説目

立教大学理学部山の会OB会のHPです。
会員・現役の皆様への連絡事項を更新します。
管理人:理岳会編集担当
お問い合わせ... rigakukai@gmail.com



2025年12月5日金曜日

故 西川益生顧問を偲ぶ会

 本日12/5(金)新宿中村屋mannaにシルバー会メンバーが集まり、故 西川顧問の思い出を語り合いました。
参加者:上間、河原、鈴木、河原、竹内、中村久志

シルバー会は2016年春に西川さんの呼びかけで奥日光湯元温泉・戦場ヶ原ハイキング に集まった理岳会メンバーから成る老人の集まりです。

その後も八ヶ岳清泉寮、筑波山、都内の庭園散策と活動を続けてきました。

今回の会場mannaは2018年開催の新宿御苑散策後の打ち上げで使ったお店です。




2025年11月5日水曜日

【訃報】西川益生顧問ご逝去のお知らせ

理岳会会員各位

本日令和7年11月5日朝、西川益生顧問がご逝去されました。(没年92歳)

心より哀悼の意を表しますとともに、謹んでお知らせいたします。

なお、ご葬儀は家族葬で行なわれるとのことです。


合掌 


2025年11月3日月曜日

2025年 山小屋祭り 報告

2024年度 数学卒 近喰紳之祐

 今年の山小屋祭りは9/13(土)から9/15(月)に開催しました。去年に引き続き参加者も多く大盛況の山小屋祭りになりました。
参加者
理岳会会員:中村、水嶋、江藤、宮崎、村岡、近喰、(原田)
理学部山の会:北條、高木、須藤、三浦、今村、近内

13日
 村岡さんの車に乗せてもらい、13日夜11時頃山小屋に到着しました。その1時間後に江藤さんが到着し、今年の山小屋祭りのメンバーが勢ぞろいしました。山小屋祭り初日は水嶋さん特製鳥なべを囲みながらビールを飲むというこれぞthe山小屋祭りというムーブ全開でスタートを切りました。宴会の中出た話題でショッキングだったのはクマが神戸大の小屋のドアを破壊したことでした。まさかテレビの中だけだと思っていたクマが現実に現れるとは本当に驚きでした。

14日
 朝から土砂降り。爺が岳南峰を柏原新登山道からめざす計画していましたが、さすがに無理と判断し、大町探索に計画を変更しました。はじめはツルヤでお土産の買い物を楽しみました。私はワインを3本買いました。余談ですがお土産として買ったつもりのワインでしたが気づいたらその日の夜に3本空になっていました。
 次はワサビソフトクリームが有名なワサビ農園に行きました。大町市近辺で雨の日に遊べる場所と言ったらここしかないらしく、ディズニーランド並みの込み具合でした。まだ数回しか大町市に来たことがありませんが、あの駅前のさびれた商店街が嘘のように驚くほど人・人・人という感じでした。本題のワサビ畑はというと認識するまでに少々時間を要しました。というのも、ワサビ農園の入り口をぬけると見えるものは一面に広がる暗幕で、はじめ工事中のエリアなのかなと思っていましたが、進んでも進んでも暗幕が張られていて一向にワサビが見つからず疑問に思っていると、みんながその暗幕の方を眺めているので同じになって目を凝らすとようやくワサビを発見することができました。実は暗幕の下にワサビ畑が広がっていることにようやく気付きました。検索してみるとどうやらワサビは日の光を浴びすぎると緑色が薄れるとのこと。農園という響きからイメージとしては水田があってワサビの葉がニンジンの畑のように出ているのを想像していたので、そのギャップにショックを受けました。
 昼食を食べに大町市の中心街へ移動しました。今回はさっぱりしたものを食べようということでお蕎麦屋さんを選びgooglemapsで評価の高かった「つばくろ」へ向かいました。しかしさすが評価が高いだけあって駐車場がいっぱいで空きそうにもなかったためそばは諦め、昭和軒に向かいました。予定とだいぶ違うこってり系のソースカツ丼をいただきました。お米高騰の影響か大盛がメニューから消されていたので、少し残念。昼食をとった後は薬師の湯で汗を流してから原田さんの別荘によらせていただきました。なんと室内にボルダリングできる壁があり、北條君を筆頭に現役組がボルダリングを小一時間熱中して楽しんでいました。その間大人たちは石油タンクのメンテナンスの仕方を原田さんから教わりました。原田さんから教わってるなか、家の中からズドン。ドカン。と人の落ちる音が何度も聞こえてボルダリングで怪我をしていないか心配になりましたが、ただ楽しそうな顔をしていたので何よりでした。
 さて夕飯は恒例のもつ鍋です。例年通り調理は現役にお願いしました。初参加の現役生がいなかったため、危なげなくお任せすることができました。おなか一杯になった後は、焚火と花火で火遊びを楽しみました。雨で山登りは中止になってしまいましたが、この火遊びを楽しみにしていたのですべてOKな気分になりました。

15日
 渋滞回避のため8時前に出発することを目標に6時に起床しました。正直べろべろに酔っぱらていた昨日の夜からよく全員起きられたなと感動しました。写真撮影を終え、無事に8時前には出発することができました。

 社会人となって初めての山小屋でしたが、剣呑とした東京から物理的にもネット環境的にも隔離された場所に来れてすごくリフレッシュできました。あと何年山小屋を利用できるかわかりませんが使えなくなるまで毎年参加したいと思いました。

アルバムはこちら

2025年10月29日水曜日

【ご案内】2025 理岳会納会 12/6(土)

