説目

立教大学理学部山の会OB会のHPです。
会員・現役の皆様への連絡事項を更新します。
管理人:理岳会編集担当
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2022年12月13日火曜日

理岳会/理学部山の会 交流会

12月10日(土)に若手理岳会会員と現役山の会会員の交流会が開催されました。

■日時:2022/12/10 (土) 13:00〜15:00
■会場:セントポールズ会館 芙蓉の間
■参加者
【理岳会】 7名
 村岡、北島、國廣、渡邉、
 近藤、中野、(世話役:中村
久志
【現役】 7名
 取出、網田、是永、齋藤、
 福田、宮内、北條

(上段)村岡 國廣 網田 齋藤 北條 福田 是永
(下段)  中野 近藤 宮内 取出 渡邉 北島  

3年ぶりに開催された山小屋祭り、「現役の参加がなく寂しいね」でも現役の気持ちを察すれば、「知らないおじさんやお兄さんお姉さんと一緒に初めての山小屋で過ごすのは気が引けるよね」「怖いOBに下僕のようにこき使われるかもと思うよね」「焚き火、焼き芋、花火・爆竹が大好きでワイワイと鍋の用意をする馬鹿で楽しい人達なのにね」などとお酒をチビチビと飲みながら話をしていました。

まずは会ってみよう、酒宴では抵抗があるかも、一緒にランチでは、となり今回の交流会開催に至りました。

会場は9月のシニアの集いで利用した「すずかけの間」を予約していましたが、前日に松本楼の店長から14名で会場設定したらちょっと狭く幸い隣の広い「芙蓉の間」が空いているのでそちらを追加料金なしで使わせてもらえることになりました。バルコニーもありました

沙樹ちゃん、璃奈ちゃんの司会進行により会が始まりました。今回の交流会開催の経緯および趣旨の説明がありその後乾杯、現役の多くはウーロン茶でした。自己紹介ではまだ緊張している様子でしたが、食事が進むにつれあちらこちらで談笑が広がっているのが伝わってきます。その頃になると現役もワインやビールを口にしていました。

村岡君、渡邉君は来週の北横岳山行と鍋パーティー、2月の山小屋雪下ろしに現役を誘っていました。山行に興味を持ってくれた人もいましたが授業があるため残念ながら参加はできないとのことでしたが、2月の山小屋雪下ろしには参加したいとの意向でした。

まずはOB/OGは怖くない気さくな人達だと想ってもらえたと思います。次は山小屋の楽しさを知ってもらいたいと切に願います。

セントポールズ会館を出て沙樹ちゃんと璃奈ちゃんの締めの挨拶で交流会も閉会しました。現役は酔い覚ましにと皆で散歩へ、若手理岳会会員は軽く二次会へ。まだ少し垣根があるようです。


写真アルバムはこちら↓
https://photos.app.goo.gl/tngi26uwN8UwJevB6


尚、理岳会会員と現役会員の参加比率がなるべく50/50になるように理岳会会員への声掛けを制限させていただきましたことをご理解ください。


2022年11月26日土曜日

【ご案内】八ヶ岳冬山日帰り親睦山行

下記の日程で、北横岳冬山親睦山行および鍋パーティーを行います。

日時:12/17(土) 

場所:北横岳(冬山入門コース)

幹事:村岡

コース:北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅〜坪庭〜三ツ岳分岐〜北横岳〜三ツ岳分岐〜坪庭〜ロープウェイ山頂駅 (歩行時間 3時間弱)

ベースは蓼科の中村久志宅(12/12〜12/19間蓼科に滞在予定)

17日(土) 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅 10:00集合。

下山後はもつ鍋パーティーを開催いたします。

鍋パーティーのみの参加も大歓迎です。(但し、宿泊可能人数の制限により山に行く方を優先させていただきます)

車に同乗希望の方、公共交通機関をご利用の方は調整いたしますので担当幹事までご連絡ください。

参加ご希望の方は、下記URLよりお申込みください。(申込み期限:12/12)

参加申込みフォーム https://forms.gle/bX3udqAA56jGLAtm9


2022年11月13日日曜日

2022 親睦山行 金峰山 〜その3〜

20022年 生物理学卒 中野璃奈

【登山隊メンバー】
 理岳会:近藤沙樹、中野璃奈
 現役: 網田義樹、宮内勇人


10/16、5:00富士見平小屋から金峰山へ向けての登山を開始した。予定の時間より1時間遅れでのスタートとなったが、辺りはまだ暗く月明かりとヘッドライトを頼りに歩みを進めることとなった。
5:50頃、大日小屋に到着。サブザック行動のおかげもあり20分巻きのスピードとなっていた。その後、大日岩手前では本ルートの鎖場3つのうち2つに辿り着いた。どちらもかなりの急斜面で踏み場が少なかったが、難なくクリアしていった。また、2つ目の鎖場では別世界のような雲と山のコントラストが素晴らしい景色を拝むことができた。程なくして大日岩が見え、その壮大さにはあっけに取られた。
7:40頃砂払ノ頭に到着。稜線に出るとそこから見える山々の景色は素晴らしく、一方でそこからの日差しは眩しくサングラスが欲しくなった。その後、最後の鎖場にやってきた。本コースの3つの鎖場は程よい間隔でコースに点在していた為、登山中は終始飽きが来なかった。
稜線に出てからはいくつもの岩を越え、所々ディズニーにあるビッグサンダーマウンテンを思わせる岩を写真に収めたり、富士山を拝んだりと景色には飽きない満足のいく登山となった。
途中やや難しい岩場があり先頭で私が戸惑っていると沙樹さんがフォローをくれ、無事通過することができた。
8:50頃、無事に五丈岩に到着。そこから少し行くと岩の重なる頂上に辿り着いた。そこからはサブザックを置いて岩遊びを堪能した。その後頂上で30分の昼休憩とし、のんびりと過ごした。この辺りから徐々に晴れていた景色に雲やガスが覆い始めた。
昼休憩後、下山へと向かう。来た道も逆から歩くとまた違ったコースの様に思えた。鎖場の滑りやすいところや岩に注意を払いつつ、アクティブに楽しみながら下山した。大日岩では時間に余裕があったこともあり、沙樹さんを先頭に岩登りに向かった。かなりの急斜面で私は足がすくんでしまい途中で諦めたが、残りの3名は無理のない範囲で登ることができたようであった。
13:35頃、富士見平小屋に到着。テントや荷物を回収し、鹿も写真に収めることができた。そこから40分ほどのフルザック行動の末、無事に下山となった。

