説目

立教大学理学部山の会OB会のHPです。
会員・現役の皆様への連絡事項を更新します。
管理人:理岳会編集担当
お問い合わせ... rigakukai@gmail.com



2024年10月7日月曜日

【ご案内】赤城山 親睦山行(延期・日程決定)

延期となっていました日程が下記の通り決まりました。
参加希望の方は改めてお申し込みください。

現役主催の親睦山行が下記のとおり開催されます。
  • 日程:  11月4日(月・祝)
  • 行き先: 赤城山
  • 集合場所:あかぎ広場 駐車場
  • 集合時間:9:50

※日帰り山行となります。
※電車利用の場合、
上野6:26発 高崎線 8:15高崎着
高崎8:18発 両毛線 8:33前橋着
前橋駅 8:45 関越交通バス あかぎ広場前9:50着

参加ご希望の方は、下記URLよりお申込みください。
https://forms.gle/z6zccmyrTLEigf8w8

理岳会窓口:村岡 徹

 

2024年9月28日土曜日

【訃報】古市進顧問ご逝去のお知らせ

理岳会会員各位

古市進顧問が、本日令和6年9月28日早朝にご逝去されました。
心より哀悼の意を表しますとともに、謹んでお知らせいたします。
なお、通夜・葬儀は下記の通り執り行なわれます。

通夜    令和6年10月2日(水) 午後18時より
葬儀告別式 令和6年10月3日(木) 午前11時30分より
場所    シティホールひばりヶ丘
 住所    東京都西東京市ひばりが丘1-6-1
 電話番号  042-438-1194
 最寄駅   西武池袋線ひばりヶ丘駅南口より徒歩4分


合掌

2024年9月3日火曜日

連絡通信 No.151 が発行されました

 【連絡通信】

1. 2024年度 理岳会総会議事録
2. 2024年度 理岳会総会報告
3. 山小屋借地料更新に関する寄付の募集
4. 谷川雪上訓練報告
5. 合同水源清掃報告
6. 山小屋に行ってきました
7. 山小屋修理報告
8. 白馬大池山行@2024山小屋修理

下記URLからご覧いただけます。
https://drive.google.com/file/d/1FMV0nqTmxRlcKwfeiJRnKu8__hkEDOm9/view?usp=sharing
連絡通信pdfファイルはパスワードで保護されています。

2024年9月1日日曜日

2024年度 理岳会総会報告

2018年 物理卒 村岡 徹

 6/9(日)に 2024年度 理岳会総会が開催されました。

 立教大学ウイリアムズホールでの対面およびオンラインによるハイブリッド形式の総会に会員9名、山の会6名が参加し、昨年度の活動報告・今年度の活動計画等が審
議され全て承認されました。

<出席者> 中村久志、原田和正、古谷潤、宮崎慎也、村岡徹、渡邊隆靖
(オンライン参加)水嶋一郎、広瀬雅哉、古谷一隆

<現役> 高木夕、近喰紳之祐、齋藤善一郎、北條広大、近内和樹、今村侑人

 現役報告では、新歓で6名が入会したとのこと。うち2人が留学生とのことで、最近の山の会の活動が幅広くなってきたこともあり、多様な活動が期待されます。

 総会終了後は2次会まで少し時間が空いたので、新しく獲得したという現役の部室を実際に見せてもらうことに。角部屋の好立地で、ロッカーにしまってあったものを全部移動させてきたらしく、懐かしいものや「こんなものあったんだ!」と思うようなものまで並べ広げられていました。

左:総会現地会場の様子
右:現役の部室

2次回は池袋西口の銀座ライオン
長居となりましたが話にも花が咲きいい交流ができました。

欠席された会員よりお知らせいただきました近況報告です。(順不同)

・北島祐哉会員
大会引率のためすみません。
・山下洋史会員
今回は用事があるので、残念ながら欠席します。メールアドレスをgmailに変更お願いします。
・近藤沙樹会員
ボランティアとかぶってしまいました。参加できず残念ですが、村岡さんに委任させていただきます。よろしくお願いいたします。 
・中野璃奈会員
今年の2月に結婚をいたしました。
・小椋慶会員
最近全く活動に参加出来ず申し訳ありません。
会費は別途まとめてお支払いします。
・堤岳彦会員
今だ事故の怪我は癒えず、静養の日々です。腰と左足の痺れはありますが、徐々に改善されている感じです。本総会は会長に委任いたします。よろしくお願いいたします。
・湯浅亮彦会員
カルガモの生まれたばかりのひなを見つけながらウォーキングしています。
・太田克矢会員
都合が合わず欠席します。
・井上幹夫会員
北八つの白駒の池に先週行きました。苔が素晴らしいです。
・古市進顧問
色々病院通いで、弱点は様々ありますが、全般な体力は著実にじわりじわりと低下するのを感じる日々です。