理岳会会員の皆様

本年度の理岳会納会を下記の通り開催いたします。

日時:12/6(土)18:00〜20:00 お席2時間制
場所:ビヤホールライオン 池袋西口店

会費:5,000円
幹事:近藤沙樹

参加ご希望の方は 11/22(土)までに下記URLよりお申し込みください。


皆様のご出席をお待ちしています。
よろしくお願いいたします。

2025年10月26日日曜日

山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

1987年数学科卒 水嶋一郎

10/22(水)曇一時雨 岩殿山ハイキング
 早朝浜松を発ち筑北村岩殿山1007㍍へ登りました。長野道を筑北smartICで下りR403を少し北上、県55へ入るとすぐに岩殿寺入り口に到着します。
 岩殿寺横の広い駐車場に駐車してハイキング開始、登山口から沢沿いの雑草の茂った林道を30分ほど登ると山道に入ります。踏み跡不明瞭で倒木もルートファインディングが必要なルートです。九頭竜社の大岩の下で大きな落石を迂回するとき北西に上る沢に誤って入りました。ヤマップで確認すると大岩でルートが北に折れていました。国土地理院の地図には道が記載されておらずヤマップ役立ちました。三社権現まで岩混じりの急登です。雷神社、学式行者五輪塔を過ぎ傾斜が落ち北西に進むと三社権現分岐です。3分ほどで三社権現に着きます。社を覆う大岩には右側の割れ目から登ります。ロープがありますが割れ目が狭くザックが引っかり大変でした。高曇りで視界は良好です。後立山連峰がよく見えました。分岐にから岩殿山山頂へ向かいます。岩混じりの痩せ尾根は眺望がよく、天狗岩からの眺望は見事でした。小さなアップダウンが連続し、踏み跡も多くここでもルートファインディングが必要です。880㍍のコルまで下り別所ルートと合流します。樹林の急登を登り返し、高度感のある大岩を巻くと山頂に到着です。赤松の林に囲まれた山頂からの展望はほとんどありません。「松茸山入山禁止」のテープに囲まれ少々興ざめです。急登を慎重に下りコルから別所登山口へ向かいます。尾根を少しトラバースすると広い尾根道に出ます。よく踏まれた気持ちのいい尾根道です。馬頭観音、岩殿山遙拝所を過ぎ、尾根をトラバース気味に下ります。集落跡の廃屋、墓地を過ぎると消防詰所横の別所登山口に到着です。別所川沿いの広い舗装道路を20分ほど下ると岩殿寺に到着です。県道55号を使えば山小屋から1時間程度で岩殿寺に到着します。標高が低いので秋から初冬のハイキングにお勧めです。

岩殿寺登山口7:57→9:06五輪塔9:17→9:30三者権現大岩9:38→10:22岩殿山山頂10:46→11:47標高730m付近11:53→岩殿寺登山口12:27

 ツルヤ池田店でみやげ等を買うために県55を戻りR403でR19へ向かいます。400番台の国道とは思えない快適な道でした。R19を塔ノ原で右折し県51を北上しツルヤに寄って大町に向かいます。14時にぎりぎり間に合い俵屋で昼食をとりました。
 15:42山小屋着、室温8℃です。ありがたいことに水が出ています。水流は少ないですが水槽は満タンでオーバーフローしています。浜松から運んだ水を使わずにすみました。水道の立上げ前に水抜き確認でポンプをひっくり返すとドングリが一粒出てきました。手順通りポンプをセットして電源を入れると8月以来久々に勢いよく水が出ました。しかししばらくすると水が止まりました。中間のジョインを外すとドングリの破片が詰まっています。破片を除去し電源を入れるとしばらくは水が出ますが止まってしまいます。ポンプ本体のジョインを外すとホースの口にドングリがはまっています。再度ポンプをセットし電源を入れると最初だけ水が出て止まります。またドングリです。ネズミどんだけ働き者なんだよ。再再度セットし直しようやく止まることなく水が出るようになりました。ただ、ドングリの破片がどこかに詰まっているのか水流が弱くなってしまいました。この日は原因を明らかにできませんでした。とりあえず水問題が解決したので浜松から持参した槇の枝で“焚き火(ミニ)”をしました。夕食のデザートは焼き芋アイスです。夕方室温10℃を切ったのでストーブを使用しました。
左:三社権現社
右:大岩より岩殿山山頂を望む

10/23(木)快晴 大渚山ハイキング・鎌池散策
 快晴で放射冷却のため気温は2℃まで下がりました。朝、時間に余裕があったので灯油タンクストレーナーOリングの交換をしてみました。内径は合っているのですが厚みが合わず内側カップ上部のOリングが密着せず液漏れが激しいので交換は断念しました。
 6:55山小屋発、素晴らしい天気です。鹿島槍スキー場を越えR148を小谷温泉へ向かいます。行程を半分ほど進んだところで山小屋にザックを忘れたことに気づきました。Oリング交換失敗で慌てていたようです。あり得ない大失態です。コースが短く初心者向けなのでそのまま湯峠へ向かいます。8:08湯峠着、駐車場には上越ナンバーが1台停まっていました。ウエストバッグに600mlペットボトルを入れ出発します。登山口から少し登るとブナの大木が現れます。青空にブナの紅葉が映えます。1365㍍ピークを過ぎコルまで下ると東峰への急登が始まります。よく整備された道で迷うところはありません。傾斜が落ちて東峰の岸壁を右に見ながら登ると東峰への分岐に着きます。分岐から30m北東へ進むと東峰です。正面に雨飾山を望む360°の大展望です。分岐に戻りぬかるみの水平な道を300mほど西進すると大渚山山頂1566mです。避難小屋上部の展望台には脚立を伸ばした梯子で登ります。方位盤を見ながら360°の展望を楽しめます。下りは雨飾山を眺めながらのんびり歩きます。湯峠に戻ると地元の方がキノコ狩りに来ていました。ブナダケ狙いだそうです。

湯峠8:13→8:59東峰9:05→9:14山頂展望台9:21→10:15湯峠

 復路近くの鎌池に寄って散策しました。紅葉に囲まれた水のきれいな池です。30分ほどで1周できます。平日ですが駐車場はほぼ満車、小谷温泉からのハイカーも多いようです。大町に戻り昭和軒でカツ丼・なめこ汁を食べました。ザックを忘れ行動食なしだったので空腹にカツ丼が染みました。
 14:06山小屋着、今朝の失敗を反省し帰りの荷物を整理し、翌朝必要ないものは車に積み込みました。榛名山は初めてなのでカーナビもセットしました。この日もストーブを使用しました。夜中に目が覚めストーブが消えていることに気づきました。火力を絞りすぎたようです。点火すると火はついたものの今度は点火ヒーターが消えません。再度消火し、点火し直し火力を中に上げるとようやく点火ランプ点滅が終わり正常に点灯しました。ストーブまで故障したのかと大いに焦りました。
左:大渚山展望台より雨飾山を望む
右:紅葉の鎌池

