説目

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2019年11月5日火曜日

恵那山に行ってきました - 水嶋会員

11月4日(月)日帰りで岐阜県中津川市の神坂峠から恵那山に登って来ました。
早朝浜松を発ちR257を恵那へ、R19で中津川へ、約4時間で神坂峠に到着した。岐阜県に入ると濃霧、放射冷却による冷え込みで神坂峠は気温3℃だった。峠の駐車場は満車で峠を少し下った路肩に駐車する。登山口から樹林の急登を5分ほど登ると隈笹の緩やかな斜面となり視界が広がる。更に5分ほどで360度の大展望1680mピークに着く。北に御岳、東に中央アルプス、南に南アルプスが広がる。分岐から鳥越峠1550mまで下る。峠から大判山手前までほとんど水平な巻き道である。楓の赤が美しい。急登を登ると大判山1696mに着く。隈笹の広がる山頂は視界良好である。コルまで一気に下る。1820mピークまで小さなアップダウンが続く。隈笹の急登を登ると1820mピークである。樹林に覆われ展望はない。次のコルに下り、小さなコブを越えると1972mピークへの登りに入る。樹林帯を緩やかに登る。標高が2000mを越えると最後の急登に入る。息を切らせて一気に150mほど登ると前宮分岐に着く。ここからほとんどアップダウンのない平らな山頂を進む。山頂まで1kmと意外に遠い。二之宮から五乃宮まで次々に通過する。立ち枯れのトウヒの間から西、東に展望が広がり快適である。2191m恵那山最高点は避難小屋の手前登山道の東にあるがぼんやりしていると気づかない。避難小屋へは下る。広場は展望なし。避難小屋から広河原からの登山道方面に少し急な登りを進む。六乃宮を過ぎ小さな登りで恵那神社奥宮に着く。恵那山山頂2190mは目前である。山頂には展望台があるが樹林に視界は良くない。山頂に胞衣山の表示があった。帰宅後調べると恵那山のエナは天照大神の降誕神話の胞衣から来ていることを知った。下りは登りルートを引き返す。視界が開け快適である。アップダウンが意外に多く、特に鳥越峠からの最後130mの登りはこたえた。1680mピークで本日最後の展望を楽しみ神坂峠に戻る。天候に恵まれ快適な山行だった。
10年前なら帰路で観光を楽しめたが体力的に厳しくなってきた。寄り道せず安全第一でまっすぐ浜松に戻った。浜松着19:10、半月がきれいだった。

神坂峠下 7:23 → 8:31 1600m付近 8:39 → 9:44 1870m付近 9:51 → 10:38 前宮分岐 10:44 → 11:03 避難小屋11:14 恵那山山頂2190m 11:16 → 12:26 1870m付近 12:34 → 13:34 1600m付近 13:43 → 14:53 神坂峠下

※神坂峠からの登りは今回のルートがメインであるが最後の登り返しがいただけない。
峠への登り途中1320m付近の林道の分岐に駐車スペースがある。ここから鳥越峠へ直接登ると最後の登り返しを避けられ距離も少し短くなる。


神坂峠1680mピークからの恵那山
同 南アルプス
同 熊笹の広がる稜線
恵那山山頂付近 立ち枯れの林
鳥越峠付近の紅葉


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