説目

立教大学理学部山の会OB会のHPです。
会員・現役の皆様への連絡事項を更新します。
管理人:理岳会編集担当
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2010年12月20日月曜日

伊豆山稜線歩道・達磨山へ行ってきました - 水嶋会員

12月18日(土)浜松工業山岳部の生徒達と伊豆山稜線歩道・達磨山へ行ってきました。
6:40修善寺着。次は東海バス松崎行きで大曲茶屋下車、浜松から4時間遠かった。10:30登山開始。天気は晴、風もさほど強くない。交通量の多いR136の路側を15分ほど登ると旧道への分岐である。旧道を25分ほど登ると船原峠登山口に着く。峠では貸切バスで来たハイキングクラブ(むさしの会)のグループが弁当を食べていた。我々と同じコースを歩くようだ。登山口からしばらくは木製の階段状の道が続く。アセビに覆われた道は伊豆らしい雰囲気だ。残念ながら展望はきかない。少し歩くと西伊豆スカイラインの脇を進む道になり、更に進むと車道の横を歩くことになった。全然登山の雰囲気ではない。展望は開けており駿河湾を望む景色は最高である。やや霞がかかっておりすっきりしないが青空の下、抜群の展望である。20分ほど車道を歩き展望駐車場を過ぎると、ようやく伽藍山への登山道に入った。樹林の急登が続くが途中から笹原の明るい道となる。10分ほど急登を登ると伽藍山である。三角点を過ぎると再びスカイラインの車道に出る。道脇に伽藍山の表示がある。全然山頂らしくない。展望も良くないので少し先の車道脇で一本とる。富士山がよく見える。ここから10分ほど車道を歩くと伊豆山稜線歩道のハイライト笹原の道に入る。達磨山が眼前に迫り駿河湾越しに遠く雪を頂いた南アルプスも見える。もちろん富士山も見える。「天空の散歩道」そのものである。達磨山への登りは笹原の中を行く芝の広い道で大変歩きやすい。山頂からの展望は抜群である。山頂ではラジコンのグライダーを飛ばせていた。景色を楽しみながらのんびり昼食をとる。達磨山からの下りも気持ちの良い道だ。少々風が冷たいが富士山を見ながらの下りは快適だ。小達磨山への登りを過ぎるとあとは下りだけ。戸田峠まで伊豆らしい樹林の道を下る。稜線歩道は戸田峠からさらに虹の郷まで続くが大半は車道歩きとなる。今回は戸田峠から路線バスに乗った。戸田峠から浜松まで4時間、今回は歩くより移動のほうが大変でした。
船原峠10:30→12:05伽藍山12:20→12:52達磨山13:13→13:46戸田峠
貼付の写真は達磨山と富士山、達磨山山頂からの富士山、達磨山山頂の浜工山岳部、達磨山からの戸田湾です


2010年12月14日火曜日

本間会員より

今日は。寒くなりました。如何お過ごしですか。酷暑の夏で秋咲きのカトレアの芽が腐り一シーズンアウトです。素人園芸ですら打撃が大きかったので米作や農家の方たちの被害は大変だったでしょう。察するに余りあるものです。
八王子恒例のイチョウ祭りが11月下旬にありました。クラッシックカ―パレードに参加してイチョウ並木を走ってきました。総勢300台が参加し、関東一円から古いものは1938年のオースチン、終戦直後のダイハツダットサン、スバル360、スカイライン、東洋工業のロタリーエンジン、米車は1965年のシボレー等マニア垂涎の車が勢ぞろいです。
皆さんマニアクラブがあるようで其々愛車自慢に花を咲かせていました。でもこれって見せたい一心、ドーダイ俺のコレクション、の感じでしたが。自走、公道用のナンバーが原則ですが大事なものは八王子までレッカーに乗せてきていました。たぶんお金で買えない価値あるものでしょうね。
僕は別にクラッシックモデルではありませんが、まあ枯れ木も山の賑わいで沿道の人に手を振って、そして人にきずかれないように眼鏡をかけて羞恥心欠如の老害とノー天気で祭りを楽しんできました。
例年、今頃はカトレアが満開ですが今年は由緒ある貴重な株を今後のために熱川のバナナワニ園に寄贈しました。その様子が下記のホームページに掲載されました。一寸、覗いてみてください。
寒さ本番、お大事に。
http://www4.i-younet.ne.jp/~wanien/index1.htm