その後、みずがき山荘にて村岡さんと合流し、増富の湯へと向かった。温泉では渡邉さんと合流。
その後、韮崎駅にて今回の参加者7名全員が集合し中村さんからの支援を活用し現役との交流をしながらの夕飯となった。

本山行では天気にも大変恵まれ登山日和となった。また、鎖場や岩場といった終始飽きのこないコースで登山中は皆疲れる様子も無く、登山を堪能することができた。また、現役の2名は合宿が2回目ということもあり、今回のような山は初の経験とのことだった。交流と継承の両点を行うことができ大変良い機会になったと思う。

写真アルバムはこちら
https://photos.app.goo.gl/DV92F6wtDZE7LpzG6

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連載「2022 親睦山行 金峰山」
 過去の記事へのリンク

2022年11月9日水曜日

2022 親睦山行 金峰山 〜その2〜

2021年 社会学部卒 渡邉隆靖

(2日目)
 3:00起床。朝食は各自ということになっており、スープ等飲みたい人は3:00頃から前日と同じテーブルに集合してお湯を沸かし、使わない人は出発時間の4:00に間に合うよう準備をする、という流れになっていた。自分はお湯を使う予定はなかったが、3:20頃様子を見に行くと既に酒井君、網田君、宮内君がテーブルを囲んでお湯を沸かしていた。
 アクシデントはこのとき起こった。突然、酒井君が「熱っ、熱っ!!」と言って後退した。一瞬何が起きたのか分からなかったが、どうやらコッヘルが引っくり返り、沸かしていたお湯が酒井君の腕と下半身にかかってしまったようである。すぐにポリタンクに入っていた水をかけ、手洗い用の水場(貯水タンク蛇口が付いたもの)で冷やしてくるように伝えた。また網田君、宮内君は無事であったようで、状況を聞くと、瞬間的に誰もコッヘルの取っ手を持っていない状況になってしまったため、不安定なテーブルの上で火器ごと引っくり返ってしまったとのことであった。「鍋は両手で、メルヘンに」とは自分の高校山岳部における合言葉であるが、火器の使用中、安全のため鍋やコッヘルは必ず取っ手を持って押さえるよう、あらためて共有した。
 その後酒井君の様子を見に行くと、身体が冷えてきたとのことなので、今度は山小屋の中で濡れタオルで冷やしてもらうとともに、手持ちのオロナイン、救急セットに入っていたガーゼと包帯を渡した。このとき、腕を見ると皮がめくれているのが確認でき、話し合いの末、登山継続は困難と判断。登山隊(近藤、中野、網田、宮内)と別働隊(村岡、酒井、渡邉)に分かれ、行動することとなった。
 4:45登山隊が出発し、別働隊も6:15に富士見平小屋を出発、下山を開始した。

(以下、別働隊活動記録)
 登山隊が出発した後、しばらく別働隊3名は布団に入って身体を休めていた。5:30頃になると酒井君も大分落ち着いてきたようで、本人は「今なら登れる」と言っていたが、やけどを負った身で運動し、傷口が擦れて化膿しても良くないので、予定通り余裕のあるうちに下山することに。荷物や布団を片付けた後、持ってきた行動食で朝食を済ませ、6:15下山開始。
 前半は自分、後半は村岡さんがダブルザックで下る。酒井君も思いの外元気そうで、一安心である。途中何事もなく、6:50瑞牆山荘到着。下山開始当初はこのまま村岡さんの車で帰京し、酒井君には病院に行ってもらう予定であったが、本人も落ち着いており、痛みも引いてきているとのことであったので、再度相談の上、酒井君には悪いが、朝一のバスで韮崎駅まで戻ってもらい、駅周辺のドラックストアで薬を購入、その後適当に時間を潰してもらい、下山後の夕食で皆と合流する流れとなった。なお、その後酒井君から連絡があり、薬局で軽度のやけどとの診断を受けたとのことであった。
 酒井君と別れた後、登山隊の近藤さんに電話で上記の旨伝えたところ、安堵の声とともに「富士見平小屋から1時間ほどの鷹見岩まで登ってみてはどうか」との提案を受ける。もともと富士見平小屋まで登り直すつもりでいたところ、せっかくなので鷹見岩を目指すことに決定。7:20別働隊2名再度登山開始。
 つい先ほど下りてきた道を今度はゆっくりと登っていき、8:10富士見平小屋到着。20分ほどピッチをとり、再出発。40分ほど歩くと分岐が現れ、金峰山山頂とは別方向の鷹見岩を目指すルートに入る。しかし、藪漕ぎとまではいかないものの、あまり通る人がいないのだろうと一目で分かる登山道であり、ジブリ作品感のある木々のトンネルやら鎖場やらを通過して、9:25鷹見岩到着。高度感のある岩場から望む360度の眺望は、想像以上に素晴らしく、これだけで来た甲斐があったと十分に思えるほどであった。20分ほどこの景色を満喫した後、下山開始。
 10:15富士見平小屋到着、そこから2時間半ほどベンチでのんびり過ごす。12:55バスの時刻の関係で、登山隊との合流を待たず一足先に下山開始。もはや慣れた道として、20分ほどで瑞牆山荘到着。バスを待つ間に食べた山荘のソフトクリームは、10月にもかかわらずとても美味しく感じた。

2022年11月4日金曜日

2022 親睦山行 金峰山 〜その1〜

2021年 社会学部卒 渡邉隆靖

【日程】 2022年10月15日〜16日
【参加者】
 村岡徹、渡邉隆靖、近藤沙樹、中野璃奈
 (現役)酒井優輔、網田義樹、宮内勇人

富士見平小屋キャンプ場

 10月15日(土)から16日(日)にかけて、金峰山へ登山に行ってきた。「千代の吹上コース」と呼ばれる登山ルートにより、1日目に瑞牆山荘から入山して富士見平小屋で宿泊、2日目にピストンで金峰山を目指す計画である。途中アクシデントはあったものの、天気にも恵まれ、また後述するカレー作りなども含め、楽しい秋山行となった。
 なお、当初は近藤さん・中野さん企画による有志山行の計画であったが、その後現役・OB親睦山行として位置付けが変わり、結果として現役(学部生)からも2名の参加者があった。コロナ禍にあって現役との交流が減る中、こうした機会を持てたことは大変嬉しかった。参加者の皆さんや差入れを下さった方々には、あらためて感謝申し上げたい。