10/24(金)晴れのち雨 榛名山(掃部ヶ岳・榛名富士)ハイキング
 初めての道なので早起きしました。食器を拭いて収納する際ガラスコップを落とし割ってしまい片付けに手間取り出発が少し遅れました。
 4:08山小屋発、大町から県55をR403へ向かいます。朝霧が出ています。県55は山道ですがR19まで2車線の走りやすい道です。R19を少し東進し県55に戻ると狭いトンネルが連続する1車線の細い山道になります。R403が近づくと谷が開け走りやすくなります。R403を北東に進み麻績ICで長野道に入り、更埴JCTから上信越道で松井田妙義ICへ向かいます。佐久平までは曇天でしたが碓氷峠を越えると群馬県は晴れでした。横川SAに6:38到着、「ちょっと早すぎたか」と心配したほどです。ところが高速を下りナビ通りに県道を進んでいくと、山中で林道に進むように示され5キロほど進むと「目的地付近です。案内を終了します。」と突然告げられました。ナビの目的地をチェックすると榛名湖ではなく聞いたこともない群馬県立○○森林公園となっています。昨日目的地をセットするとき何かミスをしたようです。朝慌てて出発したので登録したコースの確認を怠っていました。目的地を榛名湖にセットし直し林道をUターンして県道に戻ります。幸い進んできた県道を北東に進み地蔵峠を越えると榛名神社へ登る道に出ることができました。急勾配の道を上り8:02広々とした高崎市営榛名湖駐車場(無料)に着きました。予定より少し遅れましたが早朝山小屋をたったのが幸いしました。
 駐車場から掃部ヶ岳へ向かいます。15分ほど湖畔を北上すると登山口です。笹の茂った広い谷を登ると硯岩分岐です。急登を5分ほど登ると硯岩1251㍍に着きます。東面が切り立った岸壁になっており見晴らし最高です。榛名富士の展望ポイントです。分岐に戻り緩やかな尾根を5分ほど進むと丸太の階段の続く急な登りになります。急登を進むと駐車場からの登山道を合流します。上部のなだらかな尾根を進むと掃部ヶ岳山頂1449㍍に着きます。南西から南東方向は視界が開けていますが残念ながら上州の山には雲がかかっていました。復路は分岐から駐車場への急な道を下ります。1カ所ロープを張った小さな岩場があります。滑りやすい急な道を下るとなだらかな尾根に出ます。駐車場が近づくとまた急な下りとなり公園の裏の登山口に着きます。

市営P8:12→8:38硯岩8:43→9:15掃部ヶ岳9:26→9:58市営P

 市営駐車場から榛名湖南岸をビジターセンターへ向かいます。5分ほどで駐車場に着きました。登山口は駐車場のすぐ北にあります。秋の遠足シーズンで小学校低学年の児童が準備体操をしています。ハイカーも多いようです。
 登山口から少し進むとトラバース気味の登りが始まります。溶岩の山ですがブナ、ミズナラなどの樹林が広がる黒土で覆われており歩きやすい道です。残念ながら展望はありません。つづら折りの緩やかな登りを進むとロープウェイ山頂駅に着きます。山頂へは広々とした階段を登ります。鳥居を潜り富士山神社に進みます。神社にはなぜか賽銭箱がありませんでした。山頂は神域になっているためか樹林が茂り展望はありません。榛名富士1390㍍三角点に触りさっさと下山します。駐車場に戻り湖畔でのんびり行動食のパンを食べました。

登山口10:12→10:53榛名富士山頂10:56→11:33登山口

 車で5分ほど北上すると榛名湖温泉に着きます。入浴料520円と格安です。茶系の濁り湯で空いていて快適でした。榛名湖湖畔道路はハイカー、遠足の児童が多かったです。
左:硯岩から榛名富士を望む
右:榛名湖東岸より掃部ヶ岳を望む

 往路でガソリンスタンドもない山中の県道を走らされたのに懲りたので、復路は高崎方面に下りJAぐんまはぐくみSSで給油しました。163円/リッターと長野県よりかなり安かったです。ナビに導かれ県道を進みようやくR18にたどり着きました。松井田妙義ICで上信越道に入り佐久小諸JCTから中部横断道終点まで進み、R141を南下しました。R141を走るのは30年ぶりでしたが高原の走りやすい道でした。須玉ICから中央道、双葉JCTから中部横断道、新清水JCTから新東名を浜松浜北ICまで走りました。高速を使いまくる贅沢なドライブでした。佐久平から双葉JCTまでは曇でしたが中部横断道からはずっと雨でした。18:20頃浜松浜北ICに着いたのに、雨の夕方という最悪の条件で渋滞に嵌まってしまい普段なら40分程で着く道のりが1時間40分もかかってしまいました。
 現役主催の親睦山行のはじめの山域が榛名山だったので、浜松からの行程を検索してみる340kmほどと意外に近く、大町からだと190kmとかなり近いことがわかりました。浜松に住んでいると群馬県は遙か彼方という印象なのですが、大町から見るとお隣が群馬県なのですね。中山道を考えれば小諸から高崎に抜けるのは自然なルートで、これまで使ってみようと思わなかったのはもったいないと思いました。群馬県の山も行動範囲内入れていいかもと思いました。

 トラブル満載の3日間でしたが、天候に恵まれ山行を楽しむことができました。来年も山小屋を起点に信州の低山を登ってみようと思います。
※岩殿山・大渚山は信濃毎日新聞社「信州山歩き地図(中信編・南信編」から選びました。

2025年10月7日火曜日

【中止】【ご案内】大山 親睦山行

※ 雨予報のため中止となりました。
※ 榛名山から大山に変更となりました。
※ 日にちの変更はございません。

現役主催の親睦山行が下記のとおり開催されます。

日程:10月26日(日)
行き先:大山(丹沢)
集合場所:伊勢原駅北口
集合時間:8:05
行程:9:00 大山ケーブル駅→大山→ヤビツ峠 13:20

※日帰り山行となります。
※公共交通機関利用の場合:
6:51新宿駅→(小田急線)→7:51伊勢原駅

参加ご希望の方は、下記URLよりお申込みください。
https://forms.gle/V9iFAEEzz4Nh7J3X9
※現役生は10名参加予定です。
※すでに回答済みの方:
回答を変更する場合、もう一度回答ください。
回答の変更が無い場合、再回答は不要です。

山行計画書はこちら


2025年9月16日火曜日

過去の連絡通信・山の会会報について(ご案内)

スキャンした過去の連絡通信・山の会会報が「理岳会HP別棟」に掲載されています。

この度、鈴木茂会員から新たな資料のご提供をいただきましたのでHPを更新いたしました。
https://rigakukaibacknumber.blogspot.com/

1972年から2009年発行の資料となりますので、皆様の思い出が蘇ることと拝察いたします。

鈴木茂様、資料のご提供ありがとうございました。


2025年8月31日日曜日

連絡通信 No.153 が発行されました

 【連絡通信】
1. 2025年度 理岳会総会議事録
2. 2025年度 理岳会総会報告
3. 今後の山小屋についてのディスカッション
4. 谷川雪上訓練報告
5. 山小屋に行ってきました
6. 山小屋修理報告