2010年12月12日日曜日

2010納会

12/4(土) 池袋のベトナム料理屋で納会が開催されました。理岳会から8名、現役2名が参加しワイワイと楽しい時を過ごしました。


2次会はいつものようにライオンでビール




次回幹事会は新年会と新築したナカムラのログハウスお披露目会を兼ね1/9(日)に八ヶ岳のふもとで行うことになりました。皆様の参加をお待ちしています。

2010年12月11日土曜日

伊豆山稜線歩道へいってきました-水嶋会員

11/17(土)天城峠から船原峠まで伊豆山稜線歩道を歩いてきた。
早朝浜松を発ち7時半に天城トンネルに到着、水生地(すいしょうじ)下駐車場に車を停める。伊豆半島は局地的な前線の影響で雲に覆われている。気温は9度、あまり寒くない。新天城トンネル左の登山口から天城峠に向かう。15分ほど登ると旧天城トンネル入口、立派なトイレがある。この日は先を急ぐのでトンネルはパスして真っ直ぐ天城峠へ向かう。紅葉はほぼ終わっている。急登を10分ほど登ると天城峠である。ここから伊豆山稜線歩道を歩く。道はほぼ等高線に沿っておりほとんどアップダウンがない。しばらくは稜線の北斜面を歩く。落ち葉が積もった広い道は大変歩きやすい。古峠を通過する頃から青空が時々のぞく。旧天城峠(二本杉峠)に8時過ぎに到着。杉の巨木に囲まれた静かな峠である。ここから稜線歩道は稜線南側に移る。樹間から南伊豆の海が見える。滑沢(なめざわ)峠のあたりから樹相が変化し伊豆らしい植生になる。ここから先は少しアップダウンがある。三蓋(みかさ)山への急登をあえぎながら登っていくと自衛隊の行軍訓練とすれ違った。新兵さんが大きな背嚢を背負いバズーカ砲を抱えて歩いていた。がんばってください。急登が終わるとブナの巨木群が現れる。広々とした稜線に巨木が点在し幻想的である。三蓋山(1013m)山頂はブナの原生林に囲まれている。つげ峠までゆるやかに下り猫越峠へ向かう。アセビのトンネルを抜け猫越峠を過ぎると道が湿り気を帯びてくる。猫越岳へはほんのひと登りである。猫越峠付近もブナの巨木が点在し素晴らしい景色である。猫越岳(1035m)山頂も樹林の中で展望はない。山頂から少し下ると左手に火口湖がある。樹林に囲まれた静かな湖面である。後藤山の小さな登りを過ぎると仁科峠は近い。仁科峠展望台からの眺めが素晴らしい。笹原の広い道を下り12時に仁科峠に到着した。 最終のバスに間に合いそうなのでさらに船原峠を目指す。笹原の明るい道を歩く。緩やかなアップダウンだが大きなコブを越えていくのでかなり疲れる。眺めは素晴らしい。右手に駿河湾を望みながらのんびり歩く。魂の山(933m)を過ぎるとあとは小さなアップダウンの道になる。この先は人工林の中を進み面白みがない。土肥峠・南無妙峠・吉奈峠を経て「へとへと」になって船原峠に到着した。バスの時刻が迫ってきたので峠からバス停まで走る。R136に出て空が長かった。なんとか最終バスに間に合ったと思ったら時刻表を読み間違えおり松崎行きの時刻だった。最終バスにはまだ30分も余裕があった。バスを2本乗り継ぎ5時に天城トンネルに戻った。全行程27.6kmの充実したハイキングであった。新緑の頃、また歩いてみたいコースだ。
この先伊豆山稜線歩道は船原峠から戸田峠まで続く。12月に生徒と歩く予定である。交通の便が悪いが歩くなら天城峠から仁科峠がお勧めである。ブナの巨木は一見の価値有り。

登山口7:46→8:39古峠8:45→9:52三蓋山手前10:00→10:55猫越峠11:04→11:58仁科峠12:06→13:02魂の山 13:12→14:07吉奈峠14:12→15:13大曲茶屋バス停<バス>大曲茶屋15:48→(490円)→16:00出口16:33→(750円)→16:59水生地下

