説目

立教大学理学部山の会OB会のHPです。
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2009年9月29日火曜日

山小屋へ行ってきました-水嶋会員

連休を利用して山小屋へ行ってきました。天候に恵まれ快適な山行を楽しみました。

9/18(金)夜7:30に浜松を発ちノンストップで山小屋へ着きました。

23:30豊科ICを降りたのは私一人、皆さん割引目当てで日付が変わるのを待っていたようです。私はいつも通り飯田から高速を使ったので料金は2050円でした。0:10山小屋着、天気は曇、気温は16度でした。

9/19(土)鹿島槍ピストン

朝のうちは快晴でしたが頂上に着く頃から大町側からの雲が稜線を越え始め、下りは高千穂平までガスの中でした。稜線は晴れて剱・立山、槍穂高から白馬までの大展望が望めました。連休初日で登山者も少なく快適でした。

<赤岩尾根登山道情報>

林道の昭和電工取水口手前とその先の河原、2カ所で崖崩れの復旧工事をしていました。斜面にコンクリートを吹き付ける大規模なものです。工期は10/19 までの予定です。工事車両に気をつけてください。西俣出合の工事用仮橋は撤去されました。赤岩尾根で破損の目立った木のハシゴの多くは金属製の階段に取り替えられました。下草もきれいに刈られ明るくなりました。高千穂平~冷乗越間で崩壊の目立った痩せ尾根もかなり補修され歩きやすくなりました。高千穂平から上では紅葉が始まっています。今年の山小屋祭は紅葉が楽しめそうです。

山小屋5:15→6:11西俣出合6:19→7:16高千穂平7:26→8:10冷乗越8:21→9:11布引山9:20→9:54鹿島槍南峰10: 15→11:28冷乗越11:37→12:13高千穂平12:23→13:26西俣出合13:33→14:22山小屋

写真は1)冷乗越からの鹿島槍、2)鹿島槍南峰からの槍ヶ岳遠望、3)赤岩尾根の新しい階段、4)林道の崩落防止工事

9/20(日)扉温泉から鉢伏山ピストン
鉢伏山は松本の南東にある1929mの低山で、その名の通り鉢を伏せたようなほっこりした山です。5月に登ってみようと思ったのですが機会を逃し、今回は再チャレンジです。
前日までの雲も消え無風快晴の最高の天気です。河原で鹿島槍をたっぷり眺めてから6:30に山小屋を発ち扉温泉に向かいます。松本から松本城内堀の北側を通る県道68号を東進し、美ヶ原方面へ向かいます。のどかな山里を30分ほど走るとようやく扉温泉への道標が現れます。途中まったく道標がないのでかなり不安になりましたが、8:02に扉温泉に無事到着しました。扉温泉は高級旅館ばかりで、期待したひなびた温泉ではありませんでした。旅館近くの駐車場は満車だったため少し離れた第1駐車場に駐車しました。
川沿いの道を進み明神館前を過ぎると登山口です。いきなり急登で驚きますが、コブを越えるとすぐ下りとなりワサビ沢に沿った緩やかな登山道に出ます。不安定な丸木橋を渡り少し進むと沢を離れ、シダの茂った谷に入ります。沢が伏流しているのかひんやりした湿った道です。大きなシダが茂りジュラシックパークのようです。登山者もなくひっそりしており恐竜が出てきそうで不気味です。しばらく進むと高巻きの道に上がり、明るいカラマツ林を進みます。15分ほどで再び沢に近づき、沢沿いの涼しい道を進むと営林署小屋(廃屋)に到着します。小屋の少し先で沢を渡ると鉢伏山への登りが始まります。カラマツの斜面をつづら折れに進む標高差400mほどの登りです。標高1550mを過ぎると下草がシダからクマザサに変わります。カラマツの明るい林を登っていくと東に美ヶ原が見え始めます。突然、立派な角の雄鹿が登山道を横切りびっくりしました。林道終点からしばらく登ると視界が急に開けクマザサの高原に出ます。ここから北アルプスの大展望が始まります。鉢伏山荘からの広い道に合流すると山頂は目前です。クマザサの中の三角点を過ぎると展望台があり、南は諏訪湖越しに八ヶ岳・富士山・南アルプス、南西から西に中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳、西から北に穂高・槍ヶ岳から白馬岳まで全部見えます。今年一番の素晴らしい展望を満喫しました。扉温泉から登ってきたのは私一人、他のハイカー達は鉢伏山荘まで車で登ってきたようです。
下りは往路を引き返します。美ヶ原を望みながらの下りは快適です。扉温泉の旅館で入浴しようと着替えまで用意していたのですが、どの旅館も高級そうで敷居が高いです。道に沿った1階のレストランではテーブル毎に給仕が付き、紳士淑女がナイフ、フォークをギコギコしています。勇気を振るって親湯明神館の玄関に足を踏み入れようとしたら、推定10cmの分厚い絨毯が敷いてありとても泥足では入れません。後ずさりして引き返しました。日帰り入浴はお預けかと、がっかりして駐車場に戻ると、目の前に「檜の湯」という日帰り温泉がありました。入浴料300円と格安で露天風呂に入れて大満足です。松本への下りは常念山脈を正面に望む絶景の道でした。

