説目

立教大学理学部山の会OB会のHPです。
会員・現役の皆様への連絡事項を更新します。
管理人:理岳会編集担当
お問い合わせ... rigakukai@gmail.com



2023年12月17日日曜日

【ご案内】天狗岳冬山親睦山行

下記の日程で、天狗岳冬山親睦山行および鍋パーティーを行います。

日程:2024/1/7(日)
 1/6集合、1/8解散予定

行程:天狗岳日帰り山行
 周回コースの予定
 ※計画書については後日

宿泊:蓼科 中村久志宅

下山後は鍋パーティーを開催いたします。
鍋パーティーのみの参加も可能です。
(但し、宿泊可能人数の制限により山に行く方を優先させていただきます。)

参加ご希望の方は12/31までに下記URLよりお申込みください。

2023年11月24日金曜日

那須岳親睦山行

2017年 物理学科卒 江藤開

 10月8日(日)に現役主催の那須岳親睦山行に参加してきました。企画してくださった現役の皆さん、ありがとうございました。


【参加者(敬称略・順不同)】
現役:近喰・豊田・北條・高木・三浦
理岳会員:江藤・村岡・渡邉

◆前日談
 親睦山行一週間ほど前のことだが、現役監督として夏合宿反省会に参加した。私が勤務を柔軟に調整できる職にないことも大きいが、それぞれの都合もありオンラインでの開催であった。
 今年度は久々に八ヶ岳に穂高と本格的な夏合宿を企画する事ができ、また、メンバーの増加、若手OBが切に望んで手に入らなかった部室を獲得したりと現役活動の活発化を感じる上半期であったようだった。
 一方で課題と感じる点も共有され、n=1のサンプルで申し訳ないが先人としての経験を紹介させていただいたりもした。
 現役主導による夏合宿反省会は成果も課題も全体として前向きに共有され、次につなげる話題が多く実りあるものになったと感じた。
 しかし、オンラインという形態は場所を選ばない便利さや様々な恩恵の反面、マイクを順に渡してのコミュニケーションになるので、双方向性・即時性・情報量という点では対面での自然会話に引けを取る部分がある。脈絡さえあれば多少の不規則発言も、隣人に少し尋ねるのも妙がある。
 思えば、感染症拡大の中のオンライン飲み会は、普段の関係性あってこそあの情報量で成立していたのだと思う。改めて実感する、顔を合わした交流を細々とでも維持していく大切さを。 思えばコミュニケーションに対してモチベーションの高い時期に行われた親睦山行であった。

◆10月8日(日)当日
 当初は公共交通で現地に向かう予定であったが、席に空きができたとのことで、黒磯駅から近喰君、豊田君と共に渡邉君の車に乗せていただいた。今回の企画をメインで準備してくれた北條君も渡邉君と一緒に乗って来ていた。一方で村岡君も車を出してくれており、そちらには高木さんと三浦君が同乗しているとのことだった。
 よもやま話に花を咲かせつつ那須に近づいた頃、先行していた村岡車から連絡があった。曰く、那須ロープウェイまでの駐車場が満車とのことで、連休での行楽の賑わいを感じさせられた。我々は登山口からは徒歩50分程度離れた場所に車を停め、そこで初めて全員が顔を合わせることとなった。残念ながら都合により来られなくなったメンバーもいたが、多くの現役が参加の意思を示してくれたことがありがたい。現役5名、OB3名で登山を開始した。
 那須岳には今年1月、個人的に登りに来ていた。もちろん積雪期との違いはあれど、印象に残っているのは風の強さである。日本海側からの風があまり遮られることなく吹きすさぶ稜線は、私の密度高めの体もふらつく強さになることもある。ロープウェイで稜線まで上がれる手軽さながら、定期的に低体温症での遭難が出る場所でもあり、数日前もそのような事故があったばかりで気がかりであった。
 結果として、全行程を通して風は穏やかであり、晴天とはいかなかったが快適な登山であった。茶臼岳のお鉢回り、朝日岳のアスレチックな鎖場と、OBの体力にも無理がなく、かつ満足できる難易度だったと思う。
 道中、普段の活動や大学での様子、その他世間話と、多岐にわたる話題が交わされた。図らずともOBも20代のみで、世代としては異なるが遠すぎず、程よい距離感だったのではないだろうか。
 下山後、用事のあった豊田君とは解散となったが、北條君の強い希望もありその他のメンバーで温泉に行くことになった。那須といえば活火山、温泉には事欠かない。山で涼んだ体を湯船で温め、そのまま夕食の運びとなり、現役の旺盛な食欲に驚かされもした。
 食後、現役から締めの言葉をもらい、車ごとに分かれて首都圏の方へ戻った。それぞれ解散したのは22時くらいになってからだったと思う。長距離を運転してくれた村岡君と渡邉君には特別の感謝をしなくてはならない。
 今回、山小屋祭りに参加できていない私にとっては久々の現役世代との山行であった。やはり、後に続く現役世代が脈々と理学部山の会の名を継ぎ、そして我々とは違った文化を作り上げ、我々も登った山に挑戦していこうとしている光景は元気が貰えるものである。学生の現役としてのサークル活動は、4年+αで巡る人生と比べると短い営みであるが、他に代えがたい華がある。私に出来る事といえば、その活動が実りのあるように応援することぐらいである。改めて、素晴らしい

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2023年11月18日土曜日

【ご案内】2023年度 理岳会 納会 12/2

本年度の理岳会納会を開催いたします。
  • 日時:12/2(土)16:00~18:00
  • 場所:ビヤホールライオン 池袋西口店
  • 会費:5,000円
  • 幹事:村岡 徹

参加ご希望の方は 11/23(木)までに下記URLよりお申込ください。
https://forms.gle/9PpNhTF18Aud1JJE8

2023年11月5日日曜日

縞枯山・白駒池・三峰山に行ってきました ③

1987年数学科卒 水嶋一郎

①はこちら
②はこちら

10/13(金) 和田峠・三峰山ハイキング 晴
 7:05別荘発。ビーナスラインをドライブし和田峠へ向かう。茅野市周辺は朝霧、雲海越しの八ヶ岳・南アルプスがきれいだった。8:15和田峠P着、山梨ナンバーのバンが1台だけ停まっていた。
 駐車場からビーナスラインを少し北上すると旧中山道にぶつかる。西に向かい中山道を登る。緩やかな上り坂だ。古峠に近づくと道幅が広がる。15分ほどで古峠、ここから中央分水嶺トレイルを北上する。ススキの急登を登ると1722mピーク付近で樹林がまばらになり視界が広がる。30mほど下るとビーナスラインに沿った稜線の道となる。ダケカンバが点在する笹原を進む。車の音が少々耳障りだが眺めは最高である。1748mピーク付近で一本。目の前に笹原の三峰山が迫る。空に向かう笹の道を進む。三峰茶屋からの道が合流し少し傾斜がきつくなった道を進む。三峰山の1887mピークは遮るものが何もない360°の大パノラマだ。西の鉢伏山越しに御嶽山・乗鞍岳、北西には常念越しに槍・穂高、爺ヶ岳・鹿島槍もよく見える。白馬は雪が着いているようだ。北に美ヶ原、北東は浅間山南東には北八ヶ岳・南八ヶ岳、南には南アルプス、南西は諏訪湖と中央アルプス、贅沢な眺めだった。天気予報通り高層に絹雲が広がり飛行機雲が漂っていた。下りは八ヶ岳・南アルプスを眺めがながらのんびり歩く。古峠から中山道を諏訪側に少し下ってみる。佐久側よりかなり急な坂だ。七曲がりまで下って引き返す。和田峠Pに戻り、峠の茶屋できのこ汁をいただく。ビーナスラインは素晴らしい眺めだが、やはり歩いて山を眺めるのがいい。ちょっと距離が短く物足りなかったが、眺望は最高で満足した。
和田峠8:20→古峠8:35→9:16 1740m付近9:21→9:42三峰山10:00→10:57古峠11:05→11:30和田峠
天空の道を三峰山に向かう / 三峰山山頂