下記URLからご覧いただけます。
連絡通信pdfファイルはパスワードで保護されています。

▲△▲ 山小屋祭りのご案内 ------------------------------------
【日時】9月13日(土)~15日(月)
【担当幹事】近喰 紳之祐

ご参加いただける方は、9月6日(土)までに下記フォームにご入力いただくか幹事までご連絡ください。

9/14(日)には親睦山行(爺ヶ岳-柏原新道)を企画しております。
計画書は後日、案内いたします。

▲△▲ 理学部山の会会報 --------------------------------------
昨年度の現役山の会の活動報告書は、下記URLからご覧いただけます。

2025年8月25日月曜日

2025 山小屋修理報告

1980年 化学科卒 中村 久志

8月23日〜24日に山小屋修理が行われました。


【参加者(敬称略・順不同)】
村岡、宮﨑、水嶋、太田、近喰、北島、中村

8月22日(金)
 八王子8:34発のあずさ5号に乗り、信濃大町駅に11:20着。駅には駒ヶ根から車で参加の太田さんが迎えに来てくれた。

前から気になっていた仁科町駐車場近くのくんくん亭でチキンカツのミニサイズを食する。写真のとおり決してミニではない。12時前なのにほぼ満席で人気のほどが伺える。
駅前のスーパーでビールを買い込み小屋へと向かう。

13:20 山小屋着 今夏の小雨の影響か、下草があまり伸びていない。草刈りは楽そうだ。

13:25 八方池散策から水嶋さんが戻ってきた。水嶋さんは昨日小屋に入り、今日一ノ沢から常念岳に登る予定だったが一ノ沢林道が道路崩落により一般車通行止めのため、急遽八方池へ。

18:20 宮崎君が遠見尾根から戻ってきた。宮﨑君も昨日深夜に山小屋入り。ゴンドラを利用し五竜岳を目指したが、頂上がガスっていたので五竜山荘で引き返したそうだ。

18:36 松本駅からロードバイクを漕いで近喰君が到着。

今夜の夕食は水嶋シェフの中華6品コース料理。
  • なす豚バラ炒め
  • ゴーヤチャンプル
  • もやし鶏皮炒め
  • オクラお浸し
  • かぼちゃサラダ
  • 豚汁

8月23日(土)

 夜中に北島、村岡両名が到着。
6:50 全員起床
8:00 作業開始
  • 水嶋、太田、北島、村岡、近喰は水源へ、水源ダムに溜まった土砂を取り除き10時に戻る
  • 宮﨑、中村は草刈りと布団乾燥
  • 蜂の巣作りを防ぐためにオニヤンマの模型をトイレの窓の外に設置、効果を期待
クマ対策として、水嶋さんと太田さん持参の「音追いピストル」(害獣を爆発音で追い払う)とカプサイシンの入ったクマ撃退スプレーを携行。

かなりヘドロが溜まっていたが、すべてかき出した。しかし、いつも通りの手順で作業をしたが、水槽のバルブを開けても水が出てこない。再度、水嶋・宮﨑がダムへ戻り確認したところ、ダムの取水口に水が吸い込まれていなかった。夕方まで様子を見ることに。

12:30 シーツ類の洗濯、昼食、買い出しに大町市内へ、15:30 小屋に戻る。
水の出は相変わらず無いため、堤山小屋運営委員長に電話をし他小屋への状況説明をお願いする。

近喰君の山小屋雪下ろしの負の遺産を焚き火で焼き尽くした後は花火でお祓い。

8月24日(日)
 7:50 車5台でそれぞれ出小屋、太田さんが車で蓼科まで送ってくれました。
近喰君は高崎までロードバイクで、そこから電車で東京へ戻るそうです。

皆様、ご苦労様でした


アルバムはこちら ↓
https://photos.app.goo.gl/sm2yZswdRufAd6gA8

2025年8月13日水曜日

山小屋にいってきました - 水嶋会員

1987年数学科卒 水嶋一郎

予定通り7/19(土)から21(月)まで山小屋へ行ってきました。

浜松から20㍑ポリタンクに水を汲んでいったので水には全く不自由しませんでした。

20(日)は赤岩尾根から鹿島槍南峰へ行ってきました。天候に恵まれ360°の大展望を楽しみました。
二重山稜は雪が消えたばかりで、お花畑ではチングルマが咲き始めでした。7月はトレーニング不足で南峰直前で脹ら脛が攣ってしまいました。幸いすぐに復活して無事山頂に着きましたが、下山は太腿が攣りそうでだましだましゆっくり下りました。ほとんどの下山者に抜かれちょっと情けなかったです。

21(月)朝、落雪で破損したトイレ抜気パイプの補修をしました。継手が少し長くなりましたが機能に問題はないとおもいます。

左:鹿島槍南峰
右:トイレ換気パイプ(補修前)→ 補修後

赤岩尾根情報
  • 西俣出合から旧登山道合流点まで下草がきれいに刈られ歩きやすかったです
  • ニセ高千穂のぬた場からの登り北斜面のダケカンバ大木が根元から倒れ登山道がかなり荒れています
  • 白樺平の上の赤岩のガレ場で崩壊が進んだため1カ所ルートが変わり短いハシゴが2本設置されていました
  • 幸い今回は山小屋周辺、赤岩尾根での熊目撃・痕跡はありませんでした
  • 稜線の冷池小屋には登山者へ熊と遭遇した場合の対処についての掲示があり、柏原新道には熊が出没しているようでした 

2025年7月31日木曜日

山小屋上水道トラブル解消

昨年末より通水が途絶えていた山小屋の水道トラブルが解消し、上水が利用可能となりました。

【工事内容】
  • 水源ダム取水管と導水配管の接合部補修
  • 導水配管破損5カ所の補修

総工事費用499,400円(部落を含む5団体で等分し各団体99,880円を負担)

具体的には、腐食した取水管の先端を切断しそこに導水配管を接続、経年劣化による導水配管のヒビ割れ・獣に齧られた穴を補修し、コンプレッサーを使用したエアブローによる配管詰まりの除去

長期にわたりご不便をおかけしましたが、山小屋が快適に利用できるようになりましたので、是非、山小屋に足をお運びください。



2025年7月27日日曜日

2025年度 理岳会総会報告

2018年 物理卒 村岡 徹

6/8(日) 14時から、 2025年度 理岳会総会が開催されました。

 立教大学ウイリアムズホールでの対面およびオンラインによるハイブリッド形式の総会に会員13名、山の会11名が参加し、昨年度の活動報告・今年度の活動計画等が審議され全て承認されました。

