7/19(月) 3連休の最終日、夏山のトレーニングも兼ねて静岡・山梨県境の毛無山へ行ってきた。早朝浜松を発ち東名高速を富士へ向かう。興津を過ぎると黒々とした富士山が見えてきた。無風快晴の絶好のコンディションである。富士から無料化社会実験中の西富士道路を経て R139を朝霧高原へ向かう。富士山には全く雲がかかっていない。毛無山塊方面には低い雲がかかっており、富士登山にすれば良かったと後悔する。田貫湖を過ぎ東京農大富士農場への分岐を麓集落へ向かう。毛無山が目前に迫る。幸い雲はかかっていない。麓集落手前、無料の臨時駐車場に車を停め、6時半に出発。準備運動のつもりで登山口まで15分歩く。登山口には有料の駐車場があり3台ほど駐車していた。神社を過ぎ空沢を渡ると地蔵峠への分岐に至る。ここから毛無山まで一気に1000mの登りである。登り初めから急登の連続で、1合目2合目とゆっくり登る。小さな岩場もあり変化がある登りだ。土曜日に御前崎までサイクリングをした疲れが残っておりペースが上がらない。不動の滝の展望台を過ぎ、3合目で1本とる。鶯の声が聞こえる。樹林の登りは展望もなく風も通らない。やっぱり秋に来れば良かったと、また後悔する。登山者にも全く出会わない。どんどん高度を稼ぎ7合目で1本。樹高が低くなり稜線が近づく。途中、富士山展望台からの眺めは素晴らしかった。9合目を過ぎると間もなく主稜線に出る。残念ながら森林限界より標高が低く展望は全くない。ここからは緩やかな稜線歩きで9時過ぎに山頂に到着した。山頂は南に視界が開け富士山がよく見える。あんパンなどで腹ごしらえして下山は地蔵峠へ向かう。麓集落からの登山道分岐から道を南西にとる。しばらく緩やかな稜線を歩く。南へ向かう稜線が時々見える。上空に雲がかかり始めた。地蔵峠への下りに入ると少々バテ始めた。早めに1本取り糖分を補給する。下山する登山者一人に抜かれる。雲が低くなり富士山も見えなくなってしまった。登りの登山者一人とすれ違う。急な下りをどんどん進むと地蔵峠に至る。うっそうとした樹林の峠でここも展望がきかない。地蔵峠から麓集落への下りは長い。シダが点在する湿った谷筋を下る。雨が降ると沢になってしまいそうな道だ。途中に麓金山の金鉱石焼き窯跡がある。トラバース気味の道を進むと小さな沢に出会う。水分を補い先を急ぐ。沢が右手に近づく。滝が所々にあり良い眺めだ。高巻き気味の道を進むがなかなか高度が下がらない。比丘尼の滝を過ぎると3ヵ所渡渉点があった。水流が多くけっこうヒヤヒヤした。朝霧高原の緑が見え始めると間もなく登山口に到着した。麓集落にはブルーベリーの畑があった。ヒグラシの鳴き声を聞きながらのんびり駐車場へ戻る。毛無山山頂は雲の中に入ってしまった。心配した高速の渋滞にもはまることなく、16時前に浜松に帰ることができた。
駐車場 6:27 → 登山口 6:42 → 7:18 三合目 7:27 → 8:22 七合目 8:32→9:11 毛無山山頂1945m 9:27 → 10:11 地蔵峠への下り 10:25 → 11:35 沢の高巻き途中 11:42 → 登山口 12:09 → 駐車場 12:26
貼付した写真は駐車場からの毛無山、富士山展望台からの富士山、毛無山山頂、比丘尼の滝です。
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