(1日目)
 電車チーム(近藤、中野、渡邉)は13:10韮崎駅集合ということであったが、自分は電車の関係で少し早く到着してしまった。この駅を利用するのは、大学2年のプレ合宿(鳳凰三山)以来である。相変わらず駅舎から見える観音像は白かった。駅前のスーパーで行動食やカレーに入れる具材を購入した後、駅前のロータリーで2人と合流、瑞牆山荘に向かうバスを待つ。
 13:30バスが到着、支払いは現金のみと言われ、直前にPASMOに5000円ほどチャージしてしまったことを後悔する。乗車時間は1時間強、近況報告をするなどしていたが、自分は途中で寝落ちしてしまった。
 14:50瑞牆山荘到着、ここで村岡車チーム(村岡、酒井、網田、宮内)と合流する。近藤さんと自分は、現役(学部生)の2名とは初対面である。どちらが網田君で、どちらが宮内君か分からずにいると、酒井君の方から「T君(酒井君の同級生で、かつてりやまに在籍していた化学科の部員)ぽい方が、同じく化学科の網田君である」という旨のヒントを得た。あらためて考えると多方面に失礼な気がするが、「T君と似た雰囲気を醸し出している」と指をさした方が実際に網田君であったと分かると、流石に驚いた。化学科には共通の何かがあるのかもしれない。
 15:15出発、登山口から1時間ほどの富士見平小屋を目指す。紅葉には少し早いが、気持ちの良い気候である。また多様なきのこがポコポコ生えており、きのこ探しを一趣味とする人間としては、つい写真を撮るのに夢中になってしまう。15:45意外と急な登山道を登りきったところにあるベンチでピッチをとる。ここ最近の山行では久しく景色という景色を拝むことができていなかったため、ベンチから見える色づいた木々と瑞牆山は3割増しで綺麗に感じられた。
 16:10富士見平小屋に到着、週末ということもあり、なかなかに盛況であった。すぐに空いていたテーブルに荷物を置き、宿泊の手続をしたり、テントを張ったりする。なお、今回現役の2名がテント泊、OBらは山小屋泊としていた。
 17:00夕食作り開始、米炊きの練習も兼ねて、献立はカレーとした。また米とカレールーだけ担当者を決め、肝心の具材は各自が任意の材料を持ち寄る形式とした。大学3年の夏合宿(奥穂高岳・槍ヶ岳)5日目において同じ要領で作った際には、たけのこ・豆・チョコ・コンビーフ・魚肉ソーセージ・クリーム玄米ブランチーズ味(未遂)が具材として煮込まれたが、今回流石に互いに気を遣ったためか、集められた具材は下記の通りであった。
・ナス3本(近藤)
・トマトソース(渡邉)
・スパム(カット済み)(網田)
・魚肉ソーセージ(村岡、酒井)
※米(中野)、カレールー(宮内)
慣れない蒸気孔付きのコッヘルに苦戦したり(廃部となった他サークルから譲り受けたものとのこと)、途中でガス缶のガスが切れたりしつつも、18:20完成。肝心の味の方だが、自分がカレールーをケチったためにスープカレーのようになってしまったものの、具材がゴロゴロ入った普通に美味しいカレーであった。また当代の米炊き隊長ことS君不在のためやや心配された米の炊き上がりも、副隊長の酒井君監修の下、全く問題のない仕上がりとなっていた。辺りは既に暗くなっていたが、談笑しながらカレーを頬張った。
 食事後は手早く片付けを済ませ、明朝の予定を確認し、19:00解散。星空が綺麗である。各自歯磨きやらストレッチやらを済ませ、山小屋組は19:30頃就寝。ちなみに自分は人生初の山小屋泊であったが、山なのに布団で寝られるというのはやはり不思議な感覚であった。

2022年10月19日水曜日

大日ヶ岳へ行ってきました - 水嶋会員

S62数学科卒 水嶋一郎
 10/12(水)日帰りで岐阜県の大日ヶ岳へ行ってきた。ETC深夜割引を利用するため早朝浜松を発つ。月は出ているが雲が多い。ひるがの高原SAに着く頃にはすっかり曇ってしまった。スマートインターで高速を降りR156へ出る。分水嶺公園に寄ってから登山口へ向かう。朝早かったので駐車場には車は1台しか停まっていなかった。気温10℃かなり涼しい。
 登山口から歩き始めるとすぐにカケスに出会った。シカの啼く声を聞きながら広葉樹林の緩やかな登りの登山道をすすむ。ブナ林の急登を登り傾斜が落ちるとブナの大木が点在する広い尾根に出た。樹間から白山が見え始めた。少し長めの一本で一服平1356mに着いた。三角点に新旧の石柱がある。ブナ林の緩やかな登りを進むと樹相が変化しダケカンバが現れる。短い急登を登ると一気に視界が開け展望台に出る。360°遮るもののない大展望だ。東に御岳・乗鞍・槍穂、北に白山がよく見える。残念ながら曇天だが視界は良好だ。山頂は目前である。笹の急登を登ると大日ヶ岳1709m山頂である。山頂には知多から来た登山者が1人だけ、静かだ。ブナ林の静かな道を楽しみながらのんびり下山した。ウィークデーで曇天にもかかわらず駐車場の車は7台増えていた。中京圏の登山者に人気の山なのだろう。
 高速道路を使うと浜松から登山口まで3時間40分しかかからない。ICから登山口まで15分というアクセスの良さも魅力だ。往復とも高速利用という少々贅沢な山行であった。東海北陸道から見る大日ヶ岳は山頂近くまでスキー場のゲレンデが広がりあまり見栄えは良くないが、登山道はブナ林に囲まれ快適だし何より眺望が良い。好天の日にまた登りたい。

登山口6:48→7:55一服平8;03→9:06大日ヶ岳9:26→10:28一服平10:35→11:38登山口

展望台からの大日ヶ岳山頂

大日ヶ岳山頂

ブナ林の登山道

分水嶺公園

2022年10月16日日曜日

2022 山小屋祭りのご報告~2日目夜・3日目~

 9/18(日)