<出席者> 
高垣雄二、中村久志、原田和正、山下洋史、古谷一隆、江藤開、古谷潤、村岡徹、宮崎慎也、渡邉隆靖、近藤沙樹(二次会不参加)、近喰紳之祐、
(オンライン参加)水嶋一郎

<現役> 
網田義樹、北條広大、高木夕、須藤和久、三浦惇平、近内和樹、今村侑人、三島諒、Man Tsz Chung、葛西藤男、森山果音
 昨年より理岳会・現役とも参加者が大幅に増え、活発な議論と賑やかな交流の場にできたと思います。
 議案承認後のブレイクタイムには、中村会員の差し入れてくださったドーナツやコーヒーで和気藹々とした時間となりました。
 ━━━和気藹々としすぎて収拾がつかなそうなので、そのまま思い思いの席で恒例の自己紹介をして回るという格好になりましたが、昨年以上の参加者数・多様な年代のなかで畏まりすぎることなく、接しやすい進行になっていればと思います。
 16時過ぎからは、今後の山小屋運営に関するディスカッションが行われました。こちらは文末の添付資料をご確認ください。
 17時ごろからは2次会会場・“いつもの“ライオンに赴き、20人以上というこれまでにない大人数で賑わい、店の一区画・テーブルを5つも使用して大盛況となりました。

<近況報告>
 欠席された会員よりお知らせいただきました近況報告です。(順不同)

― 深井康生会員
 86才2ヶ月ですが8000歩ペースは平地ならば大丈夫です。リハビリの指導を週一ペースで受けています。・事故防止を第一を万人が願っています。

― 太田克矢会員
 Zoomも用意してくださりありがとうございます。腰痛は治りましたが、所要のため欠席します。

― 小椋 慶会員
 最近第2子が生まれました。山には全く行けていません。

― 広瀬雅哉会員
 申し訳ないのですが、勤務が入ってしまい、欠席とさせていただきます。

― 堤 岳彦会員
 不整脈で入院になってしまいました。引続きメール中心で活動参加します。山小屋修理までに体調が戻れば、現地参加しようと思います。

現役の部室に新しい家具を導入

集合写真


アルバムはこちら 





2025年7月15日火曜日

【ご案内】2025山小屋修理について

 本年度の山小屋修理を下記の予定で実施します。
************************************************************
日時:2025年8月23日(土)~24日(日)
担当幹事:村岡徹
作業予定:
  • 23日午前 玄関カビ対策・草刈り・水源清掃
  • 23日午後 布団乾燥・シーツ洗濯・室内整理・トイレの煙突修理・灯油ストレーナー補修
 
※ 作業内容は小屋の状況・天候等により変更になる場合があります。
※ 冬季使用時に見つかった、トイレ煙突の先端の修理と、灯油ストレーナーの補修を追加しています

参加していただける方は、8月17日(日)までに下記URL申込みフォームにご記入いただくか
担当幹事までご連絡下さい。
https://forms.gle/nATPHhqBuXAgecVt8

電車でお越しの方は信濃大町駅まで送迎も可能ですのでご相談下さい。

本年度は5月の水源清掃が延期になったため、
他団体と合同で山小屋修理の機会に実施する可能性があります。
大まかな実施内容は変わりませんが、状況が変わりましたら追って連絡します。
************************************************************

【山小屋祭りについて】
本年度の山小屋祭りは2025年9月13日(土)~15日(月・祝)を予定しています。
詳細については、理岳会HP・連絡通信No.153(9月上旬発行予定)でお知らせします。

2025年5月20日火曜日

理岳会定期総会開催のお知らせ--

 2025年度 理岳会総会を下記のとおり開催いたします。

【日時】6月8日(日)14:00~16:00
【場所】
 立教大学 ウイリアムズホール大会議室(対面)
 Google Meetビデオ会議(オンライン会議)
 併用
【Meet会議URL】

出欠につきましては 6月1日(日)までに下記URLまたは理岳会 HP 右サイドバー「行事参加申込」よりお申込みいただきますようお願いいたします。


連絡通信 No.152 発行

理岳会からのお知らせ
☆連絡通信 No.152 が発行されました☆

■■■ 【連絡通信】
  1. 山小屋借地代寄附の御礼
  2. 2025年度 理岳会総会資料
  3. 鳥海山・月山へ行ってきました
  4. 山小屋祭り報告
  5. 天狗岳・蓼科山へ行ってきました
  6. 赤城山親睦山行
  7. 納会報告
  8. 蓼科山冬山親睦山行報告
  9. 山小屋に行ってきました
  10. 山小屋雪下ろし報告
下記URLからご覧いただけます。
連絡通信pdfファイルはパスワードで保護されています。


2025年5月10日土曜日

谷川岳雪上訓練

2017年 物理学科卒 江藤 開

5月2日〜5月4日に谷川岳雪上訓練に参加してきました。
前回の「雪辱」を果たす「雪上」訓練としたいところでしたが結果は……
【参加者(敬称略・順不同)】
現役:   北條、高木、近内
理岳会会員:江藤、村岡

5月2日
ニュースでは最大11連休とうそぶいているが、カレンダー通りに休めるだけでも大変ありがたいものである。しかしながら、現地の天気予報は晴れとは言っているものの、この日の首都圏は強風が吹き荒れ、少々不安になる。
この日の夜、私は村岡君の車に便乗し土合へ向かう。到着は日付が変わる頃であった。
現役組はというと、夕飯に手間取ったのか、終電に駆け込み寺よろしく飛び乗って池袋を出発したようだ。21時ごろ到着、我々が着いた頃にはすでに夢の中であった。

5月3日
現役たちに差し入れを託したものの、参加人数が想定より減ってしまい、若干荷が重くなってしまったかもしれない。申し訳ない。
朝6時半、気持ちのよい快晴の空のもと土合を出発した。昨夜の雨で沢の増水が懸念される。湯檜曽川沿いにはちらほらと雪が現れ、今年は雪上訓練らしくなるのでは、という期待が持てる。
西黒沢に差し掛かると、かなりの増水であった。私が現役だった頃にはまだコンクリート橋の残骸があったように記憶しているが、今や跡形もない。結局、足首までは浸かった。一ノ倉沢に至ると、雪渓がぎりぎり上を歩ける程度に残っていた。
巡視小屋に着く頃には、少々汚れてはいたものの、設営には充分な残雪があり、手早くテントを張る。しかしながら、芝倉沢の雪渓は明らかに薄く、斜面も崩壊気味だった。無理せず夏道の旧国道を選択する。国道上には道がぎりぎり隠れる程度の雪が残り、常にトラバースを強いられる状態。現役にとっては良いキックステップとピッケルワークの練習機会となったようだ。
苦労して旧国道と芝倉沢の交点までたどり着いたが、あまり雪の状態は良くない。古くはない、土混じりのデブリに溢れていた。そこからは見えないが、雪上訓練場所もあまりコンディションが良くないだろう。ここ一週間での気温上昇でかなり崩れたことが見て取れた。
芝倉沢を進み、曲がり角から稜線を見たところ、雪渓が切れており、雪上訓練をするだけの斜面もないことがわかったので、引き返すことにした。ついに今年も雪訓場にたどり着けなかった。残念である。
キックステップ、アイゼン歩行、懸垂下降などのロープワークを練習しながら下山する。わずかとはいえ、雪上技術のトレーニングにはなった。
夕飯は現役お手製のカレーだった。山で一回でもカレーを作った事があるなら分かるあの苦労、それを知っているからこそ、ありがたさが身にしみる味であった。