 今回は久志さん・杏子さんに料理・洗い物を一切お任せしてしまい申し訳ありません。おいしい料理・おいしいお酒・快適な寝床をありがとうございました。

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2023年11月3日金曜日

縞枯山・白駒池・三峰山に行ってきました ②

1987年数学科卒 水嶋一郎

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10/12(木) 八ヶ岳山麓サイクリング 晴
 今年の山小屋祭りの帰りに久志さんの別荘で車内搭載用の自転車固定器具をいただいたので、今回はアンカーRFX8を積んできた。新車アンカーRL8D Di2は次回のお楽しみ。
 7:05別荘発。帰りが心配になる下り坂を快調に走り、チェルトの森入口から鉢巻道路を南下する。柳川の橋まで下るとその先は美濃戸口までずっと上り坂であった。苦しい登りだが八ヶ岳の眺めが救いだ。標高差250mでヘトヘト。これじゃ鉢巻じゃなくて襷掛けだ。事前に地形図で傾斜を確認しておくべきだった。美濃戸口からは快適な下り。八ヶ岳美術館前を通り立場川を渡る。その先は富士見高原ゴルフコースまで等高線に沿った道である。信玄の棒道(軍用道路)跡まで南下し北へ引き返す。ゴルフコース横で左折、県17を西へ下る。標高差200mも下ってしまいもったいない。おっことの信号からエコーラインを北上する。八ヶ岳連峰を右手に見ながら走る快適な道で等高線に沿っておりアップダウンも少ない。立沢で右折し少し東進(登り)し北にカーブすると立沢大橋である。八ヶ岳の眺めがすごい。昼食には時間が早すぎるので、たてしな自由農園に寄る。ここから15分で久志さんに教えていただいた傍(カタワラ)(そば店)に着いてしまった。開店15分前だったので隣のジェラート屋さんセレノでトウモロコシ・牛乳ダブルのジェラートをいただく。11時の開店と同時に入店、店の前で並んでいた人たちですぐに満席になってしまった。もりそば・ミニローストビーフ丼のセットをいただく。サラダ、白・黒のもりそば2枚(つけだれ2種)、ミニ丼、熱々のそば湯で大満足し傍を出発する。緩い下りのクランクを過ぎると槻木大橋で北八ヶ岳がよく見える。大きくクランクを曲がると縄文の道の交差点に着く。右折し東に坂を登ると尖石縄文考古館に着く。国宝「縄文のビーナス」をはじめ縄文土器の展示が非常に充実している。縄文土器の模様の多様さは必見、是非訪ねて下さい。久志さんに教えてもらった三井の森ゴルフクラブを廻る東進して坂を登るコースでチェルトの森に向かう。多少の登りは覚悟していたが最高地点はエコーラインからの標高差が240mもあった。ゴルフコースを廻ると案の定下り100m以上下って県188(鉢巻道路)に戻った。予想外の登りでへばってしまいチェルトの森入口からゴルフ場までの急な登りで少し歩く。もう少し坂登りを鍛えないとだめだなあ。13:41別荘着。走行47.31kmでした。八ヶ岳山麓のサイクリングは南北の等高線に沿って進むこと、東西方向の移動は最小限に!次回はエコーライン近くに駐車し南北方向でサイクリングを楽しみたい。ツーリングマップルを長年愛用してきたが、最近はスマホでグーグルマップを使うようになった。スマホ原始人も少しは進歩する。地形確認に国土地理院の地図アプリもチェックしたい。
立沢大橋からの八ヶ岳連峰 / 槻木大橋からの北八ヶ岳

 別荘では久志さんが気を利かせお風呂を沸かして置いて下さった。早速入浴する。ありがとうございました。少し休憩して杏子さんとツルヤまで買出しに出かける。久志さんの買い物リストを買いそろえ、ジャムコーナーでお土産も調達する。ツルヤオリジナル果肉がごろっと入っておいしい川中島白桃ジャム、リンゴかりんとうがお勧めだ。夕食は杏子さんが鮭のちゃんちゃん焼きを作ってくれた。ビールによく合う。

2023年11月1日水曜日

縞枯山・白駒池・三峰山に行ってきました ①

1987年数学科卒 水嶋一郎

10/11(水)から13(金)まで蓼科の中村久志さんの別荘をベースにハイキング・サイクリングを楽しんできました。天候に恵まれ楽しい山歩きでした。

10/11(水) 縞枯山・白駒池ハイキング 晴
 高速道の深夜割引を利用する為に3時に浜松を発ち7時過ぎ夏草峠Pに到着した。南八ヶ岳は晴れているのに、蓼科山・縞枯山にだけ笠雲が掛かっている。雲男水嶋の呪いか?
 登山口茶水の池から地獄谷・大石峠までは苔生した樹林の緩やかな登りである。2232mピークに向かい少し傾斜が急になる。茶臼山への登りはかなりの急登である。シラビソ・米栂など針葉樹の樹林帯は展望が全くきかないが、倒木更新の森はびっしりと苔に覆われ見飽きることはない。先月読んだ「枯木ワンダーランド 深沢遊 築地書館」で倒木と樹林について予備知識を仕込んで置いて良かった。茶臼山2284mのピークは樹林の中で展望はない。樹林を3分ほど進むと展望台に出られる。縞枯山が見えるはずだがガスに隠れている。茶臼山からコルまでは急な下りである。ガスが流れ視界が開けない。縞枯れ現象の倒木帯の登りを進むうちにガスは晴れ青空となった。縞枯山2403m山頂も樹林の中である。ここも展望台からの眺めが良い。茶臼山のもっこりした火山らしい姿の向こうに八ヶ岳が見える。雨池峠へ下る。かなり急な下りで慎重に進む。雨池峠は広々とした明るい広場である。峠から急な樹林の道を下ると林道に出る。15分ほどで雨池に着く。水量が減っており1/3ほど池底が出ていた。周回コースを進み途中から木道を歩く。かなり痛んでおりヒヤヒヤした。林道に戻り少し南下し登山道に入る。緩やかな木道の登りが続く。苔に覆われた樹林の道は快適である。茶水の池に戻り夏草峠から白駒池へ向かう。整備された散策路で白駒池の手前でR299の駐車場から観光客が沢山あがってくる。苔がすばらしい。白駒池の周りは紅葉が見頃であった。白駒荘を過ぎ高見石への登りに入る。下りの登山者が多い。35分ほどで高見石小屋に着く。浜松商業定時制勤務の時1993年5月に登山クラブの山行で生徒と泊まったはずだが全然覚えていない。少し岩場を登ると高見石から白駒池が見える。小屋から白駒池方面へのもう一つのルートでは小屋の若い衆が歩荷をやっていた。渋ノ湯の分岐を過ぎ丸山への急登を進む。登山者はほとんどいない。丸山2330mも展望はない。丸山からの急な下りが終わり2212mピークを過ぎると夏草峠越しに茶臼山がよく見える。北八ヶ岳は眺望も楽しめるが森と苔を愛でる山だと思った。

夏草峠7:19→8:15茶臼山展望台8:22→縞枯山9:09→8:32雨池峠9:40→10:15雨池10:20→11:29夏草峠11:38→白駒池12:10→12:47高見石12:56→14:02夏草峠

 夏草峠から下り茅野市コミュニティ温泉縄文の湯で汗を流す。16時過ぎ久志さんの別荘に着いた。下のお嬢さん(杏子さん)が滞在中で夕食は焼き肉鍋を作っていただく。久志さんが用意してくれた七賢スパークリングもおいしかった。
茶臼山展望台からの縞枯山 / 縞枯山展望台からの茶臼岳・八ヶ岳

水の少ない雨池 / 高見石からの白駒池

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2023年10月30日月曜日

2023年 山小屋祭り 報告

2018年度 物理卒 宮崎 慎也

 9/16(土)~18(月)に山小屋祭りを開催しました。今回の山小屋祭りは久々に現役からの参加もあり、大盛況となりました。
【参加者(敬称略)】
理岳会:中村、水嶋、北島、村岡、宮崎、近藤、渡邉
現役:北條、三浦

9月16日(土)
 前日夜発で日付が変わる頃に、一足先に一人で小屋入り。山小屋の状態は概ね良好。前回の山小屋修理で、小屋を出る前に焚いたバルサンの影響もないようだった(そもそも虫が入ってこなかったようで効果無かったか?)。安心しながら立ち上げ作業をしていると、玄関の棚の上に、ソフトボールくらいの大きさの落ち葉の塊を発見。突っつきながら観察していると、カサカサと何かが動いた気がした。急いで小屋の外へ出して、ひとまず見なかったことにして就寝。朝起きて、改めて落ち葉の塊を確認したが、中には何もいなかった。幻覚だったのか。ただ、あまりに不自然だったのでおそらく小動物(ネズミ?)の仕業だろう。玄関のステップの下のところに穴が開いていたので、簡易的に石でふさいでおいた。
 午前中、水嶋さんが小屋着。その後、電車で到着した中村さん、近藤と駅で合流して、昭和軒で昼食をとった。今回は親子丼を美味しくいただいた。いつも通り、薬師の湯で入浴、買い出しをして小屋に戻った。
 時間が余ったので、焚火を開始。今回も水嶋さんが庭木の剪定枝を1年乾かして持ってきてくれていたので、よく燃えて楽しい。夕食は、水嶋さんが中心となって、定番の鍋を作っていただいた。そうこうしていると、村岡が、渡邉と現役2人を乗せて到着。渋滞に巻き込まれてお疲れの様子だった。そして初日の宴会を開始した。鍋を美味しくいただき、さらに皆さんからのたくさんの差し入れ(酒やうなぎパイやクッキーなどなど)もあり、豪華な宴会となった。途中、北島さんも到着して参戦。大盛り上がりの宴会となった。

9月17日(日)晴れ
 2日目は爺ヶ岳山行へ。中村さんは小屋待機、北島さんは道の駅スタンプラリーへ行くため不参加。その他7名で5時ごろ扇沢へ出発。さすが3連休中日、登山口付近の駐車場は満車。村岡車は臨時駐車場、宮崎車は扇沢駅駐車場になんとか駐車でき、6時ごろ登山スタート。私は3回目の爺ヶ岳だったが、今回も素晴らしい山行となった。快晴で展望が最高な中での稜線歩きはとてもいい。剣岳がはっきりと見えて大満足。ぜひ写真をご覧いただきたい。南峰組と中峰組と別れたり、最近集め始めた山バッジを購入したりしつつ、無事下山。登りはまだ大丈夫だが、下りは体力・筋力の衰えを感じた。トレーニングしなければ。。。
 小屋に戻ると、焚火&夕食準備を開始した。夕食は定番のもつ鍋。中村さんいつも差し入れありがとうございます。現役2人が中心となって準備してくれた。2日目の夜も、もつ鍋に生トウモロコシ、ウイスキーかけバニラアイス、焚火(焼き芋、焼きマシュマロ)などなど、大盛り上がりの宴会となった。山行の疲れもあり、比較的早めの切り上げとなった。