下山後は、信濃大町駅に向かい中村さんと合流の後、昭和軒でお昼ご飯である。大盛りが規格外で有名な昭和軒では、現役もいないため誰も大盛りは頼まずカレーや名物であるカツ丼などを注文し、堪能した。

昼ご飯の後はお風呂・買い出しを済ませ、16:00頃には山小屋に戻ってきた。

まずは、中村さんが薬師の湯で購入したピーマンもどきをおつまみ代わりに乾杯した。ピーマンもどきは日本酒を入れて電子レンジでチンし鰹節と麺つゆをかけるだけである。このピーマンもどきの正体は信州伝統野菜「ぼたんこしょう」で、ピーマン型唐辛子だ。この正体は中村さんと以前教えていただいた私しか知らない。まず始めに手を伸ばしたのは、水嶋さんだ。ピーマンと同じように大きめに一口。少し辛いけど大丈夫と言いながら食べ進める水嶋さんの顔がどんどんゆがんでいく。私も興味本位で続いたが、涙涙である。辛くて舌がしびれ、もう2口目は手が伸びなかった。他のみんなも同じでもだえながら、牛乳を飲みなんとか生還することが出来た。

おつまみの後は夕飯作りである。本日の夕飯は中村さんが差し入れしてくださったみんなお待ちかねのもつ鍋。理岳会シェフの水嶋さんと元理山シェフ渡邉くんをメインにもつ鍋が作られた。今回はキャベツ2玉使用と控えめな量である。美味しいもつ鍋と一緒にお酒も堪能した。特に中村さん差し入れのジャパニーズウィスキー竹鶴や日本酒真澄スパークリングは本当に美味しかった。竹鶴は普段飲めない(大学院生の懐には優しくない)ので、ゆっくり味わって飲んだ。中村さん、いつも美味しいお酒やご飯の差し入れ本当にありがとうございます。

食後は3Dウボンゴ大会である。3Dウボンゴは、立体パズルゲームで、パズルが出来た時に「ウボンゴ!」と叫ぶゲームだ。私は1回、水嶋さんはやりこんだ上での参加である。水嶋さんはもちろんのこと江藤さんや村岡さんが圧倒的な強さを示していた。3Dウボンゴは、一度わからなくなってしまうと沼である。ずっと考えようやく解けたときの達成感は凄まじいが、さじを投げたくなる時もある笑。3Dウボンゴは水嶋さんが今回山小屋に寄贈してくださったので、ぜひ山小屋に来てやってみて欲しい。また2Dウボンゴも以前中村さんが寄贈してくださったので、やり比べて欲しい。私一押しのゲームである。

恒例の焚き火も行った。昨日同様宮崎さんを筆頭に焚き火をし、古くなった爆竹を投げ入れて遊んだ。一通り遊びつくし、山小屋に戻ってしばし談笑していると、北島さんが駆けつけてきてくださった。お仕事がある中、駆けつけてくださりありがとうございます。23時前という遅い時間だったので少しお話しの後、就寝した。

9/19(月)

3連休の渋滞に巻き込まれないように朝は8時30分出発を目指し、6時過ぎには起床し帰宅準備をした。全員帰宅準備経験者なので、スムーズに終わり8:30には無事全員帰路に着いた。また来年を楽しみにしばしお別れである。


来年度も無事開催し、大勢で鍋を囲うことが出来るのを楽しみにしております。

…おしまい


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連載「2022 山小屋祭りのご報告」
 過去の記事へのリンク
   ~1日目~

 写真アルバムへのリンク

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2022年10月13日木曜日

遠見尾根 ひとり別働隊

山小屋祭り2日目、大遠見山を登るメンバーに混じり白馬五竜のテレキャビン・リフトを利用してアルプス平へ。

地蔵の頭までの数分の上りで息が上がってしまった。地蔵の頭で皆と写真を撮り、大遠見へ向かう皆を見送った。

1時間ぐらいかけてゆっくりと高山植物園の自然遊歩道を散策する予定であったが、雨が降ってきたので下りのリフトに乗ってしまった。テレキャビンで麓まで降りると陽が差してきた。次の大糸線は神城駅 10:36発、あと2時間弱も時間がある。テレキャビンの麓の乗り場にあるエスカルプラザのベンチでボーとしていると日差しが強くなってきて濡れた雨具を乾かすことができた。遠見尾根方面を見上げると、南の方からガスが晴れてくるのがわかる。ひょっとして登山組の視界も晴れてくるのではと期待してしまう。

エスカルプラザから神城駅まで大糸線の時間に合わせ無料のシャトルバスが出ている。ラッキー!

信濃大町行きに乗り大町へ、大町で松本行きに乗り換え穂高駅まで。11:53穂高駅着。

久々に穂高神社、碌山美術館と散策するつもりである。


穂高神社をお参りしていると12:06に水嶋さんから下山したとの連絡が入る。ちょっと早いよ!すぐに穂高駅に戻ると12:39発の快速リゾートビューふるさとが停まっている。それに乗り大町駅13:00着。登山組はすでに昭和軒で昼食を注文済み、中村分の注文(ソースカツ丼ご飯少なめ)を電話でお願いし、無事、皆で食事を摂ることができました。

食事のあとは薬師の湯へ、入口の野菜売り場に信州伝統野菜「ぼたんこしょう」が売っていたので思わず購入。昨年の山小屋有志の会の帰りに松本駅のスーパーでピーマンと間違え買ってしまい青椒肉絲を作ったのを思い出した。

その後の顛末は沙樹ちゃんが書いてくれると思うのでお楽しみに

中村久志

2022年10月10日月曜日

2022 山小屋祭りのご報告~2日目/大遠見登山~

 9/18(日)

6時15分頃に山小屋を出発すべく、約1時間前に起床した。

私は無念の撤退をした大野山ぶりの山行である(山ビルに襲われ、、)。大学と家の往復しかしていないため体力の低下が著しく非常に不安になりながらも、全員で山小屋を出発した。

今回の山行は大遠見山である。全員で、白馬五竜スキー場からテレキャビンとリフトを使い標高1621mまで楽々大移動をしてからの登山である。

大変きれいな景色が見えるはずが、あいにくのガスである。その日の天気は曇り。山頂での絶景は期待できない、、。少し萎えつつ、ここで中村さんとお別れしまずは小遠見山を目指し、リーダーである水嶋さんを先頭に歩き始めた。中村さんはアルプス平自然遊歩道の散策の後、先に下山し後ほど合流の予定である。