5月4日
現役たちにとっては初めての雪上での野営。寒さに震えた夜だったらしいが、それもまた良い経験だろう。朝食はやはり恒例のマルタイの棒ラーメン。鍋底に残ったカレーの記憶とともに完食。
安心して滑り落ちる事ができる長い斜面もないので、この日はのんびりと過ごし、撤収を開始した。
設営地の雪の融け具合を見れば、たった一晩で雪渓がさらに縮んだのが一目瞭然である。帰りの沢もさらに水かさが増しており、現役の一人が「もう濡れるならいっそ」とばかりに裸足で渡河を試みていた。元気そのものである。
下山中、今回の訓練の反省を交えつつ、来年に向けた話をする。時期を早める案が浮上し、また、山岳部が一ノ倉沢で訓練をしているとの情報も共有された。現役は今後、より実践的かつ高難度な登山への挑戦を目指す意欲を見せており、沢登りやロープワークといった要素も訓練に取り入れていく必要が見えてくる。

来年こそ、フルサイズの雪上訓練としたいものである。せっかくやる気のある現役がいるこの代なので、ぜひとも要望をかなえたい。今年の新入生も有望と聞いているのでなおさらである。
このあとすぐ、理岳会の総会も予定されているので、今後の雪訓を考える上でぜひ他のOBの方々の知恵をお借りできればと思います。

アルバムはこちら

2025年5月4日日曜日

2025年 山小屋雪下ろし 報告

2020年度 生命理学科卒 近藤 沙樹

 2/8(土)~10(月)に山小屋雪下ろしを実施しました。皆様、ご参加いただきありがとうございました。
【参加者(敬称略)】
理岳会:北島、宮崎、近藤 
現役:近喰、高木、北條、今村、須藤

◇ 2月8日(土)
 7日(金)の夜に東京都内に集合し、北島さんと宮崎さんの運転で現役生5人を連れて山小屋へ向かった。私は北島者に同乗し、宮崎車より先の到着であった。駐車場から小屋までの道は真っ暗で、深いところでは腰まである雪道は、ここ数年でもトップクラスで積もっていたようで大変な道のりとなった。トップは近喰くんを初めとして現役メンバーが担ってくれて、非常にありがたかった。2回ほど正規ルートを通り過ぎてしまったが、無事に12時過ぎに小屋に着くことが出来た。ストーブを付けて冷えたからだを温めてから、事前に西友で各自購入したつまみとお酒で乾杯した。近喰くんは持参のウィスキーである。1~2時間が経った頃、宮崎車組も合流し、少しの談笑の後に就寝となった。
 朝は少し予定より遅くなったが、スキーをするために駐車場へ向かうと、北島車が雪に埋もれ全く動けない状態になってしまっていた。昨晩から降り続いていた雪の影響は、思ったよりも深刻だった。現役生全員で車の後ろから押したり、タイヤにチェーンを装着できないか試したが、どれも全く上手くいかない。万策尽きて、JAFに電話するも、同様の問い合わせが多発中のため当日中に対応出来るかは不明とのことであった。駐車場に居てもどうすることも出来ない状態だったため、動く宮崎車に現役生を乗せて、お昼ご飯や雪下ろしで使用するスコップを購入しにいってもらうことになった。北島さんと近藤は山小屋にてお留守番と車復旧のための調べ作業である。結果、北島さん所有のENEOSカード付帯のロードサービスで夕方には対応いただけることになった。JAFは利用者が殺到するため、車所有者はENEOSカードも1枚もっておいて損はない。なんと年会費無料である。
 夕方には無事に北島車の復旧が終わり、宮崎車とも合流して温泉とスシローに向かった。今年は山小屋に水が通っていないため、山小屋での料理はなしである。ただ、晩酌は必須であるため、おつまみとお酒を片手に夜遅くまで盛り上がった。

◇ 2月9日(日)
 朝食を各自取り、雪下ろし作業を開始。宮崎さん主導で、玄関屋根の雪下ろしと壁沿いの除雪作業を進めた。金曜から土曜日に降り続いていたせいか、主屋根の雪は自然に落ちてはくれず、主屋根の下には入らないよう気をつけながら作業を実施した。雪は玄関屋根付近まで積もっていて気が遠くなりそうだったが、現役生の頑張りのおかげで昼前には作業を完了することができた。
 昼食はおおぎやラーメンへ。心絵館の温泉、西友買い出しも終えて、夕方には小屋に戻った。山小屋を空けている間に、主屋根の雪もごっそり落ちてくれていた。一安心である。夜の宴会時間では、中村さん差し入れの白州を開けさせていただき、みんなで贅沢にバニラアイスにかけたり、ロックで味わったりと幸せな時間を過ごすことが出来た。 
◇ 2月10日(月)
 朝食後、撤収作業を開始。撤収作業を素早く終え、8日にトラブルで行くことが出来なかった鹿島槍スキー場へと向かった。上級者(宮崎さん・北島さん・北條くん)と初心者に分かれ、16時近くまで満喫することが出来た。スキー後は、信濃大町駅前の拉麺げん屋にてラーメンを食べ、解散である。北島車は帰路に、宮崎車は山小屋へ戻り翌日に帰宅することになった。

 今年は雪が深く、雪下ろしが大変でしたが、OB・現役が大勢集まって頂けたおかげで無事に雪下ろしを終えることが出来ました。ご参加者の皆様、ご協力ありがとうございました。