9月18日(月)
 朝起きると、すでに北島さんは早朝に小屋を出発していた。朝食をいただいた後、みんなで協力して締め作業をして、9時ごろ小屋発。水嶋さんは中村さんを乗せて蓼科の中村さんの別荘へ。宮崎車と村岡車は、最近の恒例となったTURUYA(スーパーマーケット)池田店に寄りつつ帰った。休日渋滞+工事渋滞で、平常時間+約2時間で帰宅。3連休最終日はもう少し早く出発しないといけないようだ。

 前回の山小屋修理は少人数でしたが(それはそれで楽しめたのですが)、今回の山小屋は、久々の現役参加があったこともあり大盛況となりました。参加者の皆様、楽しい時間をありがとうございました。大人数での山小屋は良いなと改めて感じる行事となりました。

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2023年9月23日土曜日

【ご案内】那須岳 親睦山行

親睦山行を現役主催で開催いたします。
●日程:  10月8日(日)
●行き先: 那須岳・朝日岳
●集合場所:峠の茶屋 駐車場
●集合時間:09:00

※日帰り山行となります。
※電車利用の場合、
 東京駅6:20発"やまびこ201号"で那須塩原駅下車
 那須塩原駅西口よりバス"那須線"
 終点"那須ロープウェイ"バス停下車徒歩15分
※計画書は後日、連絡いたします。

参加ご希望の方は、下記URLよりお申込みください。

理岳会窓口:中村久志

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山行計画書


2023年9月18日月曜日

2023 理岳会シルバー食事会

 9月15日理岳会シルバー食事会が開催されました。雷⚡️大雨の中予定通り12名全員が日比谷公園内の日比谷茶廊(サロー)に集まりました。サローは竹内の教え子が経営しています。

参加者は写真左から山梨から竹内、古市先生夫妻、税理士の内田さん、鈴木夫妻、高田家若奥様、高田夫人(克子様)、上間さん奥様、上間さん(隠れています)、栃木より河原洋さん、茨城より河原進さんです。

先ずは、古市先生(92歳)の奥様典子さんの88歳米寿の乾杯で始まりました。古市先生が補聴器の充電器を忘れ、バッテリー切れで全く会話が続きません。上間さんもほぼ聞こえていません。が話はなんとなく進むものです。話は自分の年齢の話が多く、私87歳(高田克子様)、俺は80歳などと皆様お元気でした。来年の再会(?)を約束して解散しました。

2023年9月3日日曜日

連絡通信 No.149 が発行されました

【連絡通信】
1. 2023年度 理岳会総会報告
2. 2023年度 理岳会総会議事録
3. 合同水源清掃
4. 山小屋に行ってきました
5. 白馬大池に行ってきました
6. 2023 山小屋修理(+唐松岳登山)

下記URLからご覧いただけます。
連絡通信pdfファイルはパスワードで保護されています。
パスワードは別メールでお知らせいたします。


▲△▲ 山小屋祭りのご案内 ------------------------------------
日時: 9月16日(土)~18日(月)
担当幹事: 村岡徹

ご参加いただける方は、下記URL 申込みフォームにご入力いただくか幹事までご連絡ください。

9/17(日)には親睦山行 (爺ヶ岳 柏原新道) を企画しております。


▲△▲ 理学部山の会会報 --------------------------------------
昨年度の現役山の会の活動報告書は、下記URLからご覧いただけます。

2023年8月28日月曜日

2023 山小屋修理(+唐松岳登山)

2021年社会学部卒 渡邉隆靖

 8月17日から20日にかけて、山小屋修理に参加してきた。17日の夜に山小屋に入り、18日は登山へ、19日に草刈り及び山小屋のメンテナンスを行い、20日に帰宅。少数精鋭での実施となったが、普段の山小屋イベントとは違うことにチャレンジ(一部暴挙を含む)するなど、充実した山小屋修理となった。
【参加者(敬省略)】
水嶋、宮崎、渡邉、(原田)
【作業内容】
・草刈り
・カビ対策(玄関壁・天井にカビキラー塗布、居住部分の壁・天井に逆性石けん(オスバン)塗布)
・布団乾燥
・シーツ洗濯、乾燥
・バルサン燻蒸(山小屋退出時)
※水源清掃は実施できず

8月17日(木)
 20:30八王子駅集合、宮崎さんの車で大町に向かう。もともとは金曜日の夜に出発する予定であったが、2人とも18日は休暇を取っていたことがこの数日前に判明したため、急遽18日に唐松岳に登ることが決まり、このような日程となった。渋滞知らずでいつになく順調に進み、西友で買い物をした後、日付が変わる前に山小屋に到着。
 先に小屋入りしていた水嶋さんが迎えてくださり、早速ビールで乾杯。サラダや野沢菜を軽くつまみつつ、明日明後日の予定を確認。1:00頃就寝。

8月18日(金)
 5:00起床、各自朝食をとり、6:00前に小屋を出発。途中で白馬乗鞍岳・白馬大池に向かう水嶋さんと別れ、登山口となる八方尾根スキー場へ。ゴンドラのチケット売り場に着くと、平日とはいえ既に行列ができていた。「割引券あったんだけど、スキーで使い切っちゃったんだよなあ」などと話をしながら並んでいたが、すると後ろに並んでいた方が話しかけてきて、なんと同様の割引券を持っているとのこと。5人まで有効ということで、ありがたいことに一緒に使わせてもらうことができた。
 7:20ゴンドラで出発。麓は明るいが、標高が上がるにつれガスが濃くなっていき、否が応にも昨年度の大遠見山行が思い出される。しかしリフトを2回乗り換え、八方池山荘に到着する頃には、青空が見える程度に雲が薄くなっていた。出発前に水嶋さんが「雨雲は私が引き寄せておくから」などと話していたが、これはもしかするのではと期待が高まる。
 7:55山荘発。なかなかのハイペースで木道を進み、30分ほどで八方池(第3ケルン)到着。だが空は怪しい。ピッチもそこそこに登り始めると、とうとう雨が降り出してしまった。「そうか、またなのか」と諦めて雨具を着るが、例のジンクスは健在のようで、今回は5分もせずに降り止んだ。徐々に雲が晴れ白馬連峰が現れる一方、反対側の大遠見方面はすっかり雲の中である。野イチゴゾーンを抜け、扇雪渓を横目に見つつ、9:30丸山ケルン到着。すっかり青空優勢である。
 だんだんと暑さが増す中、意外と急な登りを経て10:20唐松岳頂上山荘(分岐)、そして10:40唐松岳山頂に到着。素晴らしい眺望である。20分ほど達成感に浸り、渡邉に先頭を交代し、下山開始。
 頂上からすぐの唐松岳頂上山荘を覗く。今年は水不足だそう。宮崎さんは山バッジを買った模様、今後集めるらしい。そこからは集中しながらぐんぐん下っていき、1時間ほどで丸山ケルン到着。その後八方池のそばでピッチを挟みつつ、予定より2時間半巻きの13:00八方池山荘到着。山荘横の売店のソフトクリームに釣られる。山で食べるアイスはとても美味しかった。
 下山し14:00駐車場着、せっかくならと周辺の日帰り温泉を探し、「倉下の湯」というところへ。600円+貴重品ロッカー代100円也。営業中なのかやや不安になる外観であったが、露天風呂と2階のノスタルジックな休憩所が最高であった。
 温泉で水嶋さんと合流し、西友に買い出しへ。せっかくの少人数なので普段できない料理をと、道中メニューについて宮崎さんと話し合う。ニジマスの塩焼き、粉もの、焼きそばなどの案を差し置いて選ばれたのは「二郎風ラーメン」であった。水嶋さんに「お任せします」と言っていただいたとはいえ、思い返すと完全に暴挙である。登山疲れでハイになっていたとしか考えられないが、この時はそれしかあり得ないとさえ思っていた。ラーメンの口とはさも恐ろしく、何分ご容赦いただきたい。
 もやし3袋、カットキャベツ1袋、豚バラブロック400g、煮卵、こってり醤油ラーメン(生麺タイプ)、ニンニクチューブなどを購入し、小屋に戻るとすぐに調理開始。レンジでチャーシューを作ったことで、レンジ内のにおいが凄いことになってしまったが(後で水嶋さんがきれいに掃除してくださいました)、二郎風ラーメン(麺はひとり1.3人前)、焼き餃子、チンなす(レンチンしたなすにポン酢とかつお節をかけたもの)が無事完成。ラーメンどんぶりが初めて?本来の役割を果たした瞬間である。
 見た目は凄かったが、結果としては全員完食。水嶋さん曰く、「二郎系なるものは初めて食べた。始めはええっと思ったが、食べてみると野菜の量が多く、意外とすんなり入った」とのこと。個人的にはスープは少ないわ、麺はドロドロだわと反省点が多く、また味も当然似ても似つかない訳だが、なんとなくの雰囲気だけは感じられ、また山小屋でラーメンを食すという状況が楽しかった。全員腹が落ち着くまでビールが入らないという珍しい展開もありつつ、この日は23:00頃お開きに。

