説目

立教大学理学部山の会OB会のHPです。
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2023年8月28日月曜日

2023 山小屋修理(+唐松岳登山)

2021年社会学部卒 渡邉隆靖

 8月17日から20日にかけて、山小屋修理に参加してきた。17日の夜に山小屋に入り、18日は登山へ、19日に草刈り及び山小屋のメンテナンスを行い、20日に帰宅。少数精鋭での実施となったが、普段の山小屋イベントとは違うことにチャレンジ(一部暴挙を含む)するなど、充実した山小屋修理となった。
【参加者(敬省略)】
水嶋、宮崎、渡邉、(原田)
【作業内容】
・草刈り
・カビ対策(玄関壁・天井にカビキラー塗布、居住部分の壁・天井に逆性石けん(オスバン)塗布)
・布団乾燥
・シーツ洗濯、乾燥
・バルサン燻蒸(山小屋退出時)
※水源清掃は実施できず

8月17日(木)
 20:30八王子駅集合、宮崎さんの車で大町に向かう。もともとは金曜日の夜に出発する予定であったが、2人とも18日は休暇を取っていたことがこの数日前に判明したため、急遽18日に唐松岳に登ることが決まり、このような日程となった。渋滞知らずでいつになく順調に進み、西友で買い物をした後、日付が変わる前に山小屋に到着。
 先に小屋入りしていた水嶋さんが迎えてくださり、早速ビールで乾杯。サラダや野沢菜を軽くつまみつつ、明日明後日の予定を確認。1:00頃就寝。

8月18日(金)
 5:00起床、各自朝食をとり、6:00前に小屋を出発。途中で白馬乗鞍岳・白馬大池に向かう水嶋さんと別れ、登山口となる八方尾根スキー場へ。ゴンドラのチケット売り場に着くと、平日とはいえ既に行列ができていた。「割引券あったんだけど、スキーで使い切っちゃったんだよなあ」などと話をしながら並んでいたが、すると後ろに並んでいた方が話しかけてきて、なんと同様の割引券を持っているとのこと。5人まで有効ということで、ありがたいことに一緒に使わせてもらうことができた。
 7:20ゴンドラで出発。麓は明るいが、標高が上がるにつれガスが濃くなっていき、否が応にも昨年度の大遠見山行が思い出される。しかしリフトを2回乗り換え、八方池山荘に到着する頃には、青空が見える程度に雲が薄くなっていた。出発前に水嶋さんが「雨雲は私が引き寄せておくから」などと話していたが、これはもしかするのではと期待が高まる。
 7:55山荘発。なかなかのハイペースで木道を進み、30分ほどで八方池(第3ケルン)到着。だが空は怪しい。ピッチもそこそこに登り始めると、とうとう雨が降り出してしまった。「そうか、またなのか」と諦めて雨具を着るが、例のジンクスは健在のようで、今回は5分もせずに降り止んだ。徐々に雲が晴れ白馬連峰が現れる一方、反対側の大遠見方面はすっかり雲の中である。野イチゴゾーンを抜け、扇雪渓を横目に見つつ、9:30丸山ケルン到着。すっかり青空優勢である。
 だんだんと暑さが増す中、意外と急な登りを経て10:20唐松岳頂上山荘(分岐)、そして10:40唐松岳山頂に到着。素晴らしい眺望である。20分ほど達成感に浸り、渡邉に先頭を交代し、下山開始。
 頂上からすぐの唐松岳頂上山荘を覗く。今年は水不足だそう。宮崎さんは山バッジを買った模様、今後集めるらしい。そこからは集中しながらぐんぐん下っていき、1時間ほどで丸山ケルン到着。その後八方池のそばでピッチを挟みつつ、予定より2時間半巻きの13:00八方池山荘到着。山荘横の売店のソフトクリームに釣られる。山で食べるアイスはとても美味しかった。
 下山し14:00駐車場着、せっかくならと周辺の日帰り温泉を探し、「倉下の湯」というところへ。600円+貴重品ロッカー代100円也。営業中なのかやや不安になる外観であったが、露天風呂と2階のノスタルジックな休憩所が最高であった。
 温泉で水嶋さんと合流し、西友に買い出しへ。せっかくの少人数なので普段できない料理をと、道中メニューについて宮崎さんと話し合う。ニジマスの塩焼き、粉もの、焼きそばなどの案を差し置いて選ばれたのは「二郎風ラーメン」であった。水嶋さんに「お任せします」と言っていただいたとはいえ、思い返すと完全に暴挙である。登山疲れでハイになっていたとしか考えられないが、この時はそれしかあり得ないとさえ思っていた。ラーメンの口とはさも恐ろしく、何分ご容赦いただきたい。
 もやし3袋、カットキャベツ1袋、豚バラブロック400g、煮卵、こってり醤油ラーメン(生麺タイプ)、ニンニクチューブなどを購入し、小屋に戻るとすぐに調理開始。レンジでチャーシューを作ったことで、レンジ内のにおいが凄いことになってしまったが(後で水嶋さんがきれいに掃除してくださいました)、二郎風ラーメン(麺はひとり1.3人前)、焼き餃子、チンなす(レンチンしたなすにポン酢とかつお節をかけたもの)が無事完成。ラーメンどんぶりが初めて?本来の役割を果たした瞬間である。
 見た目は凄かったが、結果としては全員完食。水嶋さん曰く、「二郎系なるものは初めて食べた。始めはええっと思ったが、食べてみると野菜の量が多く、意外とすんなり入った」とのこと。個人的にはスープは少ないわ、麺はドロドロだわと反省点が多く、また味も当然似ても似つかない訳だが、なんとなくの雰囲気だけは感じられ、また山小屋でラーメンを食すという状況が楽しかった。全員腹が落ち着くまでビールが入らないという珍しい展開もありつつ、この日は23:00頃お開きに。