扉温泉8:12→9:18営林署小屋9:26→10:18鉢伏山山頂10:40→11:26営林署小屋11:35→12:31扉温泉 


写真は5)鉢伏山山頂、6)鉢伏山からの南アルプス・富士山、7)鉢伏山からの御岳・乗鞍岳、8)鉢伏山からの槍ヶ岳・穂高  

2009年9月27日日曜日

【訃報】 井上甚一郎会員

悲しいお知らせです。

井上甚一郎会員(45数)が、7月13日に ご逝去されたとの連絡を奥様より頂きました。

井上さん、どうか安らかにお眠りください。

ご冥福をお祈り申し上げます。

合掌

2009年9月16日水曜日

恵那山へ行ってきましたー水嶋会員

今年は金峰山キャンプを欠席して、浜松工業山岳部10月山行の下見を兼ねて恵那山へ行ってきました。
■ 9/13(日)早朝4時に浜松を発ち東名・東海環状道・中央道を乗り継ぎ中津川へ向かいます。路面はまだ濡れていますが雨は上がっています。土岐JC手前からガスの中に入りました。中津川ICからR19を東進、旧中山道に入り神坂峠に向かいます。前日の激しい降雨で路面に拳大の石がゴロゴロしています。残念ながら恵那山からの縦走路には濃いガスがかかっています。つづら折れの道を慎重に進み7時に神坂峠に着きました。駐車場が分からず峠を越え少し進んだところようやくUターンできる場所を見つけ方向転換をしたところ、ちょうど富士見台パノラマコースの登山口でした。予定とはちょと違いますがここから登り始めます。気温は10度、北西から強風が吹き付けガスが流れます。さすがに寒いので雨具を着けました。樹林を20分ほど登るとクマザサの高原状の1720mピーク・縦走路に出ます。風はますます強くなり、ガスで展望は全くありません。前途が思いやられます。ここから鳥越峠までは150mほどの下りです。当然帰りは登りとなり、今から憂鬱な気分です。鳥越峠から水平な巻き道がしばらく続きます。この頃からガスが晴れはじめました。小さなアップダウンを繰り返すと大判山1696mに到着します。恵那山のガスはとれませんがクマザサのピークは展望抜群です。大判山から小ピークを2つ越えると恵那山の稜線に取り付きます。ガスが晴れ青空が見え始めました。樹林の急登を一気に登ると前宮からの登山道分岐に到着です。ここからは樹林の中の平坦な道を進みます。ぬかるみが多く、展望もきかず少々がっかりです。30分ほどで快晴の恵那山山頂2190mに到着します。
山頂には展望台が設置されていますが、樹林に囲まれあまり展望は良くありません。ほとんどの登山者は最近開かれた広河原からの最短ルートの登山道を利用しているようです。避難小屋付近は30人ほどの登山者で賑わっていました。避難小屋裏の岩に登ると南アルプスがよく見えます。下りは往路を引き返します。神坂峠からの登山道は距離が長いため敬遠されがちですが、富士見台へ向かい明るく展望に恵まれています。この日は中央アルプスに雲がかかってしまいましたが、本来なら空木岳がよく見えるコースです。アップダウンが多く、写真を撮りながらのんびり歩いたせいか、登りと大して変わらない時間がかかってしまいました。鳥越峠からの最後の登りも思ったほど厳しくはなく、1720mピークに登ると恵那山がよく見えました。静かな山歩きを十分に堪能して登山口に戻りました。

登山口7:03 → 7:57大判山(1695m)8:06 → 9:00富士見台9:08 → 9:47恵那山山頂(2190m)10:04 → 11:00小ピーク(1895m)11:11 → 12:17鳥越峠(1550m)12:17 → 12:57登山口