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白馬大池山行@2024山小屋修理

2021年社会学部卒 渡邉隆靖

 山小屋修理に合わせ、宮崎さん、村岡さん、北島さん、渡邉の4名で白馬大池まで行ってきた。程よい行程、程よい天気、程よい温泉と、学生時代の勢いが失われて久しい我々にとっては、まさに「ちょうどいい」山行であった。

8月15日(木)
 20:00過ぎ、仕事終わりの宮崎さんに橋本駅(中村さん、村岡さん)と八王子駅(渡邉)にて拾ってもらい、山小屋へ向かう。下りはそれほどの混雑も見られず、21:45双葉SAにて休憩、22:55安曇野IC、23:30西友で翌日の朝食や行動食を買い、0:05山小屋着。水嶋さん、太田さん、北島さんが先着しており、ひとまず乾杯。山行に備えるため、2本目、3本目と開けたい欲求を抑え、1:00頃就寝。

8月16日(金)
 6:00起床。各自で朝食を済ませ、7:00山小屋出発。台風により荒天となった関東とは異なり、多少雲やガスは出ているものの、降雨はなし。7:40栂池ロープウェイ下の駐車場に到着。宮崎さんの株主優待でゴンドラリフトとロープウェイをお得に利用し、8:40自然公園駅から登山開始。
 標高1850mほど、ヤナギラン、オオハナウド等の花々に、いかにも高山に来たという気分になる。が、いかんせん湿度が高く、直射日光こそないものの、すぐに汗がにじみ出てくる。加えて(毎度のことながら)、日頃の運動不足である。学生時代の体力・筋力貯金をいよいよ使い切ったかと嫌でも実感が湧いてくる。意外と急かつ滑りやすい道を登り切ると、木道と「日本庭園のような(by水嶋さん)」湿原が見えてきた。
 9:45標高2202m天狗原到着、いつまでも眺めていたくなる静かな空間である。10分ほどピッチを取り、先頭を交代して(宮崎→渡邉)登山再開。木道もそこそこに、ゴロゴロとした岩の急登に出る。下りはアスレチック感覚でピョンピョンと行けそうな岩場も、登りはしんどいのが常である。息を切らして登っていると、後ろからかつての鉄板ネタであった村岡さん、北島さんによるギャグの応酬が聞こえてくる。ただし現役時代と異なり、全員参加型であるらしい。恐怖である。
 岩場を登り終えると、なだらかな道に出る。10:45標高2469m白馬乗鞍岳登頂。ピッチを取りながら「雨全然平気だったね」、「2時間で山頂か」、「このくらいの方が余裕があっていいわ」といった会話が繰り広げられる。先頭を交代(渡邉→村岡)し再開。
 山頂から少し下ると、視界に突如、白馬大池と赤色が目立つ大池山荘が飛び込んできた。
標高2300m超の高山にこれほど大きな池が広がっているというのは、なかなかに幻想的である。感傷に浸りながら進んでいたところ、いつの間にかギャグを言う順番が自分に回ってきていたらしく、無い頭を絞る羽目になる。「せっかく登ったのに、池まで結構下るね」との振りに対し一言、「そうですね。罪深い、イケない道ですね」、「・・・」。白馬大池に飛び込みたくなった。
 11:25標高2378m大池山荘到着、池のほとりでしばし休憩。
サンショウウオこそ見られなかったものの、穏やかな風と景色に心が浄化されるようである。岩に腰掛け、ぼんやり池を眺めながらのんびり過ごす。その後山荘を軽く物色し、20分ほどして下山開始。
 白馬乗鞍岳まで25分程で登った後は、相変わらずのペースでグングン下る。当初の計画より1時間半ほど巻いて、13:40登山口の栂池山荘に到着。せっかくだからと自然園を散策し、高山植物を観察する。また各々土産物屋に入ったり、売店でアイスを買ったりする。「あっちでソフトクリーム売ってるじゃん」、「あー、いいっすね」、「・・・」。やはり白馬大池で頭を冷やすべきであったかもしれない。
 14:40発のロープウェイに乗り、15:20駐車場到着。ロープウェイの待ち時間に見付けた、「みみずくの湯」という日帰り温泉に向かう。大人600円。キャンプ場に併設された、比較的小さい施設であったが、泉質(強アルカリ温泉)、温度、雰囲気どれをとってもまた行きたくなる温泉であった。いつもの習慣で大町の西友で飲み物等の買い出しを行い、山小屋に帰還。なんと草刈りが完了していた。
 夕飯は水嶋シェフによる鶏ちゃん、豚汁、サラダの米泥棒メニュー。ビール、チューハイ(北島さん提供)、日本酒(宮崎さん提供)、ウイスキー(中村さん提供)等と共に、大変美味しく頂きました。体力の有り余る現役もいないため、22:00過ぎにはお開きに。

