浜松からR267、R153を経由し冶部坂峠1176mへ、2時間20分ほどの紅葉ドライブを楽しむ。峠のスノーシールドを抜けると駐車場に着く。天気は上々、気温4℃である。駐車場はほぼ満車、中京圏からの登山者が多い。駐車場はR153南側にもあり、こちらにはトイレもある。準備体操をして登山口へ向かう。舗装道路を5分ほど登ると登山口に着く。紅葉は終わりかけである。ここから針葉樹林の薄暗い登りが続く。沢を越え尾根に取り付く。つづら折れの急登を登ると、尾根が細くなる。網目状の木の根が尾根を覆う。樹相が変化し唐松、隈笹が現れる。日差しがまぶしい。急登を登りきると唐松に覆われた明るい横岳山頂1574m(三等三角点)である。横岳から小さなアップダウンを繰り返し稜線を進む。唐松が疎らになり展望が開け、東に雪を頂いた南アルプスの3000m峰が見える。西は名古屋までの大展望である。1680mピーク(四等三角点)を過ぎると「あと2km看板」があり、ここから下り始める。頂上を目前に1550mのコルまで一気に下る。登り返しが憂鬱だ。コルから少し登ると「あと1km看板」がある。樹林の中のつづら折れの急登が続く。樹林を抜けると視界が開け笹原の登りとなる。南西に開けた斜面は展望良好である。朝の冷え込みで登山道に霜柱が残る。傾斜が落ちると大川入山山頂1907m(二等三角点)に到着する。山頂は明るく開けており、北から御岳、乗鞍、北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、南アルプスまで全部見える。西は名古屋方面まで山並みが続く。西の秀峰は茶臼山である。下りは展望を楽しみながらのんびり下る。冬山装備のボッカトレーニングのパーティーが登ってきた。ご苦労様。下りは2本で駐車場に到着した。天候に恵まれ晩秋の山歩きを楽しめた。
冶部坂峠P 7:58 → 8:49 横岳 8:53 → 9:52 あと1km地点 10:02 → 10:27 大川入山 10:46 → 11:40 1630m付近 11:49 → 12:54 冶部坂峠P
- 大川入山から北に延びる尾根は恵那山につながる。
- 大川入山登山口は北側のあららぎ高原スキー場にもあり8年ほど前登ったことがある。紅葉を楽しむにはこちらのほうがいいかも。
- R153から5分で登山口に取り付けるアクセス抜群の山である。
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横岳への登り斜面からの大川入山 |
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横岳付近の唐松 |
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1620mピークからの南アルプス 白根三山、荒川三山は冠雪していた |
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頂上直下笹原の登山道 のびやかな笹原が続く |
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大川入山山頂から北を望む |
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笹原を下る 南に横岳への稜線がのびる |
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