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2018年12月3日月曜日

碁盤石山・岩伏山に行ってきました - 水嶋会員

理岳会 水嶋です 

納会欠席してすみません 

12月1日(土)愛知県設楽町の碁盤石山・岩伏山に行ってきました。ゆったりした登りの碁盤石山と急登の岩伏山、変化に富んだ山歩きを楽しめました。 
早朝浜松を発ちR257を設楽町名倉へ、道標を頼りに林道に入る。登山口から5分ほど登ったところに2台分の駐車スペースを見つけ駐車、浜松から2時間ほどのドライブであった。浜松は晴だったが設楽は曇、冬らしい天候となった。登山靴に履き替え碁盤石山へ向かう。取り付きは人工林の急登だがすぐに緩やかな尾根の登りとなる。七尋岩を過ぎ熊笹、自然林の明るい尾根を登ると天狗の庭に着く。奥三河の山々の展望が広がる。アセビの群落を抜け冬枯れのブナ林を登ると広い1190mピークに着く。コルに下り急登を登り返すと碁盤石山1189m山頂に到着した。二等三角点のある山頂は明るい樹林だが展望はあまり良くない。山頂付近はブナ林が気持ちいい。登り55分、曇天のせいか登山者は私一人だった。下りは南に視界が開け快適である。富士見岩から明神山などが水墨画のように見えた。のんびり下って40分で登山口に着いた。
少々物足りないので車で碁盤石山の西北西約3.1kmにある岩伏山に向かう。いったんR257に出て北に向かい、道の駅アグリステーションなぐらの交差点を右折、茶臼山高原道路を5分ほど登ると登山口に到着、駐車場は少し登った所に10数台分の広いスペースがある。登山口の標識が小さくぼんやりしていると通り過ぎてしまう。登山口から沢沿いの道を登る。巨岩が点在するなかなかの急登である。古くからの信仰の道らしく苔むした石仏が路傍に見られる。傾斜がゆるくなり谷が広がると明るい尾根の登りとなる。急登を登りきったところは典型的な偽ピークで、山頂は尾根を南にたどった先にある。山頂983mは明るい広場で三等三角点がある。展望は良好で北東に茶臼山が見える。のんびりしていると大学生風の5人パーティーが登ってきた。下りは南に尾根を下る。所々ロープの張られた急な下りである。グングン下ると登山口の少し下の高原道路に出た。5分ほど車道を登り返すと駐車場である。登り50分下り40分の行程であった。登山道には伝承を伝える説明版が所々に設置され、沢沿いの登りには青の矢印、尾根沿いの下りには赤の矢印が設置されていてハイカーに親切だ。 
R257は山小屋への行き帰りにいつも利用する道で、名倉を通過するとき碁盤石山の道標が気になっていた。watchizuで地図を調べたら近くに岩伏山があったので1日2ピークのハイキングを計画した。登山口から山頂まで、碁盤石山は直線距離1500m標高差320m、岩伏山は直線距離700m標高差300mのんびり歩くにはちょうど良い行程だった。 

写真は碁盤石山ピーク、岩伏山ピーク




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