説目

立教大学理学部山の会OB会のHPです。
会員・現役の皆様への連絡事項を更新します。
管理人:理岳会編集担当
お問い合わせ... rigakukai@gmail.com



2009年11月7日土曜日

常光寺山へ行ってきました - 水嶋会員

11/2(月)浜工祭(学校祭)の代休を利用して常光寺山へ紅葉ハイキングに行ってきました。

浜松は晴れているものの北部の山の上空は黒い雲に覆われている。不安を抱えながら朝7時過ぎに自宅を出てR152を北上する。幸い北上するにつれ黒い雲は少なくなり、9時過ぎ上空に青空も見られる水窪(みさくぼ)に到着した。時間も早いので高根城跡を見学する。高根城は戦国期武田氏の山城で信州への街道を監視するため築かれた。土塁・堀切などが明瞭に残っている。水窪の町を見下ろす高台にあり眺めもよい。山住神社への登りは紅葉のピークで、まさに「錦秋」であった。ウィークデイで車も少なく快適な紅葉ドライブを楽しみ、10時半にカモシカと森の体験館駐車場に到着した。登山口は駐車場のすぐ北にある。天竜スーパー林道に沿った緩やかな登りが続く。東側は杉の植林だが、西側は広葉樹の林で紅葉がすばらしい。10分ほど進むと尾根への急登が始まる。紅葉を見ながらの登りで急登も苦にならない。15分ほどで尾根に出る。展望はきかないものの広葉樹林の登りは快適である。作業用のモノレールのレールが登山道に沿って設置されている。入山者が少ないせいか登山道は倒木が多く、ルートが曖昧なところも少なくない。モノレールの方向をルートファインディングの手がかりにする。尾根が広くなり朽ちたベンチを過ぎると東側に崩壊した斜面が現れ、しばらく進むと1418mのピークである。ここから登山道は西に折れ、山頂手前のコルまで一気に100mほど下る。コルからの急登を登るとニセピークが次々と現れ、なかなかピークが見えない。明るい広葉樹の尾根を進むと 1438.5mの山頂に到着する。山頂からはスーパー林道・京丸山方面がよく見える。山頂直下の岩石は赤石山系の赤チャートである。南アルプスに連なる山であることを実感する。下山も同じルートをたどる。途中3人の登山者に出会った。紅葉のシーズンにはお勧めのコースである。

駐車場10:32 → 11:34常光寺山山頂11:52 → 12:52駐車場

帰りは山住神社に立ち寄る。駐車場から常光寺山がよく見える。ここから天竜スーパー林道を紅葉ドライブのはずであったが、山住神社から10分ほど南下したところで、なんでもないヘアピンカーブでU字溝に脱輪してしまった。溝に前後輪が見事にはまってしまいどうしようもない。幸い携帯電話が通じたのでレッカーを呼ぶ(任意保険の無料のレッカーを初めて利用した)。レッカー車到着まで3時間・・・長かった。左後輪は溝でこすったときパンクしてしまったが、車軸に異常がなかったのでそのまま走って無事に帰宅できた。不幸中の幸いである。山道の運転は慎重にしなきゃいけませんね。

写真は高根城址・常光寺山山頂・山頂からの天竜スーパー林道方面・山住峠からの常光寺山・山住神社神門です。


1 件のコメント:

yama さんのコメント...

災難でしたね。私も一昨日、地獄谷から渋温泉に向かう林道で木に車をこすりそうになりました。