8月19日(土)
 7:00起床、胃もたれはなし。各自朝食をとり、順次作業開始。なお、今回は水源清掃までは手が回らないと判断し、周囲の草刈りと山小屋内のメンテナンスに注力することとした。
 まずはシーツはぎ・布団乾燥と草刈りから。電動草刈り機の威力たるや凄まじく、鎌で刈るのと作業効率が段違いである。原田さんも合流し、1時間半ほどで草刈りは終了。余談だが、渡邉が刈られたフキを夕飯用に集めていたところ、原田さんから「これも食べられる」とウワバミソウという山菜を教えていただいた。ひそかに増やしていたとのことで、ありがたく収穫させていただく。集合写真を撮り、原田さんはここで帰られた。
 続いて壁面などのカビ対策として、薬剤をペンキ塗り用ローラーを駆使し塗布。室内ほぼ全ての壁面を塗り終えたところで昼前に。シーツの洗濯・乾燥を残して作業終了とした。
 シーツをコインランドリーに持っていき、その足で昼食へ。これまた普段は行かない「わっぱら家」という蕎麦屋で、ざるそばやかき揚げなどを頂く。古民家的な内装も含めとてもよかった。その後はシーツ乾燥→薬師の湯→シーツ取出し→西友で買い出し→山小屋といういつもの流れ。
 まだ時間も早く、腹も減っていなかったので、ぼちぼちつまみから作り始める。ウワバミソウのおひたし、フキの煮物、塩だれ冷奴、残り物(煮卵、チンなす、サラダ、野沢菜)というヘルシーメニューで乾杯。「昨日と同じ人が作ったとは思えない」、「いや昨日も野菜自体は沢山あった」、「野菜しかないからカロリーゼロだ」といった言葉が飛び交う。ウワバミソウは食感が最高。フキもあく抜きはできており、皆ですじ取りを頑張ったことも相まってとても美味しく感じられた。
 第2弾として焼き餃子と埼玉名物肉汁うどん(豚肉、なす、長ネギなどが入った醤油ベースのつけ汁で食べるざるうどん)を作る。あっさり完食。第3弾として残っていたなすでチンなすを作り、食材を使い切ることに成功。またその傍らで原田さんお土産の高級焼酎、宮崎さんお土産の静岡の日本酒を頂く。どちらもとても飲みやすく、スルスル入ってしまう「魔法の水」であった。
 食事中の会話の中で、山小屋の歴史の話は印象深かった。畳が敷かれる前や和式トイレの話を聞くと、つくづく今の快適な山小屋しか知らなくて幸せであると思う。山小屋の将来にまで話は及んだ。この日も24:00前には就寝。