■ 車で神坂峠に戻ると峠の分岐を北に20mほど入ったところに駐車場がありました。朝はガスのため見逃したようです。林道途中の大檜への分岐広場に車を停めて鳥越峠に直接登るルートをとれば少し距離を短縮できます。展望を楽しみながら静かな山道をのんびり歩くには神坂峠のルートは最適だと思います。道標も良く整備されており、良く踏まれた歩きやすい道です。
帰路は一般国道R257を使います。浜松の自宅前まで続く便利な道です。中津川からR19を恵那まで進みR257を南下します。途中、時間も早いので岩村城址に立ち寄りました。岩村は江戸時代の古い町並みの残る静かな町です。岩村城は鎌倉時代に起源をもつ古い山城で、本丸の標高は日本最高ということです。麓の歴史資料館駐車場に車を停め本丸まで歩きます。1kmほどの登りですがかなりの急登で汗をかきます。明治維新で建物は取り壊されてしまいましたが、本丸を中心に石垣が良く残っており古城ファンは必見です。本丸から恵那山がよく見えました。まずまずの天候に恵まれ楽しい山行でした。

写真は 恵那山山頂 避難小屋裏の岩から見た南アルプス 1720mピークからの富士見台 1720mピーク分岐1720mピークからの恵那山 大檜分岐からの神坂峠 岩村城址本丸の石垣 岩村城本丸からの恵那山遠望

2009年9月15日火曜日

2009.9.11-13 金峰山キャンプ - 報告

今年で3回目の理岳会主催親睦山行・金峰山キャンプが9/11-13に行われました。

参加者:古市、原田、山下、中村(ひ)、現役より松岡、国分、鈴木<敬称略>

■ 9/11(金) 原田・山下・中村の3名は半休を取り、午後に東京発。長野県川上村の廻り目平キャンプ場に夕方から夜にかけて続々と到着。連休前週の金曜日、キャンプ場はそれ程混んでいなく狙った場所にテントを張ることができた。明日の天気予報は雨....

■ 9/12(土) 雨。現役3名と山下は金峰山登頂を目指し7時頃出発。残った古市・原田・中村は近くを散歩することに。金峰山登山口から八丁平、または尾根岩パノラマコースのどちらに行くかが決まらない。テン場を出て右を行けばパノラマコース、左へ行けば八丁平。ここで100円玉でコイントスをすることに。裏?(100と表示)が出て八丁平方面へ行くこととなった。約1時間林道を歩き金峰山登山口に着きひと休み。すると雨が本降りとなりテン場に戻ることにスグに決定。テン場にてタープの下で雨を凌いでいると11時頃には強雨に。頂上に向かった山下組が心配になる。雨も弱くなり、13時に原田・中村で夕食の買出しに出発、帰り道の14時頃、頂上から戻り温泉へ向かう山下組とすれ違う。11時頃の強雨時には既に頂上を後にして森林の中まで下っていたそうだ。夕食はカレーと川上村特産のレタスのサラダ。19:30にはシュラフの中に

■ 9/13(日) 日が変わる前には雨は上がり起床時には晴れ、但し風が強い。撤収中にテントが突風で飛ばされる。8:45キャンプ場発、小淵沢の日帰り温泉へと向かう(道の駅こぶちざわ併設)。1時間の入浴後、仕事を片付けなければならず帰京する原田と別れ、残り6名は長坂IC近くの竹内山荘を訪問する。竹内山荘は鳳凰三山と甲斐駒を正面に見ることができる絶好のロケーションであった。

竹内さん、豪勢なバーベキューご馳走様でした。
参加していただいた皆様、お疲れ様でした。

写真をアップしました。左サイドバーの「山の写真」からご覧ください。

2009年9月10日木曜日

幹事会(2009/9) - 報告

日時   2009/9/5(土) 19:00~20:00
場所   ルノアール新宿小滝橋通り店
出席者   原田、山下、中村、現役(松岡、国分)