8月19日(土)
 7:00起床、胃もたれはなし。各自朝食をとり、順次作業開始。なお、今回は水源清掃までは手が回らないと判断し、周囲の草刈りと山小屋内のメンテナンスに注力することとした。
 まずはシーツはぎ・布団乾燥と草刈りから。電動草刈り機の威力たるや凄まじく、鎌で刈るのと作業効率が段違いである。原田さんも合流し、1時間半ほどで草刈りは終了。余談だが、渡邉が刈られたフキを夕飯用に集めていたところ、原田さんから「これも食べられる」とウワバミソウという山菜を教えていただいた。ひそかに増やしていたとのことで、ありがたく収穫させていただく。集合写真を撮り、原田さんはここで帰られた。
 続いて壁面などのカビ対策として、薬剤をペンキ塗り用ローラーを駆使し塗布。室内ほぼ全ての壁面を塗り終えたところで昼前に。シーツの洗濯・乾燥を残して作業終了とした。
 シーツをコインランドリーに持っていき、その足で昼食へ。これまた普段は行かない「わっぱら家」という蕎麦屋で、ざるそばやかき揚げなどを頂く。古民家的な内装も含めとてもよかった。その後はシーツ乾燥→薬師の湯→シーツ取出し→西友で買い出し→山小屋といういつもの流れ。
 まだ時間も早く、腹も減っていなかったので、ぼちぼちつまみから作り始める。ウワバミソウのおひたし、フキの煮物、塩だれ冷奴、残り物(煮卵、チンなす、サラダ、野沢菜)というヘルシーメニューで乾杯。「昨日と同じ人が作ったとは思えない」、「いや昨日も野菜自体は沢山あった」、「野菜しかないからカロリーゼロだ」といった言葉が飛び交う。ウワバミソウは食感が最高。フキもあく抜きはできており、皆ですじ取りを頑張ったことも相まってとても美味しく感じられた。
 第2弾として焼き餃子と埼玉名物肉汁うどん(豚肉、なす、長ネギなどが入った醤油ベースのつけ汁で食べるざるうどん)を作る。あっさり完食。第3弾として残っていたなすでチンなすを作り、食材を使い切ることに成功。またその傍らで原田さんお土産の高級焼酎、宮崎さんお土産の静岡の日本酒を頂く。どちらもとても飲みやすく、スルスル入ってしまう「魔法の水」であった。
 食事中の会話の中で、山小屋の歴史の話は印象深かった。畳が敷かれる前や和式トイレの話を聞くと、つくづく今の快適な山小屋しか知らなくて幸せであると思う。山小屋の将来にまで話は及んだ。この日も24:00前には就寝。

8月20日(日)
 7:00起床。朝食をとり、テキパキと撤収の支度をして9:00前に出発。しかしすぐにバルサンの炊き忘れに気付き、宮崎車戻る。玄関及び1階で炊き、あらためて帰宅の途につく。ツルヤでお土産を買い、高速に乗るも、前の車が不規則な動きをし、誤って長野方面へ。東京から更に遠ざかる。直近のICも20km先と遠く、そこから戻るよりはと上信越道と関越道で帰ることに。
 今回は始めから終わりまで新しいことが多く、新鮮な山小屋修理であった。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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2023年8月26日土曜日

白馬大池に行ってきました - 水嶋会員

1987年数学科卒 水嶋一郎


 山小屋修理のついでに栂池ロープウェイを使って白馬乗鞍岳・白馬大池まで散策に行ってきました。
 8/18(金)5:50山小屋発。白馬駅前で八方尾根から唐松岳に向かう宮崎君・渡辺君と別れ栂池高原に向かう。6:30栂池のゴンドラ乗り場有料駐車場着。ちょっと早く着きすぎた。7:00動き始めたゴンドラに早速乗車、ロープウェイ乗り場に向かうロープウェイには人数制限があるのでヒヤヒヤしたが幸い7:30の始発に乗車できた。登山の場合は早めに駐車場に着いた方が良さそうだ。残念ながらロープウェイは霧の中、展望は期待できないかと思ったが終点では雲を抜け晴れた。7:35自然園駅着。稜線は雲の中だが登山道は晴れている。ビジターセンターまでは車も通れる広い道で観光客も多い。10分ほどで栂池自然園入口に着く。ここから登山道に入る。天狗原まではトラバース気味の登りで思ったより高度が稼げない。登山道脇に水が流れ、場所によっては登山道にも水が流れ涼しくて快適だった。天狗原直下は岩のゴロゴロした歩きにくい登山道になる。湿原手前の乾いた広場で一本、雲の切れ目から唐松岳・鹿島槍ヶ岳が見える。この天気でこれだけの展望が得られれば上出来だ。岩場を登ると広々とした天狗原に出る。水量豊富な高層湿原で水が澄んでいる。木道が整備され快適な登山道だ。白馬乗鞍岳が目前に迫る。火山性の岩がゴロゴロした急登である。長く太いロープが登山道に垂らされているが、つづら折れの登山道を登ると何回もロープを跨ぐことになりかえって邪魔だ。急登を登りきると北アルプスには珍しい溶岩で覆われた平らな乗鞍岳山頂に着く。ハイマツが文字通り地を這っている。山頂のケルンを過ぎ少し下ると白馬大池が見える。山頂より景色がいいのでここで一本。休憩もそこそこに白馬大池に向かう。池端を進む道は溶岩が重なり不安定で歩きにくい。池の水は青々澄んでいる。白馬大池火山の噴出物でせき止められてできた白馬大池には流入する河川はないが豊富な雪解け水をたたえている。山小屋を過ぎテン場を回り込むと砂浜の岸に出る。標高2400m近い稜線とは思えない静かな池を眺めながらのんびり行動食のパンを食べる。岩場を慎重に下り天狗原の湿原で一本。自然園入口には昼過ぎに到着した。時間に余裕があるので自然園の湿原を見学する。花の盛りは過ぎたようで少しさみしかったが、貧栄養の湿原にはモウセンゴケがべた一面に生えていて一見の価値がある。案合図を頼りに木道を進む。大きな沢を越え奥の湿原への坂を登る。思ったより時間が掛かってしまった。白馬三山の展望は雲の為あきらめ延命水の水場で引き返す。延命水という名前から岩の間からしみ出すわき水をイメージしていたがただの沢だった。観光客風のカップルが「その水飲めますか?」と不安そうに聞いてきたが、私がペットボトルに汲んでグビグビ飲んで見せたら安心して飲んでいた。女性は「冷たくておいしい~、ペットボトルに入れたーい」と男性にねだっていた。お幸せに。ビジターセンターに戻る途中宮崎君から下山の連絡があった。ちょっとのんびりしすぎた。大急ぎで下山する。14:00のロープウェイに乗り、14:33ゴンドラ終点着。宮崎君から連絡のあった倉下の湯に向かう。カーナビに従い15分ほどで倉下の湯に到着、宮崎君たちと合流した。
自然園駅 7:35→8:30 天狗原直下 8:36→9:32 乗鞍岳を過ぎる 9:36→10:00 白馬大池 10:14→11:24 天狗原 11:31→12:17 自然園入口
自然園散策(12:22~13:43)→13:50 自然園駅

天狗原直下の広場から鹿島槍を望む
白馬大池から小蓮華岳方面を望む
日本庭園のような天狗原湿原
栂池自然園の木道

 山小屋修理については渡辺隆晴くんが報告を書いてくれる予定です。ジロー系インスパイアラーメン山小屋軒など盛りだくさんな内容になると期待しています。

写真アルバムはこちら
(山小屋修理の写真も含んでいます。)