8月20日(日)
 7:00起床。朝食をとり、テキパキと撤収の支度をして9:00前に出発。しかしすぐにバルサンの炊き忘れに気付き、宮崎車戻る。玄関及び1階で炊き、あらためて帰宅の途につく。ツルヤでお土産を買い、高速に乗るも、前の車が不規則な動きをし、誤って長野方面へ。東京から更に遠ざかる。直近のICも20km先と遠く、そこから戻るよりはと上信越道と関越道で帰ることに。
 今回は始めから終わりまで新しいことが多く、新鮮な山小屋修理であった。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

写真アルバムはこちら

2023年8月26日土曜日

白馬大池に行ってきました - 水嶋会員

1987年数学科卒 水嶋一郎


 山小屋修理のついでに栂池ロープウェイを使って白馬乗鞍岳・白馬大池まで散策に行ってきました。
 8/18(金)5:50山小屋発。白馬駅前で八方尾根から唐松岳に向かう宮崎君・渡辺君と別れ栂池高原に向かう。6:30栂池のゴンドラ乗り場有料駐車場着。ちょっと早く着きすぎた。7:00動き始めたゴンドラに早速乗車、ロープウェイ乗り場に向かうロープウェイには人数制限があるのでヒヤヒヤしたが幸い7:30の始発に乗車できた。登山の場合は早めに駐車場に着いた方が良さそうだ。残念ながらロープウェイは霧の中、展望は期待できないかと思ったが終点では雲を抜け晴れた。7:35自然園駅着。稜線は雲の中だが登山道は晴れている。ビジターセンターまでは車も通れる広い道で観光客も多い。10分ほどで栂池自然園入口に着く。ここから登山道に入る。天狗原まではトラバース気味の登りで思ったより高度が稼げない。登山道脇に水が流れ、場所によっては登山道にも水が流れ涼しくて快適だった。天狗原直下は岩のゴロゴロした歩きにくい登山道になる。湿原手前の乾いた広場で一本、雲の切れ目から唐松岳・鹿島槍ヶ岳が見える。この天気でこれだけの展望が得られれば上出来だ。岩場を登ると広々とした天狗原に出る。水量豊富な高層湿原で水が澄んでいる。木道が整備され快適な登山道だ。白馬乗鞍岳が目前に迫る。火山性の岩がゴロゴロした急登である。長く太いロープが登山道に垂らされているが、つづら折れの登山道を登ると何回もロープを跨ぐことになりかえって邪魔だ。急登を登りきると北アルプスには珍しい溶岩で覆われた平らな乗鞍岳山頂に着く。ハイマツが文字通り地を這っている。山頂のケルンを過ぎ少し下ると白馬大池が見える。山頂より景色がいいのでここで一本。休憩もそこそこに白馬大池に向かう。池端を進む道は溶岩が重なり不安定で歩きにくい。池の水は青々澄んでいる。白馬大池火山の噴出物でせき止められてできた白馬大池には流入する河川はないが豊富な雪解け水をたたえている。山小屋を過ぎテン場を回り込むと砂浜の岸に出る。標高2400m近い稜線とは思えない静かな池を眺めながらのんびり行動食のパンを食べる。岩場を慎重に下り天狗原の湿原で一本。自然園入口には昼過ぎに到着した。時間に余裕があるので自然園の湿原を見学する。花の盛りは過ぎたようで少しさみしかったが、貧栄養の湿原にはモウセンゴケがべた一面に生えていて一見の価値がある。案合図を頼りに木道を進む。大きな沢を越え奥の湿原への坂を登る。思ったより時間が掛かってしまった。白馬三山の展望は雲の為あきらめ延命水の水場で引き返す。延命水という名前から岩の間からしみ出すわき水をイメージしていたがただの沢だった。観光客風のカップルが「その水飲めますか?」と不安そうに聞いてきたが、私がペットボトルに汲んでグビグビ飲んで見せたら安心して飲んでいた。女性は「冷たくておいしい~、ペットボトルに入れたーい」と男性にねだっていた。お幸せに。ビジターセンターに戻る途中宮崎君から下山の連絡があった。ちょっとのんびりしすぎた。大急ぎで下山する。14:00のロープウェイに乗り、14:33ゴンドラ終点着。宮崎君から連絡のあった倉下の湯に向かう。カーナビに従い15分ほどで倉下の湯に到着、宮崎君たちと合流した。
自然園駅 7:35→8:30 天狗原直下 8:36→9:32 乗鞍岳を過ぎる 9:36→10:00 白馬大池 10:14→11:24 天狗原 11:31→12:17 自然園入口
自然園散策(12:22~13:43)→13:50 自然園駅