貼付の写真は旧天城トンネル、三蓋山付近ブナ原生林、猫越岳火口湖、仁科峠展望台からの眺めです。






2010年11月4日木曜日

麻布山・前黒法師山へ行ってきました - 水嶋会員

11/3(水) 麻布山・前黒法師山へ行ってきた。黒法師前衛の山で、登山道がよく整備されたコースである。昨年出かけた常光寺山の北にあたる。残念ながら今年の紅葉には1週間ほど早かったようだが、青空の下、今シーズン最初の紅葉ハイキングを楽しんだ。
早朝浜松を発ちR152を水窪へ向かう。浜松で13度だった気温は、水窪で8度、天竜スーパー林道山住峠では5度に下がった。冬型の気圧配置で北西の強風が吹く。山住峠から落ち葉の積もったスーパー林道を東に進み、野鳥の森駐車場に着く。朝早かったが駐車場には既に4台停まっていた。気温は3度、さすがに寒い。暑がりの水嶋には珍しく手袋を装着して出発した。登山口は標高1260m麻布山まで高低差400mほどのハイキングである。登山口から少し登り 1300mほどの小ピークを過ぎると緩やかな下りとなる。1240mの鞍部まで下ると四阿がある。樹林越しに麻布山がちらちら見える。落葉樹林の静かな尾根道を落ち葉を踏んで進む。四阿から緩やかな登りとなり1298mピークを過ぎると尾根が細くなる。西側が崩壊している所もありボンヤリ歩くと危ない。左右の斜面の紅葉が美しい。徐々に登りがきつくなり2番目の四阿に着く。ここで一本とる。ここからやや急な登りとなる。樹林の間から前黒法師山が見え始める。左右が崩壊したやせ尾根を過ぎると南に開けた明るい斜面に出る。ルートは階段状に整備されているが、度々崩壊し補修されている。急登を登り切ると緩やかな明るい樹林の登りとなり倒壊した小屋を過ぎ麻布山1685mに着く。三角点は登山道から少し西に入った所にある。樹林に囲まれ展望はないが広々として明るく気持ちの良い山頂
である。麻布山から登山道はルートを東にとり前黒法師山へ向かう。緩やかな下りを1600m付近まで下ると戸中山である。北側の樹林が開け深南部の山々が姿を現す。寒い寒いと思ったら向かいの山は山頂あたりが白くなっている。光岳、聖岳も真っ白だ。登山道にはあちこちに霜柱が立っている。コルから登り返すルートには倒木が多い。ルートははっきりしているが赤布・ペンキが少なく気を抜けない。急登が終わると樹林の中の前黒法師山1782mに着く。こちらの山頂は狭く、残念ながら展望もない。本日はここから引き返す。時間もたっぷりあるので、のんびり紅葉ハイキングを楽しむ。陽光を受けた戸中山南側斜面の紅葉が見事であった。麻布山山頂に戻りお湯を沸かしてゆっくり昼食をとる。樹林の中の山頂は風も当たらず快適であった。下山を始めると次々と登山者が登ってきたが紅葉シーズンにしては数は少ない。ゆったりとした尾根道を楽しみながら登山口へ戻る。駐車場の車は12台になっていた。
帰路は天竜スーパー林道を通り秋葉山へ抜ける。昨年は山住神社の南で脱輪しひどい目にあったので慎重に走る。林道には所々落石があり緊張する。林道中間点の天竜の森に立ち寄る。中央広場の駐車場からは中央アルプス・御嶽山が見える。時間も早いので竜頭山に登ってみた。天竜の森の公園内を抜け山頂 1351mまで30分ほどである。山頂は樹林の中で展望はないが、南の展望台からの眺めが素晴らしい。南アルプス深南部から遠州灘、浜名湖、遠く渥美半島、三河湾まで一望できる。今度は下から歩いて登ってみたい。スーパー林道は天竜の森から南下し秋葉神社上社を経てR152に下りる。ドライブコースとしてもお勧めのルートである。

野鳥の森P7:45→8:39第2の四阿8:47→9:54前黒法師山10:05→10:48麻布山11:16→12:37野鳥の森P
天竜の森中央P13:40→14:12竜頭山展望台14:22→14:48中央P

貼付の写真は麻布山への尾根からの前黒法師山、戸中山からの南アルプス南部、麻布山山頂、前黒法師山山頂、麻布山から野鳥の森への尾根、竜頭山展望台から南の眺めです。

2010年10月12日火曜日

山小屋祭り報告

10/9~10/11に山小屋祭りが開催されました。
参加者:古市、高垣、原田、水嶋、太田、中村久(敬称略)

10/8 24時前に梓川SAで高垣、原田、中村はETC休日割引を利用するため待機。23時57分にSAを出発し、豊科ICを日が変わった時間に通過する。小屋着25時過ぎ。

10/9 朝から小雨。古い布団、毛布を処分するため大町市環境リサイクルセンターに持ち込む(車2台分、160kg)。電気毛布は金属ゴミとのことで受け取ってもらえず持ち帰る。昼食(俵屋)、カインズホーム、薬師の湯、西友と廻り3時頃小屋に戻る。途中、古市先生から、雨もひどくないので簗場から歩いて小屋入りすると電話が入った。小屋には3時頃着。4時半頃古市先生、水嶋が入り小屋する。明日も天気は悪そう。

10/10 曇り。前日の予想に反し雨は降っていないため、西俣出合まで散策することにする。西俣では青空を見ることも出来た。紅葉はまだまだ....。11時前には小屋に戻り、昼食、買出しへと大町市内に出る。昼食は昭和軒、買出しは西友のお決まりのコース。小屋に戻り、焚火の用意。但し、雨に濡れ乾いた木がないため、火付けに苦戦し、かわいい焚火を楽しんだ。夕食の鍋を食べていると、駒ヶ根より太田君が駆けつけてくれた。

10/11 5:30仕事を抱えている原田君が出小屋。残った5名も小屋の片付けをし8時には出小屋。

参加者が少なく(現役の参加ゼロ)すこし寂しい山小屋祭りであったが楽しい一時を過ごしました。

写真は右サイドバー「山の写真」にあります。

2010年9月25日土曜日

金峰山キャンプ報告

9/19~9/21、金峰山キャンプに行ってきました。
参加者(敬称略):竹内、原田、山下、広瀬、中村久

【広瀬記】
9月18日(土)
山下さん・広瀬は5時半頃高円寺駅を出発。途中渋滞に巻き込まれつつも、11時頃には廻り目平キャンプ場に到着した。キャンプ場は例年にない込み具合で駐車スペースが全くなかった。キャンプ場から20分ほど下った場所にある駐車場に停めることになった。テン場の確保、テント設営が完了した後は、テント内で少し昼寝をした。涼しいので過ごしやすい。