私は情けないことにすぐに息切れし始めたが、さすが水嶋さんである。全く疲れを見せずどんどん進んでいく。必死に歩いていると、ついに(小)雨にも見舞われてしまった。水嶋さんの号令のもと上だけレインウェアを着て、少し歩き続けると無事止んでくれた。水嶋さんによると、「レインウェアを雨が降ってから早い段階で着ると、早めにやんでくれる」そうだ。ぜひ現役も雨に降られたら実践してほしい。小遠見山まで、気を取り直し歩き始めるとほんの少しだけガスが晴れ、一瞬山の緑色の斜面を見ることが出来た。テンションも上がり、足取りも軽く進み続け小遠見山に到着した。小遠見山は開けた場所で、天気がいい日は絶景だろうなと感じた。もちろんなにも見えなかったが、水嶋さんに山の場所を教えてもらいながら、北アルプスの絶景を想像するという新しい楽しみ方を覚えることが出来た。

小遠見から中遠見山までは数十分の距離である。少し進むと、この日一番のガスの晴れ間が見え、少しだけ北アルプスの絶景?を見ることが出来た。中遠見からはずっとガスの中進み、無事10:00前には大遠見山に到着した。本来であれば鹿島槍ヶ岳の南峰も見え、双耳峰が見えるスポットである。頭の中で想像しながら、ここでお昼休憩となった。お昼には、各自行動食や羊羹を食べ、元来た道を引き返し下山となった。

今回の山行は、階段が多くガスの中を進み続けたため想像より大変だった。次は天気の良い日に北アルプスの絶景を求めリベンジしたい。


次回に続く…


2022年9月30日金曜日

シルバーの集い - 9/27

2019年 6月「筑波山」11月「六義園 散策」以来となるシルバー会の集まりが3年ぶりに開催されました。

【日時】

2022年9月27日 12:30 - 15:00

【場所】

立教大学セントポールズ会館 すずかけの間

【参加者(敬称略)】

おん年91歳の古市先生から65歳の若輩者まで、10名が参加

古市先生夫妻、中村敬三、上間夫妻、鈴木茂、河原進、竹内俊樹、内田宏、中村久志


上間大将の「いつまでもコロナ終息を待っていられない」「今年会わなければもう会うことができなくなる」との号令の下、竹内連絡将校が大学でのランチ会食をコーディネートしてくれました。

12:30にタッカーホール前に集合、大勢の学生が行き来する中久々の大学訪問で新しく建設された建物を見学しに行く人、藤棚の下で雑談する人...
13:00 セントポールズ会館へ移動し、敬三さんの乾杯の唱和でランチ会食が始まりました。

冷製オードブル、ソーセージ・フライ盛り合わせ、白身魚のソテーと料理を堪能。

寂しがり屋の上間さんが参加予定であった故高田先生の克子奥様、河原洋さんの声が聞きたいので電話を掛けろとの司令。スマホを回し皆でご挨拶。
その他電話に出ていただいた方々には大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。

〆には日比谷松本楼のカレーチャリティーで有名な10円カレーと同じハイカラビーフカレー。

突如、長次郎雪渓から剣岳に登りたいとの提案が...
茂さんがリーダーに指名されました。街中を歩くのもおぼつかないメンバーを率いるのは大任、ポーターを何人用意すれば良いのか?

食後のデザート盛り合わせを食べ、楽しかった会もお開きに。
飲み足りない若手4名は銀座ライオンでの二次会へ

写真アルバムはこちら↓

尚、今回はまだコロナ禍の終息が見通せないこともあり、過去にシルバー会に参加いただいたことのある方のみに声掛けさせていただきましたことをご理解ください。

2022年9月29日木曜日

2022 山小屋祭りのご報告~1日目~

2021年 生命理学卒

近藤 沙樹 

今回の投稿は数回の連載形式になります。

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9/17-19で山小屋祭りを開催しました。

参加してくださった皆様ありがとうございました。

<参加者(敬称略)>

中村久志、水嶋一郎、江藤開、(北島祐哉)、宮崎慎也、村岡徹、渡邉隆靖、近藤沙樹


今回の山小屋祭りは実に3年ぶりの開催になりました。コロナウィルスの影響はまだありますが、無事開催することができ非常に喜ばしい限りです。

9/17(土)

お昼ごろ中村さんと私が電車で信濃大町に到着。先に到着していた水嶋さん、宮崎さん、江藤さんと合流し、俵屋さんへ。餃子定食やB定食などが人気であった。ボリューミーなA定食は、現役がいないと注文されず。変わらず大変美味しく大満足であった。

昼ごはん後は薬師の湯で温泉に入り、西友で買い出しを済ませ、ついに山小屋入りした。

到着時刻は15時ごろ。夕飯作りには早すぎたため、まずはビールで乾杯。お昼過ぎから飲むという背徳感はわくわくするものがあった。久しぶりに会えた先輩方とお話しでき、大変楽しく、また来年度から社会人となる私に大変勉強になる話もいただけた。

夕方ごろ村岡さん・渡邉くんが到着。夕飯作りを開始した。今晩は、理岳会コックの水嶋さん作のあごだし具沢山鍋。お鍋とお酒の組み合わせは最高である。

夕飯が済んだら、恒例の焚き火である。焚き火隊長の宮崎さんと水嶋さんを筆頭に火をつけた。水嶋さんは自宅庭木の剪定した枝を1年がかりで乾かし、車で大量に運んできてくれた。その枝のおかげでいつもよりスムーズに火を付けることができた。

熾火にアルミホイルで包んだサツマイモを投入し出来上がった焼き芋はホクホクで皆でほおばった。

火の番や部屋内での団欒ののち、明日の山行に備え12時前には就寝した。

次回に続く…

写真アルバムはこちら↓

https://photos.app.goo.gl/jwrRQiEo1Z1mRJx89

2022年9月16日金曜日

【ご案内】親睦山行ー金峰山

 連絡通信No.147でご案内しました金峰山山行の詳細が決まりましたのでお知らせいたします。

【日程】10/15(土)〜10/16(日) 

【幹事】中野璃奈

【集合】13:10 JR中央本線韮崎駅

【行程】

▶︎10/15(土)

韮崎駅 =(バス)=> みずがき山荘 -> 富士見平小屋(泊)

▶︎10/16(日)

