手前の道が左岸に付け替えられていた。仙水峠に近づくとゴロゴロの岩だらけの歩きにくい道となる。仙水峠からは千丈岳・北岳・甲斐駒ヶ岳がよく見える。甲府盆地越しに丹沢の山々までよく見えた。浜松でぐずぐずしていなくて正解だった。仙水峠から駒津峰までは急登の連続である。前半は樹林の中だが、半分ほど登ると視界が開け地蔵岳の肩に富士山が見え始める。ハイマツが始まると間もなく駒津峰である。駒津峰からは360°の大パノラマが広がる。中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳・北アルプスもよく見える。六方石の岩場を巻いて直登ルートを登る。登り初めは大きな岩が連なり手を使ってグングン登る。最後はザラザラの風化花崗岩の斜面を一気に登る。山頂からは中央アルプスから北アルプス・八ヶ岳・金峰山・鳳凰三山から南アルプス北部の山並みまで360°素晴らしい展望であった。今シーズン最高の天気である。下山は摩利支天をまわるトラバースルートを下る。花崗岩の白砂が美しい。直登ルートへの分岐で往路と合流し、駒津峰への最後の登りに向かう。駒津峰からの下山には双子山に向かうルートもあるが以前1回歩いたとき意外に時間もかかり歩きにくかったので、往路と同じ仙水峠まわりのルートをとる。駒津峰からの下りは急だが足場が階段状になっていて歩きやすかった。相変わらず下りは時間がかかり登りと大差なかった。仙水峠でこの夏最後の眺めを楽しみ、のんびりと北沢峠に戻る。13:00のバスに間に合ったがバス乗り場には50人近く登山者が集まっており、2台目のバスまで満員となった。スーパー林道の沿道にはアサギマダラがたくさん舞っていた。山頂に雲がかかり始めた。バスの終点仙流荘で入浴(600円)をすませ、さっぱりして浜松へ戻る。道の駅アルプス村で食べたブルーベリーソフトクリーム(200円)がおいしかった。


北沢峠6:54→7:46仙水峠7:54→8:46駒津峰8:53→9:47甲斐駒ヶ岳10:00→10:43駒津峰10:52→11:39仙水峠11: 46→12:40北沢峠

貼付した写真は六方石からの甲斐駒ヶ岳、駒津峰からの甲斐駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳山頂、山頂からの地蔵岳・富士山です。

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