アルバムはこちら

2025年4月20日日曜日

蓼科山冬山親睦山行報告

2017年 物理学科卒 江藤 開

去る1月12日、蓼科山にて恒例の冬山親睦山行が行われました。中村さん、宿泊場所のご提供ありがとうございました。


【参加者(敬称略・順不同)】
現役:近喰、北條、柘植、近内
理岳会会員:中村(宿泊場所提供)、江藤、古谷、宮崎、村岡

1月11日
 世間は土曜で三連休の訪れが朝から感じられたが、昨今の大学生は普通に午前中に授業があるため、動き出すのは午後になってからである。宮崎君の車に北條君と近喰君が、村岡君が運転するレンタカーに古谷潤君と柘植君、近内君が乗り込み、中村さんが待ってくださる中村邸へと向かう。ここまで親睦山行の取りまとめをしてくれた渡邉君は、急用で来られなくなってしまったようで残念である。
私はというと定時までは仕事であるので、退勤後一旦帰宅して烏の行水を済ませ、あずさに乗り込んだ。茅野駅には宮崎君が迎えに来てくれた。いつもありがとう。
 私が着いた頃には皆だいぶ出来上がっていた。アイゼンの調整や荷造りを済ませて、明日に備えて軽く飲んだ。

1月12日
 現役は流石なもので、割と遅い時間までお楽しみであったようであることが、朝の惨状から悟ることができた。中村さんが用意してくださった朝食をいただき、計画通りに出発した。
 少し早めの行動開始ではあったが、スズラン峠の一番近い駐車場はほぼ満車で、パズルゲームのように車を停める。シーズン真っ盛りということもあり、登山客が多かった。
 翌日からの降雪が心配されており当日も曇天の予報であったが、登っている最中は青空を拝むことができた。樹林帯では軽く汗ばむほどである。
 トレースもしっかり刻まれており、冬山が初めての現役メンバーがいる中の難易度としては丁度良い塩梅であった。一方で、現役の持つパワーは凄まじく、遅れないようついていくのは大変である。ここだけの話、私も流石に観念して、これを機に下界でのランニングを始めた。日頃の登山だけではもう体力を維持できない。
 森林限界を超えたあたりで、空を薄い雲が覆ってしまったが、遠くには北アルプスを見ることができた。よくここまで晴天で持たせてくれたものである。少し風も出てくる。11時前には無事登頂した。
 寒い山頂には長くとどまることなく、軽快に下っていく。途中軽食をはさみながら、13時ごろには下山した。よく冷えた体を温めるため、温泉に寄って帰る。
 ここで入った小済の湯という温泉だが、斜面に幾層にも建物が連なった、面白い構造の施設であった。キャパシティの問題で残念ながら露天風呂には入れなかったが、斜度の急な渡り廊下でアプローチする様は新鮮であった。
 温泉後は中村邸に戻り、今や高級品となったキャベツを鍋からあふれんばかりに使った、もつ鍋をいただきながら、宴会となった。年末年始の風物詩となりつつある冬山山行が、こうして幕を閉じた。

 今年も中村さんのご厚意で、蓼科を起点とした冬山親睦山行を執り行うことができました。いつもありがとうございます。また、パンデミックという未曾有の事態を乗り越え、新世代の現役が冬山という心理的障壁が高い催しにこれだけ集ってくれたことは、素直に嬉しく思います。皆様、ありがとうございました。

アルバムはこちら

2025年4月19日土曜日

山小屋水道トラブル

 理岳会会員各位

現在、水源ダムから小屋前にある水槽までの配管に問題があるため水槽に水がきていません。
4/30に現地調査を行い、その後修理を行う予定です。

この間、山小屋を利用される方は飲料水・生活用水の持参をお願いいたします。

修理が完了しましたら改めてご連絡いたします。

2025年3月23日日曜日

【ご案内】谷川雪上訓練について

理岳会会員各位

例年ゴールデンウイークに実施される現役理学部山の会の谷川合宿が計画されています。

雪上訓練の経験ある理岳会会員のサポートが必須となります。

つきましては谷川合宿にご参加いただけるか、下記アンケートにご回答をお願いいたします。
  • 今年は、現役の授業日程を鑑み、5/3(土)〜4(日)の1泊2日の予定でございます。
  • 初日の早朝(6時ごろ)土合駅集合を予定しておりますが、調整次第で途中参加や初日のみ参加も検討可です。
アンケートはこちらから

2024年 納会報告

2017年度 観光卒 古谷潤

投稿がかなり遅くなりましたが昨年12月7日(土)に開催した納会の報告になります。

■日時:2024/12/7 (土) 18:00〜20:00
■会場:ビヤホールライオン 池袋西口店
■参加者(敬称略)
【理岳会】 10名
内田芳宏、中村久志、原田、山下、古谷一隆、江藤、古谷潤、村岡、宮崎、渡邉
【現役】 1名
高木
(後列)古谷一隆、江藤 古谷潤 山下 内田 中村
(前列) 村岡 高木 宮崎 原田

今回も毎年恒例の池袋西口駅前の銀座ライオンでの開催でした。
OBからは10名の参加とのことで盛大になりそうだと思っていたところ、予定の18時になっても現役が高木さん一人しか現れないので「皆遅れそう?」と聞いたところ「今回私だけの参加です...」とまさかの回答。
どうやら年末のバイト等が重なり全員運悪く予定がつかなかったようで残念...。

記憶にある限り、前回6月の総会時は現役が参加してくれ盛大に飲み食べした結果、人生稀に見る長さのレシートを手にしたことを覚えていたため、その点ではほっとすると同時に、前回の賑やかさも思い出しながら人数が多く盛大な飲み会もやはり楽しいなと改めて感じた。
※ウラ話として、納会はOB会から予め予算を確保しているので来年はぜひ奮ってご参加ください(逆に総会は予算無し、、)

料理は相変わらず美味しく、マルゲリータピザを現役+若手理岳会員数名で合計4枚も食べたり、1月に予定している恒例の中村さん別荘にお邪魔しての雪山親睦山行+鍋パの計画を立てたりと楽しい時間を過ごしました。

銀座ライオンを出てからは、どういう流れか現役と若手理学会会員で立教のクリスマスツリーを見に行こう、という話になり西池袋公園の脇を抜けて立教前に移動。
久しぶりに大学に来たが、もはや鉄板ネタである「光る学費」は変わらず綺麗に装飾されており現役時代を思い出して懐かしさを感じました。
そろそろ、この飾り付け代や電気代に1シーズンいくら掛かっているか立教の公式X(旧Twitter)で公表したらバズるのではないでしょうか。

その後は、珍しく二次会もなく健康的な時間に池袋駅に向かい解散しました。
今回もご参加ありがとうございました。

写真アルバムはこちら↓

2025年3月16日日曜日

山小屋借地料寄付の中間報告とお願い

理岳会会員 各位

日頃より理岳会の活動にご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

現在行っております山小屋借地料の寄付募集ですが、おかげさまで、これまでに8名の方からご寄付を頂戴し、3/15時点で総額290,000円となっております。この場を借りて、心より御礼申し上げます。