2023年8月4日金曜日

2023「シルバーの集い」開催のご案内

 本年度も理岳会「シルバーの集い」食事会が開催されることとなりました。

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日時:9月15日(金)16時から

会場:日比谷サロー(日比谷公園内) https://hibiyasaroh.jp/

参加ご希望の方は8/25までに世話役:竹内俊樹(‭080 3002 6794‬、s.ta.ke.324@gmail.com)宛ご連絡ください。

参加申込み頂いた方には食事会の詳細を記載した印刷物を8月末を目処に送付させていただきます。


高田夫人、古市先生夫妻、上間夫妻、河原洋会員、鈴木茂会員、河原進会員、竹内会員、内田宏会員が参加される予定です。

2023年7月29日土曜日

山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

1987年数学科卒 水嶋一郎

 7/24(月)から26(水)まで山小屋へ行ってきました。全国どこも猛暑でしたが山小屋周辺は日中でも25℃と快適でした。
 7/24(月)5:40浜松発10:50山小屋着。よく晴れましたが残念ながら稜線は雲底2000m程の積雲に隠れ見えませんでした。5月末のカビ対策の効果があり玄関のカビは全くありませんでした。2階の窓枠には少しカビが生えていました。壁だけでなく窓枠にカビ対策をするといいでしょう。昼食は昭和軒でカツ丼、大町駅のキオスクでお土産を買ったらJR東日本のカモシカの缶バッチをおまけにくれました。セイユーで買出し、上原の湯で入浴し山小屋へ戻りました。吊っていた麻紐が切れ「鹿島の小屋」看板が灯油タンクの下に置いてあったので、細引きで吊り直しました。西川さんから郵送されてきた市原きみ子さんの本を山小屋に寄贈しました。夕食は冷凍食品中心の手抜きご飯(五目チャーハン・鶏唐揚げ・冷や奴・キュウリとゴボウのサラダ・野沢菜)、品数は多く満足感はありますが次の日も同じメニューになってしまうのが残念です。この日は翌日の山行に備え早寝しました。
看板を吊り直す 市原さんの本
 7/25(火)最高の天気になりました。3:40山小屋発、朝霧の中アートラインを須佐渡へ向かいます。安曇野を見下ろす快適なドライブです。4:58三股着、平日にも関わらす駐車場はほぼ満車でした。早起きして良かった。5:09三股発、登山指導所で登山届けを提出し本沢添いの道を進みます。吊り橋を渡ると短い急登です。人気のコーズだけあり木製の階段が整備された歩きやすい道です。階段の1段毎に管理番号が付いており、踏み板は2枚の厚板にゴムを挟んであり滑りにくく工夫されています。登山者の少ない赤岩尾根とは大違いです。急登を登り切り傾斜が落ちるとゴジラの木があります。しばらく樹林の緩傾斜の道を進むと常念岳東尾根が樹間から見え始めます。急登に入り250m程登るとまめうち平です。ここから湿地の緩やかな道を進みます。ゴゼンタチバナが咲いています。標高2000mを超えると急登が始まります。右手に常念岳を眺めながら高度を稼ぎます。蝶沢を越え傾斜が落ちると大滝山への分岐です。ハクサンフウロの咲くお花畑の斜面を登ると蝶ヶ岳山頂に到着します。槍・穂高の大展望です。登ってきた甲斐がありました。せっかくなので蝶槍まで稜線を散歩します。二重山稜の緩やかな道を進むと小岩峰の蝶槍に着きます。常念岳に雲がかかりはじめました。槍穂の眺めを楽しみながら蝶が岳ヒュッテに戻ります。下りはかなり暑くなりました。まめうち平の手前で菌従属栄養植物のギョリンソウを見つけました。植物を見る目ができると新たな発見があり山歩きの楽しみが増えます。安曇野側から雲がわき上がっています。かなりへばりましたが昼過ぎに三股へ下山しました。
三股 5:09 → 7:28 まめうち平手前 6:34 → 7:32 標高2300m付近 7:36 → 8:20 蝶ヶ岳山頂 8:25 → 9:00 蝶槍 9:08 → 10:26 2350mベンチ 10:31 → 11:26 まめうち平 11:30 → 12:46 三股
蝶槍からの槍・穂高  ギョリンソウ
 薬師の湯で汗を流し、セイユーに寄って山小屋へ戻りました。15:09山小屋着、少々疲れました。昼頃は稜線にかかっていた雲もとれ鹿島槍が姿を現しました。
 蝶ヶ岳は20年ぶりでした。前回は2003.7.26前夜発車中泊で三股から常念岳・蝶ヶ岳を周り三股へ下山しました。四季の郷で入浴しその日のうちに浜松へ帰っています。元気なおじさんだったと自分でも感心します。(三股5:25→常念岳9:45→蝶槍12:17→三股16:02)
 7/26(水)この日もよく晴れました。少し雲が多いようですが2年前霧で何も見えなかった守屋山に登ってから浜松に帰ります。6:43山小屋発、8:43杖突峠着。広い駐車場には3台駐車していました。駐車場から唐松の急登を100m程登ると林道に沿った赤松の道になります。いったん林道に出て守屋山登山道のゲートをくぐり巻き道を水呑場へ進みます。鳥居のある祠の横から樹林の登りに入ります。東峰手前に胸突き坂の小さな鎖場があります。守屋山東峰に着くと視界が開けます。諏訪湖がよく見えます。カワラナデシコの咲く尾根道を進むと古い石の祠があります。守屋神社への分岐がを過ぎ、広い尾根道を進むと守屋山西峰1650mに到着です。前回は霧で何も見えませんでしたが、今回は360°の大展望を楽しめました。残念ながら北アルプス・中央アルプス・南アルプス・八ヶ岳どこも稜線に雲がかかっていましたが一見の価値ある眺めです。復路は東峰手前の分岐から守屋神社へ下りました。標高1400m付近に「みたらしの水」という水場があります。下草のほとんどない乾いた樹林の下りは快適でした。葛折れの道を下りきると沢が近づき鳥居を潜ると間もなく守屋神社です。3台ほど駐車可能な駐車場もありました。神社からR152を杖突峠まで戻ります。標高差150mほどの車道の登りですが暑くて参りました。ロードレーサーの若者が挨拶をして追い越して行きました。高遠から登ってくるのは大変そうだなあと感心しました。35分ほどで杖突峠駐車場に到着しました。平日にもかかわらず結構ハイカーが多く人気のハイキングコースだと思いました。涼しい季節にまた登りたい山です。
杖突峠 8:50 → 9:41 1460m付近 9:46 → 10:27 守屋山西峰 10:41 → 11:28 みたらしの水 11:33 → 12:36 杖突峠
7/26朝の山小屋 守屋山西峰より諏訪湖を望む
 杖突峠からR152を高遠へ下り伊那から中央道を飯田山本へ、R153・R257で浜松へ戻りました。平谷村・根羽村付近で大雨に降られました。浜松へ戻ると3日間閉めきっていた室内に熱がこもっていました。たまらずクーラーを使用しました。涼しい山小屋へ戻りたい。

2023年7月18日火曜日

【ご案内】2023山小屋修理について

 本年度の山小屋修理を下記の予定で実施します。
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日時: 2023年8月19日(土)~20日(日)
担当幹事: 水嶋 一郎
作業予定:
 19日午前:草刈り、水源清掃、カビ対策
 19日午後:布団乾燥、シーツ洗濯、室内整理
 ※作業内容は小屋の状況・天候等により変更になる場合があります

参加していただける方は、
8月13日までに下記URL申込みフォームにご入力いただくか担当幹事までご連絡ください。

電車でお越しの方は、信濃大町駅まで送迎も可能ですのでご相談ください。
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その他不明点、要望等がございましたら担当幹事までご連絡ください。

尚、本年度の山小屋祭りについては、
2023年9月16日(土)~18日(月・祝)を予定しております。
詳細については、理岳会HP・連絡通信No.149(9月上旬発行予定)でお知らせいたします。

2023年6月17日土曜日

合同水源清掃へ行ってきました(後編)

1987年数学科卒 水嶋一郎

5/26(金)曇 
 安曇野サイクリング 夜少し雨が降ったようです。昨夜は暖かくストーブも不要でした。6:55山小屋発、気温11℃でした。大町市営駐車場は15℃、昨日よりだいぶ暖かくなりました。この日もパーカーを着てサイクリングに出発しました。旭町から県51を南下し、すぐに左手の坂を登ると塩の道に入ります。河岸段丘上の小さなアップダウンの続く道ですが、北アルプスの展望が抜群です。仁科神明宮に寄り道し、池田まで塩の道を進みます。池田から県51を南下、犀川橋を渡り塔ノ原からR19を南下します。この日は大町駅で中村久志さんと合流するので松本までは南下せず、光橋東の交差点で右折し光橋を渡り大町へ戻ることにしました。光橋は犀川東岸の段丘から南西に向かって下る最高の展望スポットです。この日は残念ながら雲が多く稜線は雲の中でした。新田北を右折しR147を北上します。安曇野サイクリングは南行が下り、北行が上りなので、調子に乗ってどんどん南に進むと帰り道後悔することになります。穂高神社に寄り大町へ向かいます。高瀬上橋手前で10:30、ちょっと時間が早いのでアートラインから蓮華大橋まで北上し運動公園から観音橋を渡り10:52駐車場へ戻りました。この日も60km足らずのサイクリングでしたが十分楽しめました。
 11:16着のあずさで大町駅に到着した久志さんと合流し、こばやしで昼食を食べました。山小屋玄関のカビ対策の為、ナフコでカビキラー、ワイパーモップを購入、セイユーで買出し、上原の湯に寄って山小屋へ戻りました。
 ここ何年か夏場になると玄関の壁にカビが生え対策が望まれていました。久志さんの提案で今回はカビキラーを試してみることにしました。当初はワイパーモップに使い古しの布巾を装着しカビキラーを塗布しキッチンペーパーで拭き取る予定でしたが、実際に久志さんが施工してみると布巾よりキッチンペーパーの方が滑りが良いことがわかりました。ワイパーモップは接続部分が弱く枝がすぐにはずれてしまうので先端だけを使って塗布しました。当初は塗布後キッチンペーパーで拭き取る予定でしたが、ベニヤ板に薬剤が浸透しニオイもほとんど気にならないので、単に塗布するのみとしました。この日は玄関のトイレ側・南側の壁を施工しました。
 夕食は手抜きご飯、わかめとキュウリのサラダ・冷や奴・冷凍鶏ゴボウご飯・インスタントほうれん草と卵のスープ・野沢菜です。ビールとウィスキーは雪下ろしの残りをいただきました。久志さんによるアップルウォッチとiPhoneの先端機能の講義を受け、デジタル原始人の水嶋は大いに刺激を受けました。

5/27(土)晴 
 絶好の水源掃除日和です。朝食後、神戸大の中村さんが水槽まで挨拶に来られました。水源掃除は10時集合なのでそれまでカビ対策作業を行いました。玄関の残りの壁は水嶋がカビキラーを塗布し、2階の壁は久志さんがオスバン液を噴霧しキッチンペーパーで拭き取る方式で施工することにしました。どれくらい効果があるか夏の山小屋メンテナンスが楽しみです。昨年ふさいだ玄関のネズミ穴の下に新たなネズミ穴を発見したので水嶋がふさいでおきました。



 10時、武蔵丘3名神戸大8名理岳会2名が水槽前に集合し、武蔵丘関口さんの挨拶・作業方針説明の後、10:05武蔵丘・神戸大の11名で水源清掃に向かいました。水源までの道の整備も同時に行うようです。神戸大の活きのいい大学生がいっぱい居るので理岳会の年寄りには仕事がありませんでした。遅れて到着した武蔵丘の1名が水源に向かいました。理岳会の役目は電源提供のみ、水槽清掃の照明用ライトに電気を供給するだけでした。水槽が新しくなり蛇口から十分高圧の水が得られるようになったため、高圧洗浄機は使用しなくなりました。これからは水中ポンプ用の可変抵抗をはずす必要もなさそうです。11:50水源清掃を終えた12名が戻り、水槽清掃を開始しました。オーバーフロー用の塩ビパイプを引き抜き水槽の水を抜きます。蛇口につないだホースとデッキブラシを使い水槽内部を清掃します。水槽内には神戸大の大学生2名が入って作業しました。12:30作業終了、解散となりました。関口さんから18時に武蔵丘の小屋で会食を行うとのお誘いがありましたが、理岳会の2名はこの日山小屋を引き上げる予定なので涙をのんでお断りしました。山小屋にあった飲みかけのウィスキー山埼、碧を会食の差し入れとして提供しました。
12:35山小屋発 買出しをする久志さんを駅前のデリシアに送り、昭和軒でカツカレーを食べて浜松へ帰りました。昭和軒のカツの肉が少々固かったです。復路は伊那谷で28℃、今シーズン初めて車のクーラーを使用しました。





