1987年数学科卒 水嶋一郎
10/11(水)から13(金)まで蓼科の中村久志さんの別荘をベースにハイキング・サイクリングを楽しんできました。天候に恵まれ楽しい山歩きでした。
10/11(水) 縞枯山・白駒池ハイキング 晴
高速道の深夜割引を利用する為に3時に浜松を発ち7時過ぎ夏草峠Pに到着した。南八ヶ岳は晴れているのに、蓼科山・縞枯山にだけ笠雲が掛かっている。雲男水嶋の呪いか?
登山口茶水の池から地獄谷・大石峠までは苔生した樹林の緩やかな登りである。2232mピークに向かい少し傾斜が急になる。茶臼山への登りはかなりの急登である。シラビソ・米栂など針葉樹の樹林帯は展望が全くきかないが、倒木更新の森はびっしりと苔に覆われ見飽きることはない。先月読んだ「枯木ワンダーランド 深沢遊 築地書館」で倒木と樹林について予備知識を仕込んで置いて良かった。茶臼山2284mのピークは樹林の中で展望はない。樹林を3分ほど進むと展望台に出られる。縞枯山が見えるはずだがガスに隠れている。茶臼山からコルまでは急な下りである。ガスが流れ視界が開けない。縞枯れ現象の倒木帯の登りを進むうちにガスは晴れ青空となった。縞枯山2403m山頂も樹林の中である。ここも展望台からの眺めが良い。茶臼山のもっこりした火山らしい姿の向こうに八ヶ岳が見える。雨池峠へ下る。かなり急な下りで慎重に進む。雨池峠は広々とした明るい広場である。峠から急な樹林の道を下ると林道に出る。15分ほどで雨池に着く。水量が減っており1/3ほど池底が出ていた。周回コースを進み途中から木道を歩く。かなり痛んでおりヒヤヒヤした。林道に戻り少し南下し登山道に入る。緩やかな木道の登りが続く。苔に覆われた樹林の道は快適である。茶水の池に戻り夏草峠から白駒池へ向かう。整備された散策路で白駒池の手前でR299の駐車場から観光客が沢山あがってくる。苔がすばらしい。白駒池の周りは紅葉が見頃であった。白駒荘を過ぎ高見石への登りに入る。下りの登山者が多い。35分ほどで高見石小屋に着く。浜松商業定時制勤務の時1993年5月に登山クラブの山行で生徒と泊まったはずだが全然覚えていない。少し岩場を登ると高見石から白駒池が見える。小屋から白駒池方面へのもう一つのルートでは小屋の若い衆が歩荷をやっていた。渋ノ湯の分岐を過ぎ丸山への急登を進む。登山者はほとんどいない。丸山2330mも展望はない。丸山からの急な下りが終わり2212mピークを過ぎると夏草峠越しに茶臼山がよく見える。北八ヶ岳は眺望も楽しめるが森と苔を愛でる山だと思った。
夏草峠7:19→8:15茶臼山展望台8:22→縞枯山9:09→8:32雨池峠9:40→10:15雨池10:20→11:29夏草峠11:38→白駒池12:10→12:47高見石12:56→14:02夏草峠
夏草峠から下り茅野市コミュニティ温泉縄文の湯で汗を流す。16時過ぎ久志さんの別荘に着いた。下のお嬢さん(杏子さん)が滞在中で夕食は焼き肉鍋を作っていただく。久志さんが用意してくれた七賢スパークリングもおいしかった。
茶臼山展望台からの縞枯山 / 縞枯山展望台からの茶臼岳・八ヶ岳
水の少ない雨池 / 高見石からの白駒池
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