昼食を済ませた後、二人で岩場へと向かう。今回はガマスラブで基本技術の復習をした。久しぶりすぎてクライミングに使う筋肉は完全に無くなってしまったように思えた。4時くらいまでクライミングを楽しんだ。一度テン場に戻り、買い出しの準備をしてスーパーに向かう。原田さんとはここで合流することになっている。原田さんと合流後、夕食のすき焼きの食材・行動食などを購入した。テン場に着いた後、夕食の準備にとりかかった。広瀬はここのところ米炊き失敗が続いているので不安であったが、なんとかまともな米を炊くことができた(やや固かったが)。9時頃就寝。

9月19日(日)
5時起床。クライミングの疲労のおかげでぐっすり眠ることができた。朝食は昨夜のすき焼きの残りを利用したすきうどん。一時はおつゆが足りないかという懸念もあったが、食材もすべて使い切ることができ、おつゆもちょうどよかった。
1時間程で撤収も終わらせ、竹内さんと合流した。6時35分に金峰山荘を出発して金峰山へと向かった。以下、所要時間。

6:35金峰山荘出発
7:30/7:35中ノ沢出会で一本
8:25/8:35一本
9:10/9:15金峰山小屋で一本
9:35/10:05金峰山
11:00/11:05一本
12:30金峰山荘着

今年の金峰山山行では一度も雨に降られることもなく、展望も素晴らしかった。山頂からは、瑞牆山・八ヶ岳・南アルプスが見渡せた。
下山後、(中ノ沢出会からの1時間が辛い)竹内山荘へと向かう。30周年のときの写真などを見せていただいた。
みなさん今より一層若かった。中村さんと合流した後、竹内山荘の石垣用の岩を運ぶ仕事をした。その後山下さんと広瀬は一足先に帰京した。

【原田記】
全行程で雨にも降られず、久し振りに楽しい休日を過ごすことができました。予定していた今シーズン最後のイワナ釣りが出来なかったことが少し残念でしたが・・・。
山下君と広瀬君が竹内邸から帰った後の夕食は、多量の肉(焼き肉用特大パックx2)が待ち構えていました。中高年ばかり3名(私だけは若いのですが、普段から飲むときは食べないし、腹の調子もあまり良くありませんでした)では、やはり持て余してしまいました。野菜ばかりがはけて、肉が減らない・・・。現役が1・2名、あるいは広瀬君がいてくれたなら、あっという間に片付いたことでしょう。

今朝(9/20)は 6:40 に竹内邸を出発し、渋滞とは全く無縁で8:30 ごろには用賀に到着しました。
11月初旬には中村久志さんのログハウスが完成するそうなので、山小屋祭りの次は中村邸で宴会ですかね。

写真へのリンクはこちら

 


2010年9月2日木曜日

山小屋修理 および 幹事会

8/28~8/29 山小屋定期修理を行いました。
参加者:加藤
、原田、山下、広瀬、鈴木、中村

8/27(金) 原田車(加藤、原田、山下、鈴木)は13:00に用賀発、18時頃山小屋着。西川顧問がすでに山小屋入りされていた。
中村車(中村、広瀬)は新品の布団6組をのせ、高尾を21:30発、24:40山小屋着。明日に備え早々に眠る。

8/28(土) 加藤、山下、広瀬、鈴木の4名は水源掃除。西川、原田、中村は小屋周りの草刈。昼前には作業が終了し、大町まで昼食、買出しへ。昼食は昭和軒、カインズホームで郵便ポストと脚立を購入する。その後、薬師の湯で汗を流し15:30には小屋に戻る。作業の疲れか皆仮眠を取る。夕食は山下シェフ指導の鍋、美味であった。

8/29(日) 9/5まで山小屋にこもる西川顧問を残し、8:30には原田車、中村車とも帰京。

参加いただいた皆様、お疲れ様でした。

■8/28に山小屋で8月の幹事会を開きました。以下、議事録です。

○ 山小屋借地権の更新
 - 5年間の借地権を更新した。更新料¥450,000(振込済)
○ 金峰山キャンプ
 - 竹内さんより参加の連絡あり(9/19朝廻り目平着、金峰山登山、その日の内に高根町の山荘に帰る)
 - 竹内さんより、9/19夜竹内山荘で夕食、宿泊の提案あり。宿泊させてもらうことにする。
 - 竹内山荘に、9/18前泊が可能か竹内さんに確認する。==>中村
○ 山小屋祭り
 - 日時:10/9(土)~11(月): メインは10/10(日)
 - 担当幹事:松岡、港屋会員が参加する場合、どちらかにお願いする。不参加の場合は中村が担当
 - 9月中旬に案内のハガキを送付する。