写真アルバムはこちら




2023年6月14日水曜日

合同水源清掃へ行ってきました(前編)

1987年数学科卒 水嶋一郎

 5/27(土)に行われた大谷原水源使用の4山小屋合同水源清掃に理岳会として中村久志さん・水嶋の2名で参加してきました。水源清掃・水槽清掃の作業は武蔵丘3名、神戸大8名が行い、理岳会は電源を提供するだけで実質仕事はありませんでした。

5/25午後 新緑の山小屋 5/25 焚火で暖まる 

5/24(水)晴
 早朝浜松を発ち11時山小屋に到着しました。爺ヶ岳から北の稜線には雲がかかっていましたが南側の展望は良好でした。山小屋は室温9.5℃、さすがに半袖Tシャツでは寒いので長袖ジャージを着ました。5/4に佐野さん一行4名が利用しており小屋の状況は良好でした。小屋の立ち上げをすませ大町に出ました。俵屋で昼食後、土産を買いに駅前の土産物店アルプスロマン館行ったら何と閉店していました。駅舎の外に増設するかたちでキオスクが新設されたので、これからはそこで土産を買うことにします。セイユーで買い出し、上原の湯で入浴をして山小屋へ戻りました。カセットコンロのガスが1.5倍くらいに値上がりしていて驚きました。昨年秋、浜松の自宅前ゴミステーションに不法投棄された大量の木製ハンガーを片付けて解体した木材を持参したので焚火をしました。5月末とは思えない寒さだったので焚火は快適でした。室温が10℃を下回るのでストーブを使用しました。

5/25(木)曇
 白馬サイクリング 実は合同水源清掃参加は山小屋入りの口実で、5/15に購入した自転車(アンカーRL8D Di2モデル)でサイクリングするのが主目的です。電動変速機・油圧ディスクブレーキ装備の私にはもったいないくらいの高級車です。
 7:25山小屋発、外気温7℃でした。大町市営駐車場でも気温は10℃までしか上がらず、5月後半なら夏の服装でいけると思ったのは誤算でした。幸いユニクロのペラペラのナイロンパーカーを持参したのでTシャツの上に着て寒さをしのぎサイクリングに出発しました。曇りですが山の展望は良好です。大町からR148を北上、木崎湖トンネル手前で木崎湖西岸の道に入ります。湖畔の道は最高です。上りも変速がスムーズで快適です。海ノ口の北でR148に戻り鹿島槍スキー場入り口で旧道に入ります。中綱湖を過ぎ青木湖西岸塩の道を走ります。道沿いに苔生した石仏が並ぶいい雰囲気の道です。佐野坂でR148を横切り姫川東岸をオリンピック道路(県32)に向かいます。白馬がよく見える快適な道です。県32を北上し白馬ジャンプ台まで登りました。白馬駅の北から集落をぬって走る塩の道を南下します。薬師堂の足湯で一服し、のんびり塩の道を走ります。白馬・五竜がよく見えました。飯盛でR148に戻り佐野坂に向かいます。途中、姫川源流に寄ってみましたが水芭蕉は花が終わり、ミツガシワは花の前でちょっと残念でした。佐野坂から旧道に入り青木湖東岸を走ります。修学旅行の学生がカヤック・サップをやっていました。ウエットスーツを着ていましたがさすがにこの日は寒かったと思います。鹿島槍スキー場入り口からR148に戻り木崎湖トンネル手前を木崎湖温泉方面に曲がります。旅館街を抜けR148に戻ると大町は間もなくです。60km程の短いコースですが湖・山の景色が良く何度走っても飽きません。昼食は昭和軒でなめこ汁付きソースカツ丼、かなりのボリュームですが運動したのでおいしく完食しました。セイユーで買出し、上原の湯に寄って山小屋に戻りました。昼過ぎには気温が18℃まで上がりました。午後はストーブいらずでした。

2023年6月11日日曜日

2023年度 理岳会総会が開催されました

昨日(6/11)、2023年度 理岳会総会が開催されました。

4年ぶりの立教大学ウイリアムズホールでの対面およびオンラインによるハイブリッド形式の総会に会員13名、山の会5名が参加し、昨年度の活動報告・今年度の活動計画等が審議され全て承認されました。

<出席者>

中村久志、水嶋一郎、山下洋史、五十嵐泰司、古谷一隆、古谷潤、江藤開、村岡徹、宮崎 慎也、近藤沙樹

(オンライン参加)原田 和正、小椋慶、広瀬雅哉

<現役>

宮内勇人、近喰紳之祐、齋藤善一郎、北条広大、高木夕

現役の報告では新入会員が10名入部したとのことで今後の活発な活動が期待されます。

2次回は池袋西口の銀座ライオン、昨年秋の交流会ではぎこちなさが感じられましたが、今回は最初から最後まで和気あいあいと過ごすことができました。これは山小屋雪下ろしに現役も参加してくれたおかげでしょうか。



<近況報告(順不同)>

欠席された会員よりお知らせいただきました近況報告です。

太田克矢会員

元気にはしていますが、仕事の他、自治会の役員を任されクタクタになっています。当日も自治会の活動が入っており、オンラインもご用意くださったのに参加できません。 

古市進顧問

内容豊富な連通148号ありがとうございました。持病を抱えてしまい、私も92才、病院通いで過ごしています。若手会員の皆さん素晴らしい。

井上幹夫会員

昨年の秋に上高地から岳沢に行きました。岳沢もすっかり変わり、地震で大きな岩が落ちていました。自然のすごさを感じます。

檜枝光太郎会員

80歳ですが元気に地域活動をしています。HP(https://ogilove.com/service/)をご覧ください。

堤岳彦会員

長患いでしたが、概ね体調は快復しました。当日は休日出勤の為、欠席いたします。


写真アルバムはこちら↓

https://photos.app.goo.gl/h88TctKr2WzSKCms8




2023年5月23日火曜日

連絡通信ありがとう - 高橋正治会員

 連絡通信ありがとう。山の会 創部10周年(1967年)の記念事業として

1) 当会の創部からの山行記録を整理し記録に残す。

2) 連絡通信を発刊する。

3) 海外登山をする。

4) 山小屋を建設する。

が計画されました。

2) については 渡辺 猛さんに引き受けていただき、現在に至っています。

なんと148号まで続いていることはうれしいことです。渡辺さんはワープロのない時代手書きで長い間、担当していただきました。文才のある方で山の会の詩も作詞されたと聞いています。小生がカラコルムに出かけたときは植物・花の鑑定をしていただきました。当時は植物園に勤めておられたが、その後、どうされたか。「連通」を見る度に物静かな姿をおもいだします。

3) につきましては、外貨の規制や技術の未熟でとてもヒマラヤなど思いもよらず、台湾の山に登り帰りの費用は登山用具を売り払って足しにするなどいろいろな案がありましたが、実現しませんでした。

1967年、当会顧問の西川益生さんが、山岳部の山野井さんとヒンズークシュのテリチミール峰に出かけられ、海外登山も身近に感じられるようになりました。

1969年、大顧問の石島渉先生と鈴木茂さんがヒンズークシュに出かれられました。その後、鈴木茂さんはヒンズークシュなど海外で経験を積まれていましたので、更にヒマラヤは身近になり1971年の上間英一さん、舟山修さん、小生のカラコルム山行に続きます。

1973年、鈴木茂さん、加藤典敏さん、竹内俊樹さんがインドの Mt. Shiva峰(6142m)の初登頂に成功しました。その後、海外登山に挑戦する会員がいないことは寂しい限りです。

4) 当時、山小屋、別荘建設は盛んでした。上下に関係なく友人どうしが学び遊ぶ場所が入用であると考えていました。河原 洋さんの友人の山岳部がこの地に山小屋を有していたので、立教の山岳部とも縁があり建てることになりました。建てるのよいが、資金をどうする、地権者の了解が得られず、大変でしたが、部員、会員諸氏の努力により建てることができました。


2) から 4) までよくつづいたものです。立派な連絡通信をみるといろいろな人、場面が思い出されたので


2023年5月22日月曜日

連絡通信 No.148 が発行されました

  【連絡通信No.148】
1. 2023年度理岳会総会資料
2. 山小屋祭りのご報告
3. 遠見尾根 ひとり別働隊
4. シルバーの集い (9/27)
5. 大日ヶ岳へ行ってきました
6. 2022 親睦山行 金峰山
7. 理岳会/理学部山の会 交流会 (12/10)
8. 2022 冬山山行 北横岳 +鍋パーティー
9. 山小屋へ行ってきました (1/4〜1/7)
10. 山小屋へ行ってきました (1/29〜2/1)
11. 雪下ろしのご報告

下記URLからご覧いただけます。
連絡通信pdfファイルはパスワードで保護されています。

▲△▲ 理岳会定期総会開催のお知らせ------------------------------------
2023年度 理岳会総会を下記のとおり開催いたします。

【日時】6月11日(日)14:00~16:00
【場所】立教大学 ウイリアムズホール大会議室(対面)
    Meetグループビデオ会議(オンライン会議)併用
    (ビデオ会議の詳細は後日連絡いたします)