8月17日(土)
 山小屋修理作業日、詳細は太田さんの記事を参照。
 なお、夕飯は太田さんの畑で穫れたタマネギやジャガイモをたっぷり使ったポトフ、山小屋麻婆豆腐(厚揚げとひき肉の炒め物)、ナスのポン酢炒め(水嶋さん作)あん肝ポン酢(渡邉提供)。また冷蔵庫の不調により飲料が冷え切らないという悪夢に見舞われたが、北島さんの車内用冷蔵庫の登場により、何とか事なきを得た。

8月18日(日)
 5:00起床。朝食、片付け、掃除を済ませ、お盆休み最終日の渋滞を避けるべく、宮崎車は6:30に山小屋を出発。順調に進み、10:00前に八王子ICを降りることができた。
 
 皆さま今回もありがとうございました!!

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2024年8月31日土曜日

2024 山小屋修理 報告

1990年化学科卒 太田克矢

 8/15(木) ~ 18(日)で山小屋修理を実施しました。
ご参加くださった皆様、お力添えを有難うございました。

【参加者(敬称略)】
中村久志、原田、水嶋、太田、北島、宮崎慎也、村岡、渡邉



【作業内容】
  • 草刈り
  • 布団乾燥
  • シーツの洗濯、乾燥
  • 水源清掃
  • ハンギングバー(ハンガーパイプ)の取付
  • 小屋の敷地進入路面の泥濘(ぬかるみ)対処
  • 木製ラウンド丸椅子(1940年製)の修理(座面離脱) 
  • 送水ホース水漏れ(小屋側)修理(パッキンゴム交換のみ)
  • 虫よけ燻蒸(退去時)
【備品購入】
  • ふとん乾燥機(1台)
  • 六角軸電ドルミニポンプ
  • 水源のプール栓用六角ナット
【寄贈品(寄贈者)】
  • 電気ホットプレート(中村)
  • バッテリー充電器・コードリール(中村)
【今後の検討課題】
  • ふとん乾燥機用の袋
  • 冷凍冷蔵庫(1995年9月購入)の冷蔵室が8℃までしか冷えない(SR-11NJ:幅476 奥行503高さ1134mm, この高さで限界,80+26L)投稿時の代替候補品:アイリスオーヤマIRJD-9A(幅47.2 奥行45.0高さ86.0cm,93L)
  • 水源排水管の腐食問題
8/15(木)
 台風7号の関東への接近で移動が懸念されたこともあり、昼には水島先輩(幹事)が最初に到着し、23時頃までには計7名が小屋入りした。前日まで、水源からの送水が停止しているとの情報があったが、水は流れており小屋前の水槽は満水状態であった。ただし、送水量の速度は例年より明らかに遅く、20~30%程度の様に思えた。原因として水源から水槽までのホース内にエアや砂の混入などが考えられた。情報を到着したメンバーで共有しつつ、各々就寝。

8/16(金)
 心配された台風は東に経路がずれ、曇り時々晴れという具合であった。若者4名(北島、宮崎、村岡、渡邉)は白馬大池にトレッキングに出発した。小屋に居残った中村先輩、水嶋先輩、太田の3人の爺さん’S(以下、G3)は、翌日の修理に先立ち、小屋周りの草刈りを行った。この他、「1F収納BOX(東側)前の天板にハンガーを吊るせる箇所が欲しい」という私のリクエストがあった。このため、G3で猛烈な検証を行い、部材をバラで購入・設置した(中村さんのポール利用案を採用)。とてもいい仕上がりであった♪(アルバム写真参照)。ただし、若者にはすぐに気が付いてもらえなかった(笑)。まあ、目障りにならないいい位置に設置できたためと推察しよう。夕食は水島先輩が調理と音頭をとってくださりとても美味しかった。酒も加わり楽しい晩餐であった。