以上

2010年9月1日水曜日

甲斐駒ヶ岳へ行ってきました - 水嶋会員

山小屋修理をサボり浜松で大人しくしているつもりだったが、あまりにも天気が良いので8/29(日)夜、浜松を発ち8/30(月)日帰りで甲斐駒ヶ岳へ行ってきた。
朝6:00長谷村仙流荘から始発のバスに乗り北沢峠に6:50に着いた。無風快晴の絶好の天気となった。バスの運転手さんの地質や山の解説が面白く1時間が短く感じられた。北沢峠から仙水峠へ向かう。沢沿いの緩やかな樹林の登りは苔の緑が美しく気持ちよかった。仙水小屋の手前の道が左岸に付け替えられていた。仙水峠に近づくとゴロゴロの岩だらけの歩きにくい道となる。仙水峠からは千丈岳・北岳・甲斐駒ヶ岳がよく見える。甲府盆地越しに丹沢の山々までよく見えた。浜松でぐずぐずしていなくて正解だった。仙水峠から駒津峰までは急登の連続である。前半は樹林の中だが、半分ほど登ると視界が開け地蔵岳の肩に富士山が見え始める。ハイマツが始まると間もなく駒津峰である。駒津峰からは360°の大パノラマが広がる。中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳・北アルプスもよく見える。六方石の岩場を巻いて直登ルートを登る。登り初めは大きな岩が連なり手を使ってグングン登る。最後はザラザラの風化花崗岩の斜面を一気に登る。山頂からは中央アルプスから北アルプス・八ヶ岳・金峰山・鳳凰三山から南アルプス北部の山並みまで360°素晴らしい展望であった。今シーズン最高の天気である。下山は摩利支天をまわるトラバースルートを下る。花崗岩の白砂が美しい。直登ルートへの分岐で往路と合流し、駒津峰への最後の登りに向かう。駒津峰からの下山には双子山に向かうルートもあるが以前1回歩いたとき意外に時間もかかり歩きにくかったので、往路と同じ仙水峠まわりのルートをとる。駒津峰からの下りは急だが足場が階段状になっていて歩きやすかった。相変わらず下りは時間がかかり登りと大差なかった。仙水峠でこの夏最後の眺めを楽しみ、のんびりと北沢峠に戻る。13:00のバスに間に合ったがバス乗り場には50人近く登山者が集まっており、2台目のバスまで満員となった。スーパー林道の沿道にはアサギマダラがたくさん舞っていた。山頂に雲がかかり始めた。バスの終点仙流荘で入浴(600円)をすませ、さっぱりして浜松へ戻る。道の駅アルプス村で食べたブルーベリーソフトクリーム(200円)がおいしかった。


北沢峠6:54→7:46仙水峠7:54→8:46駒津峰8:53→9:47甲斐駒ヶ岳10:00→10:43駒津峰10:52→11:39仙水峠11: 46→12:40北沢峠

貼付した写真は六方石からの甲斐駒ヶ岳、駒津峰からの甲斐駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳山頂、山頂からの地蔵岳・富士山です。

2010年8月17日火曜日

剣岳登頂-飯沼会員

7月に映画の剣岳に登りました。このときの山頂は12名ほどでした。 
この日は、室堂に下って雷鳥荘で温泉に入りました。往復車で、一人では不経済ですね。 今年もこれからお祭の準備です。 

写真:剣岳山頂

2010年8月12日木曜日

山小屋便り - 原田会員

本日、山小屋から戻りました。
13日に帰るつもりでしたが、台風4号の影響で大町付近も12日昼前から風雨が強まる(大北地域の予想雨量 120 mm)との予報のため、今朝小屋を出ました。以下、概要です。

8/8  日曜の下り渋滞も落ち着き、且つ、明るいうちに小屋に入れればと思い、14時過ぎに用賀発。途中早めの夕食と買い出しを済ませて、19時前には小屋着。水量は豊富で、湿度が高くて多少カビ臭いものの小屋状況も良好(最後の日誌記入は山下ご夫妻)、貴重な夏休みの快適な小屋生活を始めるべく、まず1階の雨戸を開けたら・・・。 2ヶ所で開けるときに抵抗があり、すぐさまハチが乱舞。ある程度は予測していたので刺されずに済んだものの、快適な山小屋生活の出鼻を挫かれた気分。どちらも戸袋内にクロスズメバチ(いわゆるジバチ)の巣がありました。両者とも、殺虫剤で駆除済み。山小屋修理の時にでも、戸袋内の掃除が必要(ハチの巣が残っているため、雨戸を完全には戸袋に収納できない)。