出欠につきましては 6月4日(日)までに下記URLまたは理岳会 HP 右サイドバー「行事参加申込」よりお申込みいただきますようお願いいたします。

尚、参加申し込み又は委任状のご提出をいただけない場合は総会決議について理岳会会長へ委任されたものとさせていただきます。

2023年5月20日土曜日

雪下ろしのご報告

2021年 生命理学卒 近藤 沙樹

2/23(木) - 26(日)で雪下ろしを開催しました。
参加してくださった皆様ありがとうございました。

<参加者(敬称略)>
(理岳会)
    水嶋一郎、江藤開、古谷潤、宮崎慎也、
    村岡徹、渡邉隆靖、近藤沙樹、中野璃奈
(現役)
    是永幸太郎、宮内勇人、北條広大

 今回は、3年ぶりに現役と一緒に山小屋で過ごすことが出来ました。無事、現役と理岳会で交流をすることができ非常に喜ばしいです。

2/23(木)
 宮崎車と村岡車の2車で山小屋へ向かいました。
宮崎さん・古谷さん・私の3人は八王子駅に13時に集合し、宮崎車で出発しました。まずは、15時頃中村さんの別荘へ到着し、なんとウィスキー山崎、梅酒、日本酒、白ワインの豪華な4本とドリップパックとインスタント珈琲を差し入れて頂きました。いつも本当にありがとうございます。日本酒は6年冷蔵庫熟成?の真澄生原酒、飲むのは怖い半分楽しみ半分です。そんな話をしながら、宮崎車は西友での買いだし、温泉と俵屋での夕飯を済ませ、21時頃山小屋到着。一方、村岡車は現役3人と道中盛り上がりながら、24時頃に到着しました。
 山小屋前は、例年より雪が少なく、長靴を履いていれば足を取られずスムーズに駐車場から山小屋へ歩くことが出来ました。山小屋の屋根にもほとんど雪なしです。2月頭に水嶋さんが軽く雪下ろししてくださってからほとんど変っていないような状態でした。
 現役3人は今回が初の山小屋です。秋の山小屋祭りが理岳会のみの参加だったため、今回の雪下ろしは山小屋祭りpart2(雪下ろし)になりそうです。
 この日は夜遅いため、お酒はほどほどに明日の準備をしつつ、1時頃には就寝しました。

2/24(金)
 この日はスキーです。参加者は、まだ到着していない江藤さんと水嶋さん以外の計9人。鹿島槍スキー場に向かいます。スキー板持参組は、宮崎さん・古谷さん・北條くんの3人、他はレンタルです。
 まずは、全員で初心者コースを上級者指導の下滑ります。私も人生で3回目ということで不安でしたが、なんとか滑りきりました。お昼ご飯までは、上級者と初心者で別れてスタートです。私は、主に璃奈ちゃんと初心者コースを楽しく滑っていましたが、途中で中級者~初心者コースに抜けるルートへ行くことにしました。私・渡邉君・是永君・宮内君の4人でまとまっての初チャレンジです。結果として、何度も転んでなんとかゴールへたどり着けました。あまりにも不安定なフォームだったのか、転ぶ度にすぐ周囲の上級者の方に助け得られ、ゴール地点では「ようやくゴールできたか、心配したんだぞ」などと声をかけられました。周囲の人の優しさに助けられた初チャレンジになりました。確実に中級者コースは早かったようです笑。お昼を全員で食べ、午後は璃奈ちゃんと合流し初心者メンバーで林道コースを楽しみました。少し滑った後、15時頃には薬師の湯に向かいました。ここで、古谷さんは先に帰宅です。

 西友で買い出し後山小屋へ戻ると、水嶋さんが先に到着して鍋を作って下っていました。お酒を片手に、水嶋シェフの絶品鍋2種類を楽しみました。
 その後は、お楽しみのお酒タイムです。宮崎さん差し入れの八海山や中村さん差し入れのお酒たちなど種類豊富です。是永君のチョイスはほろ酔いと鬼ごろしという絶対交わらなそうな2つなのがなかなか面白くて好きなセンスでした笑。
 終電で信濃大町駅に来た江藤さんを宮崎さんと渡邉君が迎えに行き、無事合流しました。

2/25(土)
 今回のメイン、雪下ろしデーです。しかし、朝早く山小屋の外を見るも、全く雪がありません笑 屋根部分は、暖房の熱で初日よりさらに溶けており、山小屋の周囲もきっちりと土が見えている状況です。これは、雪下ろしの必要性が全くない、、、ということで、雪下ろし改め“現役との交流会(冬)“に変更することになりました。
 雪下ろしがなくなった午前中は2手に別れ、スキー2回目をする宮崎さんと北條君組と、その他山小屋でのんびりする組で分かれました。スキー組は一番近い爺ヶ岳スキー場へ向かい、山小屋組はウボンゴ勝負や仮眠を取ったりと、各々現役と楽しむことが出来ました。
 午後は、買い出しと温泉を終え、中村さん差し入れのもつ鍋を頂きました。現役の人数によりキャベツの数が変わるので、山小屋祭りより倍くらいのキャベツが投入されたのですがペロッと頂けました。雪下ろしという重労働のなかったこの日はあまり疲れていないため、夜遅くまで飲みながら、ウミガメのスープというクイズやitoという協力ゲームを初めてしました。

2/26(日)
 3連休の最終日で混雑が予想されるため、9時には山小屋発を目指し帰宅準備を行ないました。現役は、水嶋さんと一緒にトイレなど水回りの締め方を教わり、他のメンバーで掃除をテキパキ終わらせ、無事9時には解散となりました。

 雪下ろしというよりも山小屋祭りとなってしまいましたが、近年現役との交流が少なくなってしまっていたため非常によい機会になったのではないかと思います。
ありがとうございました。

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2023年2月4日土曜日

【ご案内】2023 山小屋雪下ろしについて

本年度の山小屋雪下ろしを下記の通り執り行います。

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日程: 2023年2月25日(土)~26日(日)
幹事: 村岡 徹
作業予定: 25日(土)朝から

参加いただける方は、
2月20日までに下記URL申込みフォームにご入力いただくか幹事までご連絡ください。
 https://forms.gle/KgCwyFsex3kg1Ah89

電車でお越しの方は、信濃大町駅までお迎えにあがることも可能ですのでご相談ください。
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その他不明点、要望等がございましたら幹事宛てにご連絡ください。

山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

S62数学科卒 水嶋一郎

 1/29(日)から2/1(水)まで山小屋へ行ってきました。
 1/29(日) 今回はいつもの山越えルートを使わず清水ICから中部横断道で双葉JCへ脱けるルートを使ってみました。甲府盆地まではよく晴れて中央道からの甲斐駒ヶ岳・八ヶ岳がきれいでした。山小屋への県道に入るまでは道路に積雪はなく快適なドライブでした。北アルプスの稜線は雲の中でした。カインズホーム大町店でカセットガスコンロを購入し山小屋入りしました。武蔵の小屋のスノーモビルトレースと権野さんのトレースがあって助かりました。古いスノーシューも山小屋に寄贈する為に持参しました。大町は曇、2時過ぎから雪になりました。
 1/30(月) 昨日からの雪は降り止まず10cm以上積もりました。この日は白馬五竜で半日スキーをしました。新雪は気持ち良かったのですが、アルプス平は視界不良で斜面がわからず怖かったです。午前中だけで5cm以上駐車中の車に積もっていました。大町市内も大雪でした。山小屋への帰り道は雪の轍が深く、車の腹を摺りそうでヒヤヒヤしました。スキー場分岐の駐車場も雪が深く、駐車するまえに整地しました。朝付けたトレースがほとんど埋まっており、スノーシュー大活躍でした。スノーモビルのトレースも埋まってしまいました。
 1/31(火) ようやく晴れました。放射冷却で外気温は-15°まで下がりました。鹿島槍がきれいでした。スキー場分岐の駐車場で車のテールゲートが凍結し開かなくなったのには参りました。前日大雪の中でちゃんと雪を落としてからゲートを閉めなければいけないのに手を抜いた報いでした。前日恐々運転した県道もきれいに除雪してあり、除雪作業の方たち本当にありがとうございました。この日は八方尾根で半日スキーをしました。誰もいない朝の名木山ゲレンデ快適でした。八方池山荘からの白馬三山がきれいでした。風もなく雪も最高でたっぷりスキーを楽しめました。鹿島部落旧狩野さん宅駐車場にアウトドアスクールのワゴン車が2台停まっていました。爺ヶ岳東尾根に入ったようです。
 夕方、前回点火しなかったアイ・コンロの故障原因を探ろうとガスをセットしてみると、普通に点火してしまいました。故障が直ったんだから喜ぶべきなんだけど、新しいコンロ買っちゃたし、山小屋まで運んで来ちゃったし・・・どうしよう。この間はあんなに試したのに火が付かなかった・・・。
 2/1(水) 高層雲がかかりはじめましたが、鹿島槍のモルゲンロートが見られました。月曜日30cm近く積雪が増えたのですが、昨日の日差しで雪はかなり溶け、玄関屋根40cm、主屋根30cmくらいになっていました。念のため玄関屋根は除雪しましたが1時間で作業終了しました。主屋根の雪も上部がずり落ちています。玄関周りと北面の雪かきを40分ほど行いました。天気も良いのでスノーシューで河原を散歩しました。雪原に足跡を付けるだけなんですがとにかく楽しい。爺ヶ岳・鹿島槍がきれいでした。11時頃から雲が広がり風も吹き始めました。11時山小屋発、楽しい4日間の山小屋暮らしでした。