天狗原直下の広場から鹿島槍を望む
白馬大池から小蓮華岳方面を望む
日本庭園のような天狗原湿原
栂池自然園の木道

 山小屋修理については渡辺隆晴くんが報告を書いてくれる予定です。ジロー系インスパイアラーメン山小屋軒など盛りだくさんな内容になると期待しています。

写真アルバムはこちら
(山小屋修理の写真も含んでいます。)

2023年8月4日金曜日

2023「シルバーの集い」開催のご案内

 本年度も理岳会「シルバーの集い」食事会が開催されることとなりました。

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日時:9月15日(金)16時から

会場:日比谷サロー(日比谷公園内) https://hibiyasaroh.jp/

参加ご希望の方は8/25までに世話役:竹内俊樹(‭080 3002 6794‬、s.ta.ke.324@gmail.com)宛ご連絡ください。

参加申込み頂いた方には食事会の詳細を記載した印刷物を8月末を目処に送付させていただきます。


高田夫人、古市先生夫妻、上間夫妻、河原洋会員、鈴木茂会員、河原進会員、竹内会員、内田宏会員が参加される予定です。

2023年7月29日土曜日

山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

1987年数学科卒 水嶋一郎

 7/24(月)から26(水)まで山小屋へ行ってきました。全国どこも猛暑でしたが山小屋周辺は日中でも25℃と快適でした。
 7/24(月)5:40浜松発10:50山小屋着。よく晴れましたが残念ながら稜線は雲底2000m程の積雲に隠れ見えませんでした。5月末のカビ対策の効果があり玄関のカビは全くありませんでした。2階の窓枠には少しカビが生えていました。壁だけでなく窓枠にカビ対策をするといいでしょう。昼食は昭和軒でカツ丼、大町駅のキオスクでお土産を買ったらJR東日本のカモシカの缶バッチをおまけにくれました。セイユーで買出し、上原の湯で入浴し山小屋へ戻りました。吊っていた麻紐が切れ「鹿島の小屋」看板が灯油タンクの下に置いてあったので、細引きで吊り直しました。西川さんから郵送されてきた市原きみ子さんの本を山小屋に寄贈しました。夕食は冷凍食品中心の手抜きご飯(五目チャーハン・鶏唐揚げ・冷や奴・キュウリとゴボウのサラダ・野沢菜)、品数は多く満足感はありますが次の日も同じメニューになってしまうのが残念です。この日は翌日の山行に備え早寝しました。
看板を吊り直す 市原さんの本
 7/25(火)最高の天気になりました。3:40山小屋発、朝霧の中アートラインを須佐渡へ向かいます。安曇野を見下ろす快適なドライブです。4:58三股着、平日にも関わらす駐車場はほぼ満車でした。早起きして良かった。5:09三股発、登山指導所で登山届けを提出し本沢添いの道を進みます。吊り橋を渡ると短い急登です。人気のコーズだけあり木製の階段が整備された歩きやすい道です。階段の1段毎に管理番号が付いており、踏み板は2枚の厚板にゴムを挟んであり滑りにくく工夫されています。登山者の少ない赤岩尾根とは大違いです。急登を登り切り傾斜が落ちるとゴジラの木があります。しばらく樹林の緩傾斜の道を進むと常念岳東尾根が樹間から見え始めます。急登に入り250m程登るとまめうち平です。ここから湿地の緩やかな道を進みます。ゴゼンタチバナが咲いています。標高2000mを超えると急登が始まります。右手に常念岳を眺めながら高度を稼ぎます。蝶沢を越え傾斜が落ちると大滝山への分岐です。ハクサンフウロの咲くお花畑の斜面を登ると蝶ヶ岳山頂に到着します。槍・穂高の大展望です。登ってきた甲斐がありました。せっかくなので蝶槍まで稜線を散歩します。二重山稜の緩やかな道を進むと小岩峰の蝶槍に着きます。常念岳に雲がかかりはじめました。槍穂の眺めを楽しみながら蝶が岳ヒュッテに戻ります。下りはかなり暑くなりました。まめうち平の手前で菌従属栄養植物のギョリンソウを見つけました。植物を見る目ができると新たな発見があり山歩きの楽しみが増えます。安曇野側から雲がわき上がっています。かなりへばりましたが昼過ぎに三股へ下山しました。