8/9~11 午前中は釣りをして、大町で昼食、その後に薬師の湯という定番コース。9日は午前中は釣れずに悔しかったので、普段は同宿者がいないとやらない夕暮れ直前にも釣りをする。ちなみに釣果はすべてイワナで、9日夕方 22 ~ 23 cm 2尾(実測せず)、10日 26 cm と 25.5 cm の2尾、11日は 23 cm 1尾。釣り人が多く入るお盆の時期としては十分に楽しめました。大町での昼食は、昭和軒に行列ができていた9日は俵屋でAランチ、 10日は昭和軒でカツ重、11日はよしの食堂でしょうが焼き定食でした。「よしの食堂」についてはご存じない方が多いと思いますが、以前は他の店に入れないときに何回か利用していました。狭くてとても清潔とは言えないような定食屋さんで、定食にはみそ汁の代わりに小たぬきうどんが付きます。一番の問題は、椅子の高さに対してテーブルが高い(椅子が低すぎる?)ことでしょうか。最後に行ったのは、当時OG になったばかりの女性Aと、当時現役の女性Bと計画していた、数年前の両手に花?年末赤岩尾根山行のときでした。先にB女史と車で小屋に入り、夜に電車で着く予定のA女史を大町駅まで迎えに行かなければならないのでビールも飲めませんでした。他のほとんどの店は既に閉店だったので、「よしの食堂」に入りました。そのころ大町では「大町黒豚」を売り出し中で、多くの店で幟を立てたり、昭和軒でも「近々メニューに追加予定」などという張り紙がありました。よしの食堂でも「大町黒豚」のメニューがあり、3人ともそれを希望したものの、「あと1人分しかありません」とのことでした。かくして、先輩を立てるB女史や、女性に優しい(逆らえない?)私は「大町黒豚」のメニュー諦めざるを得ませんでした。あのときに是非とも食べたかった「大町黒豚のポークソテー」を思い出してよしの食堂にに入りましたが、「大町黒豚」どころか「ポークソテー」すらメニューにありませんでした。なぜか「大町ダムカレーうどん」という張り紙はありましたが。

8/12 入小屋前の天気予報で、その気になって頂上に行くなら 11日か 12日と思っていました。ところが入小屋以来、天気予報に「雨」が無い日はなく、雲の中から鹿島槍の頂上が顔を出したのも11日の数分間だけでした。(日頃の行いは良いはずなのだが・・・) それどころか前述のように、大雨・強風の恐れがあるため逃げ帰りました。5:50 小屋発で薬師の湯に着いたとき丁度開場。6:45 薬師の湯発で、10時過ぎに用賀着。渋滞とは無縁でした。

なお、神戸、武蔵、岡崎の小屋に人が入っていました。水源の丸木?について、武蔵の小屋の方に確認しようとしましたが、お話しできませんでした。今年もうちの小屋下に飯場が出来ていました。山小屋修理では、草刈りの必要有り?

2010年7月21日水曜日

毛無山へ行ってきました - 水嶋会員

7/19(月) 3連休の最終日、夏山のトレーニングも兼ねて静岡・山梨県境の毛無山へ行ってきた。早朝浜松を発ち東名高速を富士へ向かう。興津を過ぎると黒々とした富士山が見えてきた。無風快晴の絶好のコンディションである。富士から無料化社会実験中の西富士道路を経て R139を朝霧高原へ向かう。富士山には全く雲がかかっていない。毛無山塊方面には低い雲がかかっており、富士登山にすれば良かったと後悔する。田貫湖を過ぎ東京農大富士農場への分岐を麓集落へ向かう。毛無山が目前に迫る。幸い雲はかかっていない。麓集落手前、無料の臨時駐車場に車を停め、6時半に出発。準備運動のつもりで登山口まで15分歩く。登山口には有料の駐車場があり3台ほど駐車していた。神社を過ぎ空沢を渡ると地蔵峠への分岐に至る。ここから毛無山まで一気に1000mの登りである。登り初めから急登の連続で、1合目2合目とゆっくり登る。小さな岩場もあり変化がある登りだ。土曜日に御前崎までサイクリングをした疲れが残っておりペースが上がらない。不動の滝の展望台を過ぎ、3合目で1本とる。鶯の声が聞こえる。樹林の登りは展望もなく風も通らない。やっぱり秋に来れば良かったと、また後悔する。登山者にも全く出会わない。どんどん高度を稼ぎ7合目で1本。樹高が低くなり稜線が近づく。途中、富士山展望台からの眺めは素晴らしかった。9合目を過ぎると間もなく主稜線に出る。残念ながら森林限界より標高が低く展望は全くない。ここからは緩やかな稜線歩きで9時過ぎに山頂に到着した。山頂は南に視界が開け富士山がよく見える。あんパンなどで腹ごしらえして下山は地蔵峠へ向かう。麓集落からの登山道分岐から道を南西にとる。しばらく緩やかな稜線を歩く。南へ向かう稜線が時々見える。上空に雲がかかり始めた。地蔵峠への下りに入ると少々バテ始めた。早めに1本取り糖分を補給する。下山する登山者一人に抜かれる。雲が低くなり富士山も見えなくなってしまった。登りの登山者一人とすれ違う。急な下りをどんどん進むと地蔵峠に至る。うっそうとした樹林の峠でここも展望がきかない。地蔵峠から麓集落への下りは長い。シダが点在する湿った谷筋を下る。雨が降ると沢になってしまいそうな道だ。途中に麓金山の金鉱石焼き窯跡がある。トラバース気味の道を進むと小さな沢に出会う。水分を補い先を急ぐ。沢が右手に近づく。滝が所々にあり良い眺めだ。高巻き気味の道を進むがなかなか高度が下がらない。比丘尼の滝を過ぎると3ヵ所渡渉点があった。水流が多くけっこうヒヤヒヤした。朝霧高原の緑が見え始めると間もなく登山口に到着した。麓集落にはブルーベリーの畑があった。ヒグラシの鳴き声を聞きながらのんびり駐車場へ戻る。毛無山山頂は雲の中に入ってしまった。心配した高速の渋滞にもはまることなく、16時前に浜松に帰ることができた。