8/17(土)
 8時過ぎから原田先輩も来てくださり、水源の清掃に7名で向かった。水源でプールされている水を抜いたが土砂は例年よりも少なかった。若者4名を中心に土砂を除去後、再び満水にし、小屋前の水槽で待機している中村先輩に電話で確認したが、送水量の速度に改善は見られなかった。なお、当初に計画していた水源でのドリルポンプによる流水量改善の試行は行わなかった(水源水圧の方がポンプ圧より高そうであったため)。また、水源の排水管が著しく腐食して末端が円形となっておらず、木栓で塞いでも相当量の水漏れがあった。この他、布団の乾燥やシーツの洗濯・乾燥、椅子の修理などを行った。中でも敷地進入路面のぬかるみ部分は、若者らの提案でレンガを埋設する対処を行った。いずれも彼らの活躍は大きく頼もしかった。
 夕食も渡邉くんが中心となって調理してくれ、私の家庭菜園で持て余していた野菜(ジャガイモ16、玉ねぎ8、ミニトマト50個位)を奇麗に使ってくれた。ポトフの味がとても素敵だった。この夜も宮崎くんが差し入れてくれた日本酒をはじめ、お酒も楽しませていただいた。あっ、日本酒は前日だったかも(笑)。ボランティア活動でこの夜に先に小屋を出た北島くんの電動冷蔵クーラーボックスもとても便利だった。ビールは冷たいに限る♪
8/18(日)
 お盆終わりの渋滞を避けるため若者3名は先に小屋を発った。この際も出発前に小屋内の片づけをさっさとしてくれた。黙々と作業をする村岡くんをはじめ、皆さんのテキパキさに感心させられた。彼らの日常の活躍を期待しつつ見送った後、G3で小屋を戸締りしバルサンを仕掛けたのち帰路についた。

 私も57歳、小屋も57歳、どちらも修理が必要だが、皆さんと過ごせたことが私の心の修理になっています。ありがとうございました。

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谷川岳雪上訓練報告

2017年 物理学科卒 江藤 開

 5月3日〜5月5日に谷川岳雪上訓練に参加してきました。
しばらく途切れていた伝統行事でしたが、現役の希望のもとで数年ぶりの開催となりました。

【参加者(敬称略・順不同)】
現役:   近喰、齋藤、北條
理岳会会員:原田、江藤

5月3日(金)晴れ
 世間はGWであるが、個人的には土日に仕事が入るかどうかというところだったので、参加できるかは直前まで確定せずご迷惑をおかけした。
 日中の仕事を終わらせ、出先のコインロッカーにデポした荷物を持って土合に向かう。高崎まで新幹線で移動し、駅そばを吸い込んで上越線に乗り換えると、ちょうど終電で土合入りする予定の現役と合流できた。残念ながら参加予定だった高木さんは体調不良でお休みとのことだった。
 私が現役時代よりずっと新しくなった電車に揺られることしばらく、今の現役にとっては初めての土合の地下ホームに着く。最近地下ホーム事務室で熟成されているという地ビールを横目に486段登る。地上までの階段を登り切ったところで、既に車で到着していた原田さんが待っていてくださった。
 ところで土合の駅だが、待合室は駅カフェに、駅前にはグランピング施設と、様変わりしていて驚いた。どうやらコロナ禍明けに整備されたようである。
こうして参加者が全員そろったところでこの日は休み、明日からの行動に備えた。