三股 5:09 → 7:28 まめうち平手前 6:34 → 7:32 標高2300m付近 7:36 → 8:20 蝶ヶ岳山頂 8:25 → 9:00 蝶槍 9:08 → 10:26 2350mベンチ 10:31 → 11:26 まめうち平 11:30 → 12:46 三股
蝶槍からの槍・穂高  ギョリンソウ
 薬師の湯で汗を流し、セイユーに寄って山小屋へ戻りました。15:09山小屋着、少々疲れました。昼頃は稜線にかかっていた雲もとれ鹿島槍が姿を現しました。
 蝶ヶ岳は20年ぶりでした。前回は2003.7.26前夜発車中泊で三股から常念岳・蝶ヶ岳を周り三股へ下山しました。四季の郷で入浴しその日のうちに浜松へ帰っています。元気なおじさんだったと自分でも感心します。(三股5:25→常念岳9:45→蝶槍12:17→三股16:02)
 7/26(水)この日もよく晴れました。少し雲が多いようですが2年前霧で何も見えなかった守屋山に登ってから浜松に帰ります。6:43山小屋発、8:43杖突峠着。広い駐車場には3台駐車していました。駐車場から唐松の急登を100m程登ると林道に沿った赤松の道になります。いったん林道に出て守屋山登山道のゲートをくぐり巻き道を水呑場へ進みます。鳥居のある祠の横から樹林の登りに入ります。東峰手前に胸突き坂の小さな鎖場があります。守屋山東峰に着くと視界が開けます。諏訪湖がよく見えます。カワラナデシコの咲く尾根道を進むと古い石の祠があります。守屋神社への分岐がを過ぎ、広い尾根道を進むと守屋山西峰1650mに到着です。前回は霧で何も見えませんでしたが、今回は360°の大展望を楽しめました。残念ながら北アルプス・中央アルプス・南アルプス・八ヶ岳どこも稜線に雲がかかっていましたが一見の価値ある眺めです。復路は東峰手前の分岐から守屋神社へ下りました。標高1400m付近に「みたらしの水」という水場があります。下草のほとんどない乾いた樹林の下りは快適でした。葛折れの道を下りきると沢が近づき鳥居を潜ると間もなく守屋神社です。3台ほど駐車可能な駐車場もありました。神社からR152を杖突峠まで戻ります。標高差150mほどの車道の登りですが暑くて参りました。ロードレーサーの若者が挨拶をして追い越して行きました。高遠から登ってくるのは大変そうだなあと感心しました。35分ほどで杖突峠駐車場に到着しました。平日にもかかわらず結構ハイカーが多く人気のハイキングコースだと思いました。涼しい季節にまた登りたい山です。
杖突峠 8:50 → 9:41 1460m付近 9:46 → 10:27 守屋山西峰 10:41 → 11:28 みたらしの水 11:33 → 12:36 杖突峠
7/26朝の山小屋 守屋山西峰より諏訪湖を望む
 杖突峠からR152を高遠へ下り伊那から中央道を飯田山本へ、R153・R257で浜松へ戻りました。平谷村・根羽村付近で大雨に降られました。浜松へ戻ると3日間閉めきっていた室内に熱がこもっていました。たまらずクーラーを使用しました。涼しい山小屋へ戻りたい。

2023年7月18日火曜日

【ご案内】2023山小屋修理について

 本年度の山小屋修理を下記の予定で実施します。
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日時: 2023年8月19日(土)~20日(日)
担当幹事: 水嶋 一郎
作業予定:
 19日午前:草刈り、水源清掃、カビ対策
 19日午後:布団乾燥、シーツ洗濯、室内整理
 ※作業内容は小屋の状況・天候等により変更になる場合があります

参加していただける方は、
8月13日までに下記URL申込みフォームにご入力いただくか担当幹事までご連絡ください。

電車でお越しの方は、信濃大町駅まで送迎も可能ですのでご相談ください。
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その他不明点、要望等がございましたら担当幹事までご連絡ください。

尚、本年度の山小屋祭りについては、
2023年9月16日(土)~18日(月・祝)を予定しております。
詳細については、理岳会HP・連絡通信No.149(9月上旬発行予定)でお知らせいたします。

2023年6月17日土曜日

合同水源清掃へ行ってきました(後編)