寄付の募集は【3月末】で締め切りとさせていただきます。
まだご支援をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力をお願いいたします。

皆様のご支援が、山小屋の維持・運営の大きな力となります。何卒よろしくお願い申し上げます。


寄付金:    1口 5千円(何口でも)
目標金額:   40万円
募集期間:   2025年3月末

振込先::  ゆうちょ銀行 振替口座(当座預金)
記号・番号: 00130-0-93740
加入者名:  鹿島の小屋運営委員会

(ゆうちょ銀行以外からの振込みの場合)
銀行名:  ゆうちょ銀行
支店名:  0一九 (ゼロイチキュウ)
口座番号: 当座 93740
口座名:  カシマノコヤウンエイイインカイ

お問い合わせ:堤 岳彦

以上

理岳会会長 
村岡 徹 


2025年1月26日日曜日

山小屋にいってきました - 水嶋会員

1987年数学科卒 水嶋一郎

 理岳会・理学部山の会の皆様、明けましておめでとうございます。
 1/13(月)から16(木)まで山小屋へ行ってきました。

 1/13(月)晴/曇・雪 浜松からR257・R153を使い中央道・長野道で山小屋へ向かいました。R257名倉から稲武まで雪、路面が白くなる程度の降雪でした。それ以外は路面ドライで、昨年12月に新調したスタッドレスタイヤが活躍する場面もありませんでした。大町市内もしばらく降雪がなかったようで路面はドライでした。大町温泉郷から大谷原までは圧雪路、大谷原駐車場も圧雪状態でした。山小屋への県道にはスノーモビル、スノーシューのトレースがありましたが、山小屋への分岐からトレースがなく、昨年新調したスノーシューが活躍しました。山小屋屋根の雪は分厚い角煮を載せたような状態、ここ数年で一番の積雪量でした。

 1/14(火)曇/晴~雪 栂池高原スキー場で半日スキーを楽しみました。風もなく暖かで快適でした。ウィークデーにもかかわらず駐車場はほぼ満車でした。夜になり細かい雪が降り出しました。R148は完全に除雪されていました。

 1/15(水)雪 前夜より本降りの雪となりました。昨日のトレースもほぼ消えてしまいました。スキーは中止し、玄関の雪下ろしを行いました。7時作業開始。主屋根南の三角屋根からの暑さ1m以上の雪庇が大きく迫り出しており危険なので、まず雪庇の切除を試みました。三角屋根部分の雪に木の梯子を掛け、少しずつ雪庇を削ってゆきます。三角屋根部分の雪もある程度削ったところ、7:22三角屋根部分の雪が塊のまま玄関屋根に落下しました。ストーブ煙突下部に雪のブロックが当たり少し凹みましたが、幸い手で復元できる程度の被害でした。この落雪の衝撃で主屋根西面の雪が轟音とともに落下しました。1m以上の積雪があり当分落ちないだろうと思い込んでいたのでびっくりしました。前日の気温が高く雪が緩んでいたのかもしれません。7:35残った主屋根東面の雪も落下、主屋根北の三角屋根の雪も落下しました。玄関の雪下ろしだけを予定していたので想定外の事態に戸惑いましたが、屋根の雪が消え危険な状態を脱しホッとしました。
 三角屋根の落雪の危険がなくなったので玄関屋根の雪下ろしに取りかかりましたが、これまで経験した中で最大量の積雪で苦戦しました。1m近く張り出した厚さ1m以上の雪庇の処理をどうしようかと悩みましたが、まずは雪の量を減らすために玄関屋根全体の雪を50cm程度の厚さまで除雪しました。幸い雪は比較的新しくスコップ・スノーダンプで容易に掘ることができました。ある程度雪を減らしたところで東と西の雪庇を削り落しました。後は屋根の溝を1本ずつ掘り出していきます。南に張り出した雪庇も同時に削っていきます。西側から始め溝を4本掘り出したところで12時となりこの日の作業を終了しました。玄関屋根の雪下ろしは何度もやっていますが半日で終わらなかったのは初めてです。
 大町へ出るためトレースの消えた道をスノーシューでラッセルし大谷原駐車場へ向かいます。県道のスノーモビルのトレースも消えていました。愛車ヴェゼルには新雪が40cmほど積もっていました。車の周囲をスコップで除雪し20分ほど掛かって車を出しました。駐車場の除雪は行われておらず、車を出せるかヒヤヒヤしましたが無事脱出しました。

 1/16(木)曇/晴 雪は早朝になりようやく止みました。トレースは何とか残っています。
 前日やり残した玄関の雪下ろしの続きをしました。7時開始8時半終了、前日がんばって働いた甲斐がありました。時間も早いので主屋根から落ちた雪を少し片付けました。西面から落ちた雪のブロックが雨戸にのし掛かり開閉できない状態なので、まずここから着手しました。雨戸を掘り出し、次に落雪の高い山の部分を削りました。東面の落雪も大きな山になっていたのである程度削りましたが、量が多く十分に除雪はできませんでした。玄関南側は落とした雪で埋もれてしまいましたが今回は除雪できませんでした。8時50分開始9時55分終了。11時山小屋発。武蔵丘の小屋に関口さんがこの朝入ったようです。スノーモビルは使用しなかったようで前日のトレースに長靴の深い足跡が残っていました。

<山小屋情報>
  • 1/16現在山小屋周辺の積雪は80cm程度でした。ここ数年に比べると多いですが豪雪と言うほどではありません。
  • 1/16現在主屋根の雪は10cm程度、玄関屋根の雪はほぼなしの状態です。
  • 水は完全に止まっています。雪を溶かして生活用水を確保しました。
  • 大谷原Pから県道は通行止め、全く除雪されていません。平日は昭和電工取水口点検のスノーモビルが通行しており山小屋への分岐まではトレースが期待できます。
左:1/13午後の山小屋
右:1/16午前の山小屋
アルバムはこちら

2025年1月20日月曜日

【ご案内】2025 山小屋雪下ろし

本年度の山小屋雪下ろしを下記の通り執り行います。

************************************************************
日程:2月8日(土)~9日(日)
作業日: 8日(土)朝から
幹事: 近藤 沙樹

参加いただける方は、
1月26日(日)までに下記URL申込みフォームにご入力いただくか幹事までご連絡ください。

電車でお越しの方は、信濃大町駅までお迎えにあがることも可能ですのでご相談ください。
************************************************************

その他不明点、要望等がございましたら幹事宛てにご連絡ください。