富士見平小屋 -> 大日小屋 -> 金峰山 -> 大日小屋 -> 富士見平小屋 -> みずがき山荘 =(バス)=> 日帰り温泉増富の湯 =(バス)=> 韮崎駅

富士見平小屋に1泊いたします。現在5名の大部屋宿泊予約をしましたが、あと1名分の空きしかございません。それ以上の人数となると個室利用となります。また、予約が取れなくなる可能性もございますのでお早めにお申し込みください。

参加希望の方は10月2日までに下記URL申込みフォームにご入力いただくか幹事までご連絡ください。

https://forms.gle/vaV8onvpJHoKcwd99

山小屋の予約が取れない場合には参加を見合わせていただくこととなりますのでご了承をいただきたく思います。(先着順)

計画書はこちらをご覧ください。

https://drive.google.com/file/d/1sqdKpsqLd3Foc8pql4OXR6QoVjvaIMpZ/view?usp=sharing


2022年9月3日土曜日

連絡通信 No.147 が発行されました

【連絡通信No.147】

1. 2022年度 理岳会総会
2. 2022年度 理岳会総会議事録
3. 丹沢蛭山行 – 中野会員
4. 山小屋へ行ってきました – 水嶋会員
5. 2022 山小屋修理 報告

下記URLからご覧いただけます。
https://drive.google.com/file/d/1Cl-rDxWmlb_bahbiG_HBKhjoulqK45hN/view?usp=sharing
連絡通信pdfファイルはパスワードで保護されています。

▲△▲ 山小屋祭りのご案内 ------------------------------------------
日時: 9月17日(土)~19 日(月)
担当幹事: 水嶋一郎
9/18に親睦山行-大遠見(テレキャビン利用)を予定しております。
ご参加いただける方は、9/11までに下記URL 申込みフォームにご入力いただくか幹事までご連絡ください。
https://forms.gle/krTwbTHcgFfSjK7H9
現役山の会会員も参加の予定です。

▲△▲ 親睦山行のお誘い -----------------------------------
-------
10/15(土)〜10/16(日)に金峰山山行を計画いたします。
近々に詳細な計画を理岳会HPにてご案内いたしますので、今暫くお待ちいただきますようお願い申し上げます。

▲△▲ 【理学部山の会会報】 ---------------------------------------
昨年度の現役山の会の活動報告書は、下記URLからご覧いただけます。
https://drive.google.com/file/d/1LKRLqPO0Mysrhb7aaQ0LdPcfRT0Wd4Lr/view?usp=sharing

2022年8月27日土曜日

2022 山小屋修理 報告

8/20(土)~21(日)で山小屋修理を実施いたしました。
ご参加の皆様、お忙しい中ご協力ありがとうございました。

【参加者(敬称略)】
原田、水嶋、太田、(北島)、宮崎、村岡、中野

【作業内容】
・布団乾燥
・シーツの洗濯、乾燥
・水源清掃
・草刈り
・ネズミ対策
・壁の隙間修理(台所の上、玄関の棚上)

写真アルバムはこちら
https://photos.app.goo.gl/viBhJ8MTtDA5f9tN6

8/20(土)
前日、深夜3時まで山小屋に滞在していた北島さん(その後羽田空港へと向かう)と話が盛り上がり各自3時頃就寝となった。3時間睡眠をとった後6時頃に起床、8時に予定通り草刈りを始めた。まもなく原田さんが到着し、宮崎さんが持参したゴープロ(360°自動撮影)が様子を見届ける中1時間ほどで草刈りを終えることができた。
休憩をはさんだ後、水嶋さん、太田さん、宮崎さんの3名で水源清掃に向かった。水源は比較的きれいであり、泥掻きをした後山小屋に戻ってきた。水源清掃を終えるとタイミングを見計らったかのように雨が降り始めその後一日中雨は降り続いていた。
ひと段落後ネズミが侵入してきた通り道を探し、塞ぐ作業に取り掛かった。今回見つけた隙間は台所の上と玄関の棚上であり、無事塞ぐことができた。
午後にはシーツの洗濯と乾燥をし、合間に昼食と温泉、買い出しを行った。
山小屋に帰宅後、17時頃には水嶋さんお手製の油揚げと鍋をいただくことができた。

8/21(日)
この日も6時頃に起床。小屋の締め作業を滞りなく実施することができ、9時半頃に山小屋をあとにすることができた。
また、この日は渋滞にはまることもなく13時頃に東京に戻ってくることができた。

今回、心配していたネズミに遭遇することはなく(遭遇してみたかったとの声もあるが)無事に山小屋修理の作業を終えることができた。
また、約3年ぶりの山小屋訪問となった私は理岳会の方との久々の交流に懐かしさを感じつつ山小屋清掃を通して新たな山小屋の一面を知ることもできた。
歴史ある山小屋の継承が絶えぬようコロナの影響で参加が難しい現役との交流も今後行いたいと切に感じた。
中野璃奈

2022年8月3日水曜日

山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

S62数学科卒 水嶋一郎
 7/31~8/2予定通り山小屋へ行ってきた。8/1は赤岩尾根から鹿島槍南峰へ登った。天候に恵まれ快適な稜線散歩を楽しめた。槍ヶ岳から白馬岳、遠く八ヶ岳、富士山まで素晴らしい展望だった。布引岳から南峰へ向かう途中で雷鳥の親子に出会った。雛鳥はかなり大きくなっていた。登山者は思ったより少なく静かだった。赤岩尾根は相変わらず険しく、下りは苦戦した。木製階段を新設した場所もあり人手は入っているようだが、古くなった木の梯子が何カ所か破損しており注意が必要だ。西俣出合付近の下草はきれいに刈り取られており歩きやすかった。

コースタイム(クリックして拡大)

 記録を見ると昨年と殆ど同じペースで歩いている。体力はさほど落ちていない。山小屋に戻りラーメンどんぶりでフルーチェを食べて生き返った。

 鹿島槍の山行は大満足だったが、今回の山小屋泊ではネズミに悩まされた。7/31(日)山行に備え早寝した。1階で寝たが明かりを消すとネズミたちは活動を開始した。私の寝ている布団と壁の間を走り抜け、台所の洗った食器をいたずらし、衣類のビニール袋に入ろうする。明かりを点けても平気でウロチョロしている。2階や梁を一晩中走り回りうるさくて全然眠れなかった。8/1(月)は2階で寝た。2時間ほど眠り23時半頃足先に何か触っているなと目を覚ますと、ネズミに指先を囓られた。明かりを点けると指先からわずかに出血している。すぐに山行用医療品で消毒した。長年山小屋に泊まっているがネズミに囓られたのは初めてだ。目が覚めてしまったので、明かりを点けて本を読んでいると枕元にネズミが寄ってくる。布団に登ってくる。全く人を怖がらない。この夜もネズミがうるさくて眠れなかった。
 山小屋メンテナンスでは寝具などネズミの隠れそうなところは対策が必要だろう。

 <山小屋の状況>
・水は豊富に流れています。
・カビの発生はありません。
・夜になるとネズミが走り回ります。食料だけでなく衣類も対策が必要です。

8/1 冷乗越からの鹿島槍

8/1 中央の雷鳥、分かるかな?