5月4日(土)晴れ
 事前の情報によると、例年に比べてかなり雪が少なく、稜線上はほとんど雪が融けているとのことであった。はたして雪上訓練をするだけの雪が残っているのか、沢は増水していないのかという不安を抱えての出発であった。6時半頃土合駅を出る。
 幸い、沢の水量はそこまで多くなく、登山靴のまま渡ることができた。天気も良好で、歩いていると汗ばむくらいである。緑が大変美しい。しかしながら、進めど進めど雪が見当たらない。自分が大学1年生の時の雪訓が吹雪いて寒かったことを思い出すと、この雪の無さは驚きである。結局残雪を踏むことのないまま巡視小屋まで到着した。
 雪が残っていないため、地面に直接テントを設営し、荷造りをしてから雪訓に向かう。だが、茂倉沢はごうごうと水が流れているのが見え、とてもではないが歩いていけない。この時点で嫌な予感はしていたが、一縷の望みをかけて夏道を旧道に向けて登り始める。さすがにここまで登って来れば所々雪は残っているものの、茂倉沢出合までたどり着いて唖然とした。あまりにも雪渓が薄く、これ以上進むことは無理であった。しかたがないので、旧道の脇に残った雪の斜面を使って、こじんまりと雪訓をやることにした。
 現役のうち、北條君は1月の天狗岳に一緒に行っていたので、雪山経験があった。今の現役には、少しずつスキルアップして、より難易度の高い登山に挑戦したいという気持ちがある。まずは基本からキックステップ・トラバース・ピッケルワークなどを練習していく。小さな斜面なのですぐにぐずぐずになってしまったが、お昼過ぎまで雪と戯れた。
 昼食は行動食の心づもりであったが、現役はちゃっかりバーナーとコッヘルを持参してきており、お湯を沸かしてインスタント食を作っていた。何というか、ガッツを感じた。
 午後は雪渓上で使えるザイルワークを学び、確保と制動を練習した。あまり距離がないので迫力は出ない。一応ひととおり内容はこなしたが、全体的には物足りなさを禁じ得ない。今後雪上訓練を開催するとしたら、時期を早めるか、場所を変えるかを考えなければならないかもしれない。
 野営地まで戻ると、原田さんの冷やしてくださっていたビールを飲みつつ、夕食前のおやつタイムとなった。私は治一郎のバウムクーヘンを持参した。本当はホールケーキでも持たせてあげようかとも考えたが、現役の人数も少ないし、気温も高く痛みそうなので自重した。近喰君はビンでウィスキーを持ってきており、ふんだんにふるまってくれた。齋藤君は料理風景の撮影に余念がない。しばしとりとめもない話しつつ、晩飯までゆっくりとした。
 晩飯は現役お手製の野菜たっぷりの鶏鍋だった。山にきて野菜と肉が摂れるとやはりうれしい。大変美味しくいただいた。最近の現役は、米は飯盒炊飯ではなくもっぱらアルファ米ということで驚いたが、現代の技術もあって、違和感はなかった。

5月3日(日)晴れ
 朝食は今も変わらぬマルタイの棒ラーメンで昨日の残りを平らげた。
さて、本来の予定であれば山頂を目指すところだが、雪もなく目的を失ったので、午前中は周辺の地形を使ってロープワークにいそしむこととなった。原田さんは関越が混む前にということで、朝一で出発された。
 残ったメンバーで、まず基本的な懸垂下降とプルージックを使った登り返しの練習をしたり、木を登る為のロープシステムを考えながら遊んだりして過ごす。
昼前には撤収を済ませ、いよいよ帰路につくことになる。しかしここで一つ誤算があった。土合駅12:42発の電車に乗るつもりでいたのだが、マチガ沢を超えたあたりで、どうも間に合わなさそうだ、という声が聞こえてきた。今思えばバスという手段も考えられたのだが、若者に囲まれて私も若くなった気になっていた。次の電車が3時間後となるのは嫌だということで、気がつけば全員で走っていた。果たして、土合駅まで駆け上がり、無事目当ての電車に乗ることができた。一生懸命走った後の最高の笑顔は是非写真でご覧に入れたい。
 その後だが、せっかく時間を巻くことができたので、現役には温泉でゆっくり疲れをとることを勧め、水上で別れた。こうして過去一番雪がない(?)雪上訓練が幕を閉じた。
残念ながら形だけの雪訓とはなったが、情勢により途切れていた伝統とノウハウの伝承が少しずつ行われるようになったことは喜ばしい事だと思う。現役世代からも山への意欲の高さが感じられ、我々OBとしてもそれに応えていきたいところである。

 最近、現役では沢登りなどをしたいという気持ちもあるようである。監督でありながら情けないことに、私にはその手のスキルがないので、ぜひ専門性の高い諸先輩方にもお力添えいただけると幸いです。

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