駐車場 6:27 → 登山口 6:42 → 7:18 三合目 7:27 → 8:22 七合目 8:32→9:11 毛無山山頂1945m 9:27 → 10:11 地蔵峠への下り 10:25 → 11:35 沢の高巻き途中 11:42 → 登山口 12:09 → 駐車場 12:26

貼付した写真は駐車場からの毛無山、富士山展望台からの富士山、毛無山山頂、比丘尼の滝です。


2010年7月19日月曜日

幹事会議事録 - 6/25

遅くなりましたが6月に開催された幹事会議事録を掲載いたします。

日時:2010年6月25日19:00-20:00
場所:ルノアール新宿小滝橋通り店
出席者:原田、山下、広瀬、中村久、現役(前山)

1.総会の纏め
2.山小屋修理
■担当者:山下
■日程:8月28日(土)or27日(金)夜発、29日(日)朝帰京の予定
■内容
①水源掃除
②草刈
③備品購入:ポスト,脚立
■参加予定者:中村、現役数名
3.金峰山キャンプ
■担当者:広瀬
■日程:9/18(土)~9/19(日)、17(金)夜または9/18(土)朝発、20(月)帰京
■内容:9/19 金峰山登山、9/18午後 クライミング
■参加予定者:山下、現役数名
4.連絡通信No.114発行準備
■7月下旬に発行予定
■内容
①総会議事録
②山小屋修理の案内
③金峰山キャンプの案内
④GWの山小屋記事(山小屋日誌より)
⑤会員名簿
⑥緊急連絡網
⑦会費納入のお願い
⑧山の会会報を同封
5.その他
■現役の山岳会会費振込終了
6.現役報告
■夏合宿:8月下旬、場所は未定

2010年6月9日水曜日

伊吹山へ行ってきました - 水嶋会員

6/5(土)早朝浜松を発ち、伊吹山へ行ってきた。
道の駅「伊吹」に車を停め登山口に向かう。登山口には100名山目当ての登山者向けに民間の有料駐車場(1000円)が商魂逞しく沢山あるが、道の駅から歩いても大した距離ではないので駐車料金を節約する。三ノ宮神社横の登山口から杉木立の中の古道を登る。よく踏まれた歩きやすい道で15分ほどで1合目に着く。ここから休業中のスキー場ゲレンデを歩く。リフトが動いていれば3合目まで登れるのだが、残念ながら休業中である。ここからは視界が開け気持ちよ
く登れる。2合目まで15分ほど緩やかな登りである。日陰が無くかなり暑い。3合目(720m)で1本とる。立派なトイレがある。南を振り返ると関ヶ原がよく見える。伊吹山が目前に迫ってくる。ここから山頂まではつづら折れの長い登りである。日差しを遮る樹林がなく、とにかく暑い。3合目から昨年購入した2本のストックを使う。ストックに加重が分散され大変歩きやすい。先行する登山者を次々に抜き去り3合目から1時間ほどで山頂に到着した。8合目からはかなりの急登であったが、見晴らしのよい気持ちのいい登りであった。山頂でパンなどで腹ごしらえをして、下山は往路を引き返す。滑りやすい道なので慎重に下る。登りの登山者が次々と上がってくる。3合目まで1時間、3合目から登山口まで40分ほどであった。最近とにかく下りが遅くなった。バランスが悪くなっている。宮前の集落を抜け、道の駅に着くと観光客で駐車場は満車であった。残念な
がらこの日は水蒸気が多く視界は今ひとつであったが、山頂からの琵琶湖・養老山地の眺めは素晴らしかった。伊吹山は大変雲のかかりやすい山で1日晴れという日は年間20日に満たないという。雲男の汚名を返上したくなる天候に恵まれた山行であった。伊吹山には、はやりのトレイルランニングの人が多かった。中には3往復目の登りを走る猛者も見られた。時間も早いので近くの伊吹山文化資料館に立ち寄る。伊吹山周辺は北国脇往還、京極氏遺跡、湧水群など見所が多い。自転車を積んでこなかったことを後悔する。資料館から車で5分ほどの「ジョイいぶき」(日帰り入浴施設400円)で薬草湯に入り汗を流しさっぱりする。伊吹山登山の帰りに立ち寄る人が多い。このころから伊吹山に雲がかかり始た。関ヶ原ICに入る前に笹尾山石田三成本陣跡に立ち寄る。関ヶ原も史跡が多く自転車で廻ってみたい所だ。近いうちに関ヶ原周辺をサイクリングしてみたい。予定よりかなり早く帰ることができたので夕方の岡崎付近の渋滞にもはまらなかった。浜松から175kmと手頃な距離にある伊吹山、また登ってみたい。