8/1夜 憎っくきネズ公

2022年8月1日月曜日

【ご案内】2022山小屋修理について

 本年度の山小屋修理を下記の通り執り行います。

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日時: 2022年8月20日(土)~21日(日)
幹事: 宮崎 慎也
作業予定:
 20日8:30〜:草刈り、水源清掃
 20日午後:布団乾燥、シーツ洗濯、室内整理


参加いただける方は、
8月14日までに下記URL申込みフォームにご入力いただくか幹事までご連絡ください。

電車でお越しの方は、信濃大町駅までお迎えにあがることも可能ですのでご相談ください。
************************************************************

その他不明点、要望等がございましたら幹事宛てにご連絡ください。

2022年7月25日月曜日

丹沢蛭山行 - 中野会員

 6/25丹沢にある大野山に渡邉、近藤、酒井、中野の4人パーティで行ってきました。

<参加者> 渡邉隆靖'(2021年卒)、近藤沙樹(2021年卒)、酒井優輔(現役)、中野璃奈'(2022年卒)

丹沢湖〜大野山〜山北駅のコースでの登山予定でしたが、残念ながら登頂は出来ませんでした。

丹沢湖から登り始めて間もなく1匹のヒルを見つけました。物珍しさから盛り上がっていたのも束の間、気づけば大量にヒルが脚にくっついていました。それからもヒルの量は減ることなく山頂に向かうにつれ大量発生しており、身体中に集られてしまいました。"ヒルを剥がす量<ヒルがくっついてくる量"&ひどい気色悪さだった為、登山開始1時間ほどで下山を決意しました。

下山してみると4人中3人がヒルに噛まれており、私は足の他にお腹や背中も含め計20ヶ所以上も噛まれてしまいました。



ヒルの被害状況を見るに長ズボンではなくスパッツを履いていた人はあまり噛まれていませんでした。ですので、この時期の丹沢登山にはスパッツは必須&帰り際にはヒルが紛れていないか身の回りを要確認だと思われます。

また、同月に現役が別コースで大野山に登山しましたが、数匹しか見かけなかったそうですのでコースによって当たりはずれがあるようです。



2022年6月12日日曜日

2022年度 理岳会総会が開催されました

本日(6/12)、2022年度 理岳会総会が開催されました。

会員8名、山の会より5名が参加し、昨年度の活動報告・今年度の活動計画等が審議され全て承認されました。



<出席者>

中村久志、原田和正、古谷 一隆、広瀬雅哉、江藤開、松田巽海、村岡徹、渡邉隆靖

<現役>

酒井優輔、取手周弥、是永孝太郎、網田義樹、北條広大


現役の報告では、大学のクラブ活動に関する制限も緩和されたようで親睦山行、山小屋祭り開催も期待できそうです。

オンラインによる総会も3回目となり参加者も昨年と比べ少なくなってしまいました。来年度は是非とも対面での会議ができる事を、皆様とお会いできる事を楽しみにしております。

欠席された会員よりお知らせいただきました近況報告は下記URLをご参照ください。

https://drive.google.com/file/d/1lyEFVtQT1ItNKt3tAYI6X3LwHFTQdqgJ/view


2022年5月20日金曜日

連絡通信 No.146 が発行されました

 【連絡通信No.146】

1. 2022年度理岳会総会資料
2. 2021年9月 有志の集い
3. 2022年1月 山小屋へ行ってきました-水嶋会員
4. 2022年2月 山小屋雪下ろし報告
5. 2022年2月 山小屋に行ってきました-水嶋会員

下記URLからご覧いただけます。
連絡通信pdfファイルはパスワードで保護されています。

▲△▲ 理岳会定期総会開催のお知らせ------------------------------------
本年度の理岳会総会は下記のとおりオンライン会議により開催いたします。

【日時】 6月12日(日)14:00~16:00
【場所】 オンライン会議
        (Meet グループビデオ会議、会議室 URL は後日連絡)

出欠につきましては 6 月 5 日(日)までに下記URLまたは理岳会 HP 右サイドバー「行事参加申込」よりお申込みいただきますようお願いいたします。

尚、参加申し込み又は委任状のご提出をいただけない場合は総会決議について理岳会会長へ委任されたものとさせていただきます。

2022年3月2日水曜日

山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

S62数学科卒 水嶋一郎
 2/22(火)から25(金)まで大雪の山小屋へ行ってきた。日向山入りしている原田さんからの情報通り大雪だった。
 2/22(火)雪 5時過ぎに浜松を発ち路面凍結の奥三河の山中をヒヤヒヤしながら走り治部坂峠へ向かう。峠の上り下りの路面はほとんどドライで助かった。高速道路は安曇野までチェーン規制もなくスイスイ走る。大町が近づくと圧雪路となった。宮崎君からウィンドウォッシャー液の残りが少ないと聞いていたのでカインズホーム大町店で購入、庭木の剪定で使いたい高枝切り鋏や剪定鋏に目が引きつけられたが購入は我慢する。地元民で賑わう俵屋で昼食をすませ、山小屋に入る。県道は工事のため完全除雪されていた。小屋への坂はトレースが全くなくスノーシューを着用しても膝上のラッセル、大苦戦した。13:40山小屋着。早速小屋の立ち上げ。水槽の蛇口を掘り出す。雪に埋もれていたため凍結しておらず助かった。水汲み用の足場を掘った。14:05除雪開始。まず東面屋根からの落雪の山をスノーダンプで除雪。長靴では腿まで埋まってしまい苦戦する。次に北面を除雪。基礎のコンクリート部分まで掘り出し16:15終了。北窓の視界は半分以上雪で隠れてしまう。ここ何年かで一番の大雪だ。
 2/23(水)雪~曇 今朝も雪。7:10除雪開始。西面を除雪する。窓枠下部が埋まるほど積もっている。屋根の落雪が凍結しておりスコップでは歯が立たない。山小屋ピッケルに登場願い氷を粉砕する。伸縮梯子まで掘り出し終了。8:50休憩、おやつを食べる。9:05作業再開。雪は止み薄日が差してきた。玄関屋根の除雪。落雪が心配なので、まず三角屋根から除雪する。脚立を掛け右から順番に慎重に雪を落とす。新雪で雪が軽く簡単に落とせた。玄関屋根の雪も新雪だったのでスノーダンプを使用する。11:20終了。南面、玄関前、西面トイレ側が雪で埋まってしまったが片付けは明日にする。南面の雪山は屋根より高くなってしまった。昼食・入浴・買出しのため11:50山小屋発。大町は晴れていた。15:50山小屋着。


