20022年 生物理学卒 中野璃奈
【登山隊メンバー】
理岳会:近藤沙樹、中野璃奈
現役: 網田義樹、宮内勇人
理岳会:近藤沙樹、中野璃奈
現役: 網田義樹、宮内勇人
10/16、5:00富士見平小屋から金峰山へ向けての登山を開始した。予定の時間より1時間遅れでのスタートとなったが、辺りはまだ暗く月明かりとヘッドライトを頼りに歩みを進めることとなった。
5:50頃、大日小屋に到着。サブザック行動のおかげもあり20分巻きのスピードとなっていた。その後、大日岩手前では本ルートの鎖場3つのうち2つに辿り着いた。どちらもかなりの急斜面で踏み場が少なかったが、難なくクリアしていった。また、2つ目の鎖場では別世界のような雲と山のコントラストが素晴らしい景色を拝むことができた。程なくして大日岩が見え、その壮大さにはあっけに取られた。
7:40頃砂払ノ頭に到着。稜線に出るとそこから見える山々の景色は素晴らしく、一方でそこからの日差しは眩しくサングラスが欲しくなった。その後、最後の鎖場にやってきた。本コースの3つの鎖場は程よい間隔でコースに点在していた為、登山中は終始飽きが来なかった。
稜線に出てからはいくつもの岩を越え、所々ディズニーにあるビッグサンダーマウンテンを思わせる岩を写真に収めたり、富士山を拝んだりと景色には飽きない満足のいく登山となった。
途中やや難しい岩場があり先頭で私が戸惑っていると沙樹さんがフォローをくれ、無事通過することができた。
8:50頃、無事に五丈岩に到着。そこから少し行くと岩の重なる頂上に辿り着いた。そこからはサブザックを置いて岩遊びを堪能した。その後頂上で30分の昼休憩とし、のんびりと過ごした。この辺りから徐々に晴れていた景色に雲やガスが覆い始めた。
昼休憩後、下山へと向かう。来た道も逆から歩くとまた違ったコースの様に思えた。鎖場の滑りやすいところや岩に注意を払いつつ、アクティブに楽しみながら下山した。大日岩では時間に余裕があったこともあり、沙樹さんを先頭に岩登りに向かった。かなりの急斜面で私は足がすくんでしまい途中で諦めたが、残りの3名は無理のない範囲で登ることができたようであった。
13:35頃、富士見平小屋に到着。テントや荷物を回収し、鹿も写真に収めることができた。そこから40分ほどのフルザック行動の末、無事に下山となった。
その後、みずがき山荘にて村岡さんと合流し、増富の湯へと向かった。温泉では渡邉さんと合流。
その後、韮崎駅にて今回の参加者7名全員が集合し中村さんからの支援を活用し現役との交流をしながらの夕飯となった。
本山行では天気にも大変恵まれ登山日和となった。また、鎖場や岩場といった終始飽きのこないコースで登山中は皆疲れる様子も無く、登山を堪能することができた。また、現役の2名は合宿が2回目ということもあり、今回のような山は初の経験とのことだった。交流と継承の両点を行うことができ大変良い機会になったと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