■山小屋修理報告
Ⅰ参加者:原田、水嶋、中村、松岡、堤
Ⅱ活動内容
 ①小屋周りの草刈
 ②小屋室内棚の整理
   左側にカラーボックス1ヶ、右側に収納ボックス8ヶ購入
 ③山小屋の鍵を保管する鍵の設置
   (4桁暗証番号、石油タンク裏にチェーンでぶら下げ)
 ④鹿島部落へ挨拶:自治会長宮坂幸男氏、宮坂林業宮坂和己氏
 ⑤大町市内に移住した狩野家へ挨拶(大町市東若宮町3507-17)
 ⑥水槽脇のナラの大木の追加枝払いを宮坂林業に依頼
Ⅲ未実施事項(山小屋祭り時に実施予定)
 ①水源、水槽掃除
 ②物故者銘板の整備(清掃と小石積み足し)
 ③小屋周辺の道の整備
■会計引継ぎ
Ⅰ一般会計、ゆうちょ銀行の普通口座の代表者変更はせずに、新規に開設した
Ⅱ新たに、山小屋会計(ゆうちょ銀行)と遭難対策用(三菱東京UFJ銀行国分寺支店)普通口座を開設した
Ⅲ一般会計、山小屋会計のゆうちょ銀行振替口座の代表者変更が必要
 ・10月末までに完了するように小椋君にお願いする。=>担当:ナカムラ
Ⅳ山小屋改修用振替口座を解約し、残金を山小屋会計普通預金に移動する
 ・現代表者内田宏さんに、新規ゆうちょ山小屋会計口座に振替実施をお願いする。=>担当:ナカムラ
Ⅴ三菱、三井の普通口座は解約する。残金は一般会計普通口座に移動。但し、三井口座は中部電力の自動引落しの口座変更手続き後に解約する。
■親睦山行
Ⅰ金峰山キャンプ 9/11-9/13 (9/11 夜発) 担当:山下会員
 ①参加連絡は古市先生のみ。
 ②現役は3~5名参加予定
 ③山下車:半休が取れれば16:00、取れなければ20:00 練馬駅集合(古市先生同乗)
 ④原田車:15:00~17:00用賀駅集合
 ⑤中村車:新宿14:00 or 高尾15:00 集合
 ⑥現役より借用するもの:テント2張、コッヘル、ガスバーナーヘッド
 ⑦11日夜、12日朝・昼・行動食は各自用意する
Ⅱ帰りに竹内山荘でバーベキュー(希望者のみ参加)
■山小屋祭り 10/10-12 担当:水嶋会員
・現役はMax8名参加予定。
・10日発可能は中村車、原田車(11日帰京)
・12日帰京は中村車のみ、他の参加者の車を利用できないか検討する
・永眠会員ご家族への案内=>担当:ナカムラ
■菊池永眠会員 追悼山行
・上間会員よりナカムラ宛に、理岳会として実施するとの連絡。(高田先生、上間さんは参加)
・高尾山、10/18(日)に実施する。翌週10/25(日)を予備日とする。集合時間:高尾山口駅11:00
・山小屋祭り、追悼山行の案内をナカムラがドラフトし、返信ハガキを同封し発送する。返信ハガキ宛先はナカムラ、9/15までには発送すること。
■次回連絡通信 11月初旬に発行
・金峰山キャンプ報告
・山小屋祭り報告
・追悼山行報告:上間さんまたは高田先生にお願いする。
・赤木沢報告:大河さんにお願いする。
・2009年度会費請求(ナカムラが準備)
・納会案内
・山小屋の鍵の管理方法変更の案内
■現役報告
・夏合宿: 9/1入山、9/4下山 =>反省会を古谷監督と共に実施すること
■次回、幹事会 11/14

2009年9月1日火曜日

蓮華温泉・山小屋修理 - 水嶋会員

■ 8/26(水)朝5時に浜松を発ち、のんびりと蓮華温泉へ向かいました。飯田までは晴れていましたが、松本平から北は雲が多く残念ながら山は見えませんでした。大町で弁当を買い、蓮華温泉への林道途中の白池湖畔でお昼を食べました。トンボが沢山いて、水草にさかんに産卵していました。水辺にはミツガシワが多く7月頃は花がきれいだと思います。12時過ぎに蓮華温泉駐車場に到着、徒歩15分のテン場に向かいます。8月末の平日でテント泊は2張りだけでした。テント設営後、露天風呂に出かけました。小屋で受付の手続きをしましたがテントに付けるタグもなく、ひどくおおざっぱな感じでした。料金は幕営料300円/日と格安です。入浴料は露天風呂が500円内風呂は800円です。露天風呂は自己申告制で黙って入ってもチェックされそうもありませんでした。露天風呂は小屋から15分ほど登ったところにあります。道の途中にも三国の湯、黄金の湯がありますが、道の脇にいきなり湯船が掘られていて入るのにはちょっと勇気が必要です。仙気の湯・薬師の湯は一番高いところにあり雪倉岳の眺めが素晴らしい開放的な露天風呂です。ここも脱衣場がなく、広場でいきなり裸になって入浴します。当然混浴ですがおじいさんしか入っていませんでした。時間が早かったせいか空いおり、ゆったりと温泉を楽しみました。私が出た後で10人以上の登山者が入ってきました。