<山小屋情報>
  • スキー場分岐の駐車場からの県道は昭和電工取水口点検の為かスノーモビルが常時通行しておりトレースがしっかり付いていました。
  • 水の流れは順調です。蛇口を開放しておけば夜間でも凍結しませんでした。
  • 新しいガスコンロ「アイ・コンロ・スリム」購入しました。御利用ください。
  • スノーシューを山小屋に寄贈しました。2004年1月に購入した年代物ですが、バンドはナイロン製の新品に交換してあります。河原の散歩などに御利用ください。
  • 例年に比べ今シーズンは積雪量がかなり少ないです。

1/29 昼の山小屋 例年よりかなり積雪は少ないようです。

2/1 朝の山小屋 玄関屋根は除雪済です。

1/29 購入したアイ・コンロ・スリム 薄型で鍋が食べやすいそうです。

1/29 山小屋に寄贈したスノーシュー 古くてちょっと重いですが遊びに使ってください。

1/30 大町 喜久龍の生どら焼き 大町で買い物しましょう。

2/1 スノーシューで河原を散歩、楽しいですよ。爺ヶ岳・鹿島槍がきれいです。

2023年1月14日土曜日

山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

 S62数学科卒 水嶋一郎

 理岳会・理学部山の会の皆様、明けましておめでとうございます。今年も山小屋を大いに利用させていただきます。

 1/4(水)から7(土)まで山小屋へ行ってきました。新潟の大雪報道を観ていたので大谷原の状況が心配でしたが、積雪は例年より少ないくらいでした。
 1/4(水)浜松から大町市内まで道路の積雪は全くなく、運転の苦手な私には非常に助かりました。大町は曇、雪が舞っていました。昼食は俵屋か昭和軒と決めていたのにどちらも休みだったので(俵屋は1/8まで休みと張り紙)、こばやしで天おろしそばを食べました。チェーン装着場にクルマを停め、スノーシュー着用で山小屋へ向かいました。武蔵の小屋のスノーモビルのトレースがばっちり付いており無雪期より歩きやすいくらいです。宮崎君たちのトレースも残っており30分足らずで山小屋に到着しました。蛇口にお湯を掛けて解かすと水も出ました。夕方から雪が本降りとなりました。昨年11月にようやくガラケーからスマホに変更し、同時にauに乗り換えたので山小屋でも通信が可能になりました。スマホ原始人なので全然使いこなせていませんが、山小屋で図書館の本の予約ができるようになるとは思いもしませんでした。
 1/5(木)曇です。昨夜の雪は3cm程しか積もりませんでした。八方尾根で半日スキーをしました。麓は晴れていましたが、残念ながら尾根は雲の中、強風の為ゴンドラ・上部のリフトは運休中でした(11時過ぎからゴンドラや上部のリフトは少しずつ動き始めたました)。麓のゲレンデで滑っていたら昼頃には疲れてしまい12時にスキーを終了し大町へ戻りました。昭和軒が開いているのを期待しましたがまた休み、市営駐車場近くの割烹たきょうでランチの上天丼を食べました。天ぷら揚げたてでおいしかったです。山小屋ではラジルラジル(NHKラジオのアプリ)でNHK第二「おしゃべりな古典教室」などを聴きました。スマホって便利ですね。
 1/6(金)朝から晴れました。白馬五竜で半日スキーをしました。前日より天気は良くなったので山の展望を期待したのですが、アルプス平は山小屋祭りの親睦山行の時のようなガスの中でした。時折五竜・不帰の稜線がうっすらと見えるのですがなかなか姿を現してくれません。2日目にしてはまあまあ滑れたので満足でした。12時半にスキーを終了し山小屋へ戻りました。さすがに疲れて本を読みながら寝落ちしてしまいました。
 1/7(土)早朝目覚めると外が非常に明るい、西の窓を開けるときれいな満月が見えました。2日間たっぷり遊ばせてもらったので、玄関の雪下ろしをしました。積雪は60cmくらい、ほとんど新雪で軽い雪でした。7:00~9:00の2時間で作業は終了しました。稜線の雲が取れ4日目にしてはじめて鹿島槍が姿を現しました。屋根の上から見る鹿島槍もいいものです。早く作業が終わったのでスノーシューで河原を散歩しました。カモシカのトレースを辿ってみたら堰堤の上を歩いて端で引き返していました。カモシカなら飛び降りられそうな気もしましたが、野生動物は無茶をしないんだなと思いました。日差しが暖かく屋根の雪は溶けていました。主屋根の雪は15cm程で上部はずり落ちて屋根が見えていましたが残念ながら落ちませんでした。
 楽しい4日間でした。1月末にまた山小屋に入りたいと思っています。

<山小屋情報>
  • 1/7現在山小屋周辺の積雪は50cm程度でした。
  • 水の流れは順調です。蛇口を開けっ放しにしておけば凍結しませんでした。
  • ガスコンロ(アイ・コンロ 台所の棚上 箱に入ったもの)ガスが出ません。山小屋祭りの時不調になり使用をやめていたのですが、故障の原因わかりません。
  • チェーン装着場からの県道今シーズンは工事がない為除雪されていません。

1/4 午後の山小屋

1/7 朝の山小屋

1/7 玄関の屋根からアニマルトレース(カモシカ・ウサギ・ヒト)を見る

1/7 スノーシューで河原を散歩する

2023年1月6日金曜日

2022 冬山山行-北横岳 + 鍋パーティー

2021年 理学研究科卒 村岡徹

【日程】2022年12月17日〜18日
【参加者】
 古谷潤、宮崎、渡邉、村岡、
 (鍋パーティー参加)中村久志、北島

 前回の冬山山行は2019年12月の赤岳、それ以降冬山登山はご無沙汰になってしまっていた。前回冬山に登ったメンバー(江藤さん、古谷潤さん、宮崎、渡邉、村岡)で協議した結果、冬山リハビリ山行として北横岳に登ることにした。
なお、江藤さんはもともと参加予定だったが、急に生徒指導が入ったそうで、不参加となってしまった。
 私は古谷潤さん、渡邉を車に乗せるため西国分寺駅に向かい、6時45分ごろ駅を出発して中央道に乗る。
中央道は空いており、飛ばしていたせいか先に出発していた宮崎車を追い越していたようで、八ヶ岳PAで宮崎と合流、宮崎の新車であるスバルXVのお披露目をして北八ヶ岳ロープウェイへ向かった。途中から宮崎車に乗った古谷さんによると新車の味がしたそうだ。
10時すぎ、登山口へと運んでくれる北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅に到着。ここまでの車道でもかなり標高を稼いできたせいか、想像よりもかなり寒いことに驚きつつ各自支度を始める。雪も降っている。
 10:20発のロープウェイに乗る。山頂駅に着くと雪も十分積もっていて、スパッツを履いてから10:30ごろ出発した。3年ぶりだったがスパッツの付け方はしっかり覚えていた。ただし、今回はアイゼンを使うことがなかったので、次の山行までに1回は復習しておきたいと思う。
 11:25ごろ北横岳ヒュッテに到着。ペースが良かったので、ピッチは下で寄った時にとることにして、そのまま山頂を目指す。11:45ごろ今回のピークである北峰に到着。樹林帯から遮るもののない稜線上に出ると風が容赦なく吹き付けてくる。おまけに視界もゼロで頂上を堪能する気が全く起きず、集合写真だけ撮ってそそくさと下山を開始する。南峰と北峰の間にあるわずかな樹林帯では風がしのげて、優しさに包まれている感じがした。
 この手の冬山の下山は若干グリセード気味に降りられることもあり、12時ごろ北横岳ヒュッテまで戻ってきた。ここで休憩をとる。例年は中村さん邸から冬山に出発するので、中村さんからサーモスに入った熱々の通称「命の紅茶」を預かっていてみんなそれを楽しみにしていたのだが、今回は東京から直接山に来たのでメンバーが各自で紅茶を持参してきていた。私はコンビニで和菓子・洋菓子コーナーのどら焼きやフィナンシェを片っ端から買って持ってきていたので、冬山でお茶会という格好になった。
 12:55ごろロープウェイ駅まで降り、13時発の下山ロープウェイに乗った。当初の予定より40分以上早い到着となった。
その後は立ち寄り湯に縄文の湯に浸かってから、夕飯用のキャベツを2玉とおつまみを少々購入。
 蓼科の中村さん邸には16:30ごろ到着した。少し休憩をさせてもらってから夕飯のもつ鍋を作り始める。人生で最もキャベツとニラを切った日になったと思う。思えばこのもつ鍋も3年ぶりだが変わらない美味しさであった。他には中村さんが前もって副菜を作ってくださっていて、冷蔵庫(屋外)で冷やされていたビールとともに夕食を楽しんだ。
北島さんは来られる予定が早まって19時すぎに到着した。
その後は年末の特番やサッカーワールドカップとともに中村さんの用意してくださった日本酒飲み比べセットを堪能し、1時ごろ就寝。先に就寝していた中村さんには少し煩くしてしまったかもしれないが、楽しいひと時であった。
 翌朝は8時ごろ起床。北島さんは5時ごろに千葉に向けて出発していたようだ。朝食にはこれまた絶品の、中村さんお手製の豚汁定食をいただいた。
食べ終わると朝食の片付けと薪運びをこなし、帰り支度をする。集合写真を撮って10時半ごろ解散した。

 今回は、久しぶりの冬山装備を引っ張り出しての山行と、中村さん邸にお邪魔させていただくことになりました。今後の冬季イベントでは現役の顔も見られるようになることを願っています。最後に、快く別荘を提供していただいた中村さんと、冬季行事存続のため参加していただいた皆様に感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。

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