 2/24(木)雪~晴 また雪が降ってきた。白馬五竜でスキー。7:05山小屋発。雪道を地元車に煽られながら走る。8:20スキー場着。ウィークデーでさすがに空いている。10時頃から晴れてきて47のR1は快適だった。アルプス平も空いていて気持ちよく滑れた。五竜・不帰には雲がかかっていたが白馬三山がきれいだった。13:15スキー場発。R147は除雪で山になった雪を重機で除くため交互通行が多く渋滞。青木湖から旧道を走り14時ぎりぎりに俵屋に滑り込む。後立山がすべて見えた。風呂は省略。15:40山小屋着。15:50昨日の宿題、南面・玄関前を除雪する。17:00終了。



 2/25(金) よく晴れた。山がきれいだ。7:05やり残した西面トイレ側の除雪。この日は帰るだけで暇なので玄関に下りる立派な階段をつくる。階段脇に雪でソファー風の椅子を作って遊ぶ。9:30雪遊び終了。残念ながら主屋根の雪はまだ落ちない。山小屋の周りではエナガなどの混群が賑やかに囀っていた。もう春は近い。小屋の立ち下げをすませ10:35山小屋発。昭和軒で早めの昼食をすませ浜松へ帰る。

2/22昼の山小屋

2/25朝の山小屋

2022年2月21日月曜日

2022 山小屋雪下ろし報告

2/11-13に山小屋雪下ろしを執り行いました。
皆様、ご協力ありがとうございました。

【参加者】
江藤、古谷潤、村岡、渡邉、宮崎

【作業報告(作業日:2/12)】
主屋根・玄関屋根の雪下ろし、小屋周りの雪かきを行いました。
主屋根の雪もすべて落ちきりました。小屋周りの雪かきは西側と北側が途中までになってしまっています。(体力の限界でした...。)

主屋根からの落雪により一階トイレ側の雨戸の戸袋が破損しました。
応急処置としてブルーシートを被せてあります。(添付写真4、5枚目)






2022年1月4日火曜日

雪の山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

S62数学科卒 水嶋一郎
 2021年12月30日から2022年1月2日まで年を跨いで山小屋へ行ってきた。
 年末寒波のため大雪が心配されたが、積雪量は例年より少し多い程度で、山小屋下の県道は工事のため完全に除雪されており、武蔵の小屋のスノーモービルトレースと宮崎君ら4人のトレースのおかげで楽に山小屋へ入ることができた。水の出は良好だった。
 12/30(木)ゆっくり浜松を発ち雪の治部坂峠を越え飯田に向かう。久しぶりの雪道で緊張した。松本平では一時青空も見えたがオリンピック道路から再び雪となった。大町市に入ると圧雪路となりスタッドレスタイヤが役立った。上原の湯は年末年始も営業しており助かった。俵屋が休み昭和軒も売り切れで夕食は福来家で食べた。チェーン装着場に車を停め、スノーシューのバンドが切れて使用できないので長靴で山小屋へ向かう。降雪が激しく前日から山小屋入りしている宮崎君ら4人のトレースは半分埋まっていた。19時前山小屋着、一人でお酒を飲み、本を読む。20時過ぎに宮崎君古谷君北島君村岡君の4人がスキーから戻りささやかな忘年会を行う。久志さんが持ってきてくれた余市をおいしくいただいた。北島君はお酒を我慢し22時過ぎ大雪の新潟へ帰った。酔っ払った水嶋は23時半頃就寝した。雪は降り止まず新雪がどんどん積もる。
 12/31(金)6時起床。若者は寝ているので一人で朝食をすませ7時過ぎに山小屋を発つ。鹿島槍スキー場で半日スキー。稼働するリフトが減っており経営が心配になる。終日雪で新雪が深く私の技量ではうまく滑れなかった。上原の湯で体を温め、昭和軒でソースカツ丼を食べる。15時半山小屋着。宮崎君たち3人は小屋の片付けをすませ帰京していた。ゴミ処理ありがとう。水まで汲んでもらい助かった。雪は夜も降り続く。
 1/1(土)5時起床。雪はだいぶ小降りになってきた。午前中玄関の屋根の雪下ろし、玄関南面西面・山小屋北面の雪かきを行う。玄関の雪は80cmほどだが新雪で柔らかく乾燥していたので作業は楽だった。昼頃になると青空が広がってきた。稜線には雲がかかり鹿島槍は見えない。主屋根の雪は1/3程ずり落ちてきたが止まってしまい落ちなかった。午後スノーシューを履いたスノーハイクの5人が善隣館の廃墟を見物にやって来た。理学部山の会や山小屋について話をする。つれてきた白い和犬が可愛く、久しぶりに犬に触れてうれしかった。午後はのんびり読書をする。
 1/2(日)6時起床。快晴である。4日目にしてはじめて鹿島槍が見られた。風もなく穏やかな日になった。気温は低い。一日日差しがあれば主屋根の雪も落ちてくれるのではないか。8時20分山小屋発。スノーハイクの5人のおかげで広くなったトレースを歩いて県道に下りる。県道はほぼ完全に除雪されており15分でチェーン装着場に着いた。まっすぐ浜松へ帰る。大町市内までは圧雪路だったがオリンピック道路から先の路面はすべてドライだった。中央アルプス、南アルプスの上空に笠雲が架かっていた。
1/1朝、雪の山小屋
 
1/2朝、快晴の山小屋