1987年数学科卒 水嶋一郎

5/26(金)曇 
 安曇野サイクリング 夜少し雨が降ったようです。昨夜は暖かくストーブも不要でした。6:55山小屋発、気温11℃でした。大町市営駐車場は15℃、昨日よりだいぶ暖かくなりました。この日もパーカーを着てサイクリングに出発しました。旭町から県51を南下し、すぐに左手の坂を登ると塩の道に入ります。河岸段丘上の小さなアップダウンの続く道ですが、北アルプスの展望が抜群です。仁科神明宮に寄り道し、池田まで塩の道を進みます。池田から県51を南下、犀川橋を渡り塔ノ原からR19を南下します。この日は大町駅で中村久志さんと合流するので松本までは南下せず、光橋東の交差点で右折し光橋を渡り大町へ戻ることにしました。光橋は犀川東岸の段丘から南西に向かって下る最高の展望スポットです。この日は残念ながら雲が多く稜線は雲の中でした。新田北を右折しR147を北上します。安曇野サイクリングは南行が下り、北行が上りなので、調子に乗ってどんどん南に進むと帰り道後悔することになります。穂高神社に寄り大町へ向かいます。高瀬上橋手前で10:30、ちょっと時間が早いのでアートラインから蓮華大橋まで北上し運動公園から観音橋を渡り10:52駐車場へ戻りました。この日も60km足らずのサイクリングでしたが十分楽しめました。
 11:16着のあずさで大町駅に到着した久志さんと合流し、こばやしで昼食を食べました。山小屋玄関のカビ対策の為、ナフコでカビキラー、ワイパーモップを購入、セイユーで買出し、上原の湯に寄って山小屋へ戻りました。
 ここ何年か夏場になると玄関の壁にカビが生え対策が望まれていました。久志さんの提案で今回はカビキラーを試してみることにしました。当初はワイパーモップに使い古しの布巾を装着しカビキラーを塗布しキッチンペーパーで拭き取る予定でしたが、実際に久志さんが施工してみると布巾よりキッチンペーパーの方が滑りが良いことがわかりました。ワイパーモップは接続部分が弱く枝がすぐにはずれてしまうので先端だけを使って塗布しました。当初は塗布後キッチンペーパーで拭き取る予定でしたが、ベニヤ板に薬剤が浸透しニオイもほとんど気にならないので、単に塗布するのみとしました。この日は玄関のトイレ側・南側の壁を施工しました。
 夕食は手抜きご飯、わかめとキュウリのサラダ・冷や奴・冷凍鶏ゴボウご飯・インスタントほうれん草と卵のスープ・野沢菜です。ビールとウィスキーは雪下ろしの残りをいただきました。久志さんによるアップルウォッチとiPhoneの先端機能の講義を受け、デジタル原始人の水嶋は大いに刺激を受けました。

5/27(土)晴 
 絶好の水源掃除日和です。朝食後、神戸大の中村さんが水槽まで挨拶に来られました。水源掃除は10時集合なのでそれまでカビ対策作業を行いました。玄関の残りの壁は水嶋がカビキラーを塗布し、2階の壁は久志さんがオスバン液を噴霧しキッチンペーパーで拭き取る方式で施工することにしました。どれくらい効果があるか夏の山小屋メンテナンスが楽しみです。昨年ふさいだ玄関のネズミ穴の下に新たなネズミ穴を発見したので水嶋がふさいでおきました。



 10時、武蔵丘3名神戸大8名理岳会2名が水槽前に集合し、武蔵丘関口さんの挨拶・作業方針説明の後、10:05武蔵丘・神戸大の11名で水源清掃に向かいました。水源までの道の整備も同時に行うようです。神戸大の活きのいい大学生がいっぱい居るので理岳会の年寄りには仕事がありませんでした。遅れて到着した武蔵丘の1名が水源に向かいました。理岳会の役目は電源提供のみ、水槽清掃の照明用ライトに電気を供給するだけでした。水槽が新しくなり蛇口から十分高圧の水が得られるようになったため、高圧洗浄機は使用しなくなりました。これからは水中ポンプ用の可変抵抗をはずす必要もなさそうです。11:50水源清掃を終えた12名が戻り、水槽清掃を開始しました。オーバーフロー用の塩ビパイプを引き抜き水槽の水を抜きます。蛇口につないだホースとデッキブラシを使い水槽内部を清掃します。水槽内には神戸大の大学生2名が入って作業しました。12:30作業終了、解散となりました。関口さんから18時に武蔵丘の小屋で会食を行うとのお誘いがありましたが、理岳会の2名はこの日山小屋を引き上げる予定なので涙をのんでお断りしました。山小屋にあった飲みかけのウィスキー山埼、碧を会食の差し入れとして提供しました。
12:35山小屋発 買出しをする久志さんを駅前のデリシアに送り、昭和軒でカツカレーを食べて浜松へ帰りました。昭和軒のカツの肉が少々固かったです。復路は伊那谷で28℃、今シーズン初めて車のクーラーを使用しました。





