説目

立教大学理学部山の会OB会のHPです。
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2021年8月23日月曜日

2021 山小屋メンテナス報告

8/21〜22で山小屋メンテナス(草刈り、シーツ洗濯、アプローチの垂れ枝伐採、階段の固定部分補強、水源清掃 等)を実施しました。
ご参加の皆様、大変ありがとうございました。 




【参加者】中村、原田、水嶋、太田、堤、宮崎

写真アルバムはこちら

2021年8月22日日曜日

山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

7/29(木)から31(土)まで山小屋へ行ってきました。

7/29(木)曇一時晴れ 13:30山小屋着

 朝浜松を出るときは土砂降りの雨で大町の天候を心配しましたが、大町は上空に青空も見られました。残念ながら稜線は雲に隠れているものの、まずまずの天気でした。俵屋で昼食を済ませ山小屋に入りました。室温21度、湿気も心配したほどでなくカビも見られませんでした。水も勢いよく流れており快適な山小屋生活を始めました。マンホールの外し方がわからず少し手こずりました。16:45から18:30まで雨、水が濁るほどの降りではありませんでした。夕食を早めに済ませ、翌日に備え早寝しました。

7/30(金)晴時々曇のち雨

 2年ぶりに赤岩尾根から鹿島槍をピストンしました。雨を覚悟していましたが、大谷原の橋からは稜線が見えていました。久々にヘッドランプを点けて歩きました。赤岩尾根は無理をせずゆっくり登ります。高千穂平で鹿島槍南峰に雲がかかり始めました、冷乗越からは山頂が雲に隠れた立山・剣が見えます。稜線はかろうじて雲に隠れず見えています。散り始めたチングルマを楽しみながらここ何年かで一番いいペースで山頂に立つことができました。下りはさすがに疲れました。小屋で待っているコーラとフルーチェを励みになんとか歩ききりました。
山小屋4:06→5:05西俣出合5:15→6:15公園6:20→7:13白樺平7:19→8:11お花畑8:17→8:49布引岳8:55→9:34鹿島槍ヶ岳南峰9:43→10:42お花畑10:49→11:38白樺平11:45→12:29公園12:36→13:37西俣出合13:43→14:43山小屋
17:00頃から本降りの雨となり水槽の水は泥水になりました。早めに水を汲んでおいて良かった。夜になり武蔵の小屋に人が入ってきたようです。

7/31(土)晴のち曇

 山小屋を6時に出発、2時間ほどでR152杖突峠守屋山登山口に着きました。よく整備された唐松林の登山道は快適でした。守屋山山頂はガスのため残念ながら展望がありませんでしたが、ちょっとやり過ぎなくらい樹林が伐採されており晴れていれば素晴らしい景色を楽しめそうです。山小屋からの帰りまた秋に登ってみたいです。
杖突峠7:50→8:46尾根1450m付近8:51→東峰(9:10)→9:28守屋山西峰1650m9:40→10:30水呑場小屋10:35→11:04杖突峠
 杖突峠からR152を高遠へ下り、中央道伊那ICから高速に乗りました。高遠への道は走りやすく快適でした。飯田山本ICで高速を降り、R153治部坂を越えると雨でした。

<山小屋情報>
・現在のところ1階雨戸戸袋にハチの巣はありません
・購入時の箱に入れてあったガスコンロにカビが生えていたので、清掃し乾燥して箱に入れずビニール袋に入れ保管しました
・靴収納システム1号を改良版と交換しました
・1階のみ使用しましたので消毒は1階のみ行いました

 布引岳からの南峰
 7/31朝の山小屋
 守屋山山頂

2021年8月1日日曜日

【ご案内】2021山小屋修理について

本年度の山小屋修理を下記の通り執り行います。

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日時: 2021年8月21日(土)~22日(日)
幹事: 堤 岳彦

参加いただける方は、
8月15日までに下記URL申込みフォームにご入力いただくか幹事までご連絡ください。

電車でお越しの方は、信濃大町駅までお迎えにあがることも可能ですのでご相談ください。
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その他不明点、要望等がございましたら幹事宛てにご連絡ください

三ノ沢岳へ行ってきました - 水嶋会員

  7/21(水)駒ヶ岳ロープウェイを利用して、中央アルプス三ノ沢岳へ行ってきました。
 早朝浜松を発ち5:55菅の台バスセンター駐車場に到着。平日にもかかわらずバス乗り場にはすでに順番待ちの行列ができていた。乗車券(バス・ロープウエイ往復4200円)を購入し30分ほど列に並び、6:30バスに乗車。7:12標高2612千畳敷駅に到着した。
千畳敷からの宝剣岳
 天気は上々、風が気持ちいい。9:25ほとんどの登山者が駒ヶ岳へ向かうのを尻目に極楽平へ向かう。標高差200mほどを一気に登る。南アルプス越しに富士山が見える。標高2820極楽平で稜線に出る。御嶽山が目の前に大きく見える。三ノ沢岳への分岐まで10分ほど登る。三ノ沢岳に向かう登山者はまだ誰もいない。稜線を独り占めである。登山者が少ないコースなのでハイマツが茂り脛を打つ。罰ゲームのようでかなり痛い。小さなコブが多くハイマツ混じりの岩場は意外に時間がかかる。2650のコルまで下り岩稜を登り返す。所々ロープが設置してあり大きなギャップを強引に超える。2750を超えるとハイマツがようやく地面に張り付き歩きやすくなる。頂上直下のお花畑を楽しみながら山頂を東から回り込むように登ると、9:14三ノ沢岳山頂2846に到着した。登山者はまだ誰もいない。360°の大展望を独り占めである。御岳から北に乗鞍岳、槍・穂高も見える。北には木曽前岳、木曽駒ヶ岳、宝剣岳。東には主稜線越しに南アルプス、富士山。南には空木岳、南駒ヶ岳、遠く恵那山も見える。15分ほどすると登山者が2人登ってきた。ゆっくり休み景色も十分に堪能したので帰路につく。三ノ沢岳に向かう登山者は少なく分岐までで10人ほどだった。ロープウェイを使う安直な登山だったが静かな山歩きを楽しめた。11:33千畳敷到着。
 ロープウェイは毎時0分30分が定時運行だが11:39の臨時便に乗ることができ、しらび平では11:50のバスに待ち時間なしで乗車できた。わずか4時間ほどの短いコースであったが、天候に恵まれ楽しい稜線歩きを堪能できた。
三ノ沢岳
三ノ沢岳山頂 三角点
三ノ沢岳からの木曽駒ヶ岳