8/27(木)テン場から白馬岳を往復しました。距離は少々長いものの快適な稜線散歩を楽しみました。蓮華小屋から白馬大池への登りは標高差900mほどの登りです。天狗の庭から先は展望も開け快調に登れました。稜線は時折ガスがかかるあいにくの天気で展望は今ひとつでした。雷鳥坂の登りで雷鳥の親子に遭遇しました。雛はかなり大きくなっていました。稜線にも登山者が少なく、とても静かです。小蓮華山を越えて緩やかな稜線をのんびりと歩きます。高山植物は終わりかけでしたが、三国境から白馬岳への砂礫地で久しぶりにコマクサを見かけました。白馬岳山頂はガスの中でした。登山者は私一人でした。下りも稜線にはガスがかかっていましたが、2700mから下はガスを抜けて雲海を望むことができました。テン場に着く前に昨日下見をしておいた黄金の湯に入りました。下山してすぐ温泉に入れるとは贅沢な山行です。
4:45テン場発 → 9:25白馬岳山頂9:38 → 13:59黄金の湯14:18 → 14:32テン場着

8/28(金)テン場から花園三角点まで散策しました。前日の疲れが残っていたのか寝坊してしまいました。明るくなってからテン場を出発しました。瀬戸川の橋まで400mほどの下りです。帰りの登りを考えると気が重くなるルートです。テン場から木道の整備された緩やかな下り坂を進みます。30分ほどで兵馬の平に着きます。小さな湿原ですが朝日岳が見える明るいです。兵馬の平から瀬戸川の橋までの下りはかなり急で滑りやすい道です。橋から白高地沢の渡渉点までは緩やかな巻き道です。池塘・沢が多くぬかるむ道ですが、木道が整備され歩きやすくなりました。渡渉点には仮設の橋が架かっています。渡渉点からカモシカ坂を登ります。急登を上り詰めると、急に展望が開け花園三角点への木道に出ます。雪倉岳・小蓮華山がよく見える快適な高原です。花園三角点には8時半に到着しました。地図から判断して山頂まではあと2時間 往復4時間といったところでしょう。テン場へ戻るのが16時を過ぎてしまいそうなので、無理をせず引き返すことにしました。眺めのいい三角点付近の高層湿原で行動食を食べのんびりしました。登山者もほとんどなくとても静かでした。往路を引き返し、テン場への登りもなんとか登り切って、昼頃テン場に戻りました。
5:20テン場発 → 8:30花園三角点8:51 → 12:01テン場着

大町へ向かう途中、小谷道の駅・深山の湯で入浴しお昼を食べました。鉄分が多い赤褐色のお湯でした。昼食の天ざるそばもそば湯の付きのおいしいお蕎麦でした。山小屋には午後5時過ぎに到着しました。中村久志さん原田さん現役の松岡さん堤君の4名は夜8時過ぎに山小屋に到着しました。

8/29(土)午前中山小屋で作業(棚の整理・草刈り)をしました。草刈りの間だけ雨が止むという絶妙の天気でした。
夕方、西川さんほか3名が到着しました。8名でにぎやかに夕食をいただきました。

8/30(日)東京へ帰る中村久志さん原田さん、合宿に出発する松岡さん、小谷温泉へ向かう西川さんたちを見送ってからゆっくりと山小屋を出発しました。国営あづみ野公園(大町・松川)(入園料400円豊科地区あづみ野公園と共通券)が開園したので立ち寄りました。林の中の空中回廊が公園の目玉ですが、お金を掛けた割りにはいまひとつでした。展示も独りよがりな印象を受けました。道標が分かり難いのも感心しません。雨もあがったので西山城址の駐車場に車を停め、青木湖まで仁科三湖をまわりのんびりとポダリングを楽しみました。曇天で山は見られませんでしたが、道もすいていて快適なサイクリングでした。大町昭和軒でカツ重を食べて駐車場に戻りました。
10:42西山城址駐車場 → 11:50青木湖 → 12:27昭和軒12:51 → 13:11西山城址駐車場(走行47km)
帰り道もすいており午後6時過ぎに浜松に到着しました。5日間のたのしい夏休みでした。