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2023年6月14日水曜日

合同水源清掃へ行ってきました(前編)

1987年数学科卒 水嶋一郎

 5/27(土)に行われた大谷原水源使用の4山小屋合同水源清掃に理岳会として中村久志さん・水嶋の2名で参加してきました。水源清掃・水槽清掃の作業は武蔵丘3名、神戸大8名が行い、理岳会は電源を提供するだけで実質仕事はありませんでした。

5/25午後 新緑の山小屋 5/25 焚火で暖まる 

5/24(水)晴
 早朝浜松を発ち11時山小屋に到着しました。爺ヶ岳から北の稜線には雲がかかっていましたが南側の展望は良好でした。山小屋は室温9.5℃、さすがに半袖Tシャツでは寒いので長袖ジャージを着ました。5/4に佐野さん一行4名が利用しており小屋の状況は良好でした。小屋の立ち上げをすませ大町に出ました。俵屋で昼食後、土産を買いに駅前の土産物店アルプスロマン館行ったら何と閉店していました。駅舎の外に増設するかたちでキオスクが新設されたので、これからはそこで土産を買うことにします。セイユーで買い出し、上原の湯で入浴をして山小屋へ戻りました。カセットコンロのガスが1.5倍くらいに値上がりしていて驚きました。昨年秋、浜松の自宅前ゴミステーションに不法投棄された大量の木製ハンガーを片付けて解体した木材を持参したので焚火をしました。5月末とは思えない寒さだったので焚火は快適でした。室温が10℃を下回るのでストーブを使用しました。

5/25(木)曇
 白馬サイクリング 実は合同水源清掃参加は山小屋入りの口実で、5/15に購入した自転車(アンカーRL8D Di2モデル)でサイクリングするのが主目的です。電動変速機・油圧ディスクブレーキ装備の私にはもったいないくらいの高級車です。
 7:25山小屋発、外気温7℃でした。大町市営駐車場でも気温は10℃までしか上がらず、5月後半なら夏の服装でいけると思ったのは誤算でした。幸いユニクロのペラペラのナイロンパーカーを持参したのでTシャツの上に着て寒さをしのぎサイクリングに出発しました。曇りですが山の展望は良好です。大町からR148を北上、木崎湖トンネル手前で木崎湖西岸の道に入ります。湖畔の道は最高です。上りも変速がスムーズで快適です。海ノ口の北でR148に戻り鹿島槍スキー場入り口で旧道に入ります。中綱湖を過ぎ青木湖西岸塩の道を走ります。道沿いに苔生した石仏が並ぶいい雰囲気の道です。佐野坂でR148を横切り姫川東岸をオリンピック道路(県32)に向かいます。白馬がよく見える快適な道です。県32を北上し白馬ジャンプ台まで登りました。白馬駅の北から集落をぬって走る塩の道を南下します。薬師堂の足湯で一服し、のんびり塩の道を走ります。白馬・五竜がよく見えました。飯盛でR148に戻り佐野坂に向かいます。途中、姫川源流に寄ってみましたが水芭蕉は花が終わり、ミツガシワは花の前でちょっと残念でした。佐野坂から旧道に入り青木湖東岸を走ります。修学旅行の学生がカヤック・サップをやっていました。ウエットスーツを着ていましたがさすがにこの日は寒かったと思います。鹿島槍スキー場入り口からR148に戻り木崎湖トンネル手前を木崎湖温泉方面に曲がります。旅館街を抜けR148に戻ると大町は間もなくです。60km程の短いコースですが湖・山の景色が良く何度走っても飽きません。昼食は昭和軒でなめこ汁付きソースカツ丼、かなりのボリュームですが運動したのでおいしく完食しました。セイユーで買出し、上原の湯に寄って山小屋に戻りました。昼過ぎには気温が18℃まで上がりました。午後はストーブいらずでした。