道の駅 6:27 → 登山口 6:45 → 7:32 三合目 7:38 → 8:38 伊吹山山頂(1377m) 9:05 → 10:03 三合目 10:10 → 10:51 登山口 10: 55 → 11:12 道の駅

写真は3合目付近からの伊吹山、伊吹山山頂、7合目付近からの登山道、伊吹山文化資料館です。


2010年5月19日水曜日

連絡通信No.113 発行

連絡通信No.113が発行されました。

近日中に皆様のお手元にお届けできる予定です。

左サイドバー「連絡通信」からご覧いただけます。

2010年5月6日木曜日

GWの山小屋

現役の谷川合宿が行われなかったため、山小屋に入りました。

参加者: 5/1 - 5/3 水嶋会員、ナカムラ、 5/1 - 5/4 原田会員

■ 5/1 PM5:30頃水嶋、PM6:30頃ナカムラ、PM8:30頃原田が入小屋する。

■ 5/2 水嶋さんは松本方面へサイクリング、原田さんは河原で岩魚釣り、ナカムラは車で松本観光(松本城)。PM3:00~4:00頃各人別々に薬師の湯に到着、汗を流す。夕食は原田さんが釣った20cmの岩魚1匹を皆でつつく。

■ 5/3 水嶋さん、ナカムラは帰宅。原田さんは今日も釣り。(釣果なし)

天候も良く、快適な山小屋生活を満喫しました。

2010年4月28日水曜日

浜石岳に行ってきました - 水嶋会員

4/25(日) JR東海道線由比駅から浜石岳)(はまいしだけ)に行ってきました。標高707mの低山ですが、海岸から直に登るので標高差は正味700mあります。 駿河湾を眺めながら傾斜のきつい舗装道路を登るけっこうハードなコースです。 みかん畑の間をあえぎながら登っていくと野外活動センターの広場につきます。 この日はここから二本松への分岐に入り山頂を目指しました。分岐に入らず舗装道路をそのまま登り、頂上直下から山道に入るルートの方が若干短いようです。 センターのフィールドアスレチックを過ぎ、しばらく山腹を西に巻きながらゆるやかに登っていくと、薩埵峠(さったとうげ)への分岐に出ます。ここから浜石岳へは10分ほどの登りです。山頂が近づくと一気に視界が開け、駿河湾越しに伊豆半島、東には愛鷹山、富士山が見えてきます。山頂には野外活動センターに宿泊している大学生のグループがハイキングに来ており大変にぎやかでした。天候に恵まれ抜群の眺望を楽しみました。残念ながら北側は雲が多く南アルプスは見えませんでした。山頂から二本松分岐を経て薩埵峠へ向かいます。峠へ下る尾根道は東海自然歩道バイパスルートになっており、道標がよく整備されています。9kmほどの道のりですが小さなアップダウンが多く、急斜面にはロープも設置されており、意外に時間がかかります。途中孟宗竹の竹藪を抜けますが、所かまわずタケノコが頭を出しており、登山道の真ん中にも生えていました。2年前に歩いたときは峠手前の登山道崩落のためこのコースは通行止めになっており(無視して通行してしまったのですが)下草が茂り蜘蛛の巣だらけのひどい道でしたが、今回は崩壊地点に木製の階段が設置され下草も刈り取られて、安全・快適に通過できるようになっていました。峠から登ってくるハイカーもちらほら見られました。薩埵峠に下りる道は工事中で迂回路がついていました。登山道から舗装された農道へ下り駿河湾を眺めながら峠を目指します。登山道入口から20分ほどで旧東海道薩埵峠に到着です。峠から海沿いの崖の上の道を歩きます。展望台からの富士山の眺めは最高です。駿河湾の眺望を楽しんだ後は興津駅への下りに入ります。東海道以前の往還が通っていた由緒ある道でした。旧国道1号線で興津川を渡り興津の町に向かいます。街道の風情の残る古い町並みを抜けるとJR興津駅です。ちょうど下り列車がやってきたので急いで飛び乗りました。

JR由比駅8:30→9:40野外活動センター広場9:45→10:14浜石岳山頂10:30→11:30立花池分岐付近11:40→14:55薩埵峠13:05→13:52JR興津駅

時間も早いので寄り道して静岡県立美術館で「伊藤若沖アナザワールド」を見学しました。県立美術館はJR草薙駅から坂道を20分ほど登ったところにあり、ハイキング帰りには結構応えました。若沖は「樹花鳥獣図屏風」をはじめとした華麗な着色画が有名ですが、今回の展覧会はあまり知られていない水墨画を中心に若沖の画業を紹介するもので、若沖らしいデザイン的な水墨画は大変面白いものでした。県立美術館の目玉「ロダン館」もリニューアルしたので見学しました。

添付の写真は「JR由比駅前」「浜石岳山頂からの富士山」「浜石岳からの伊豆半島」「薩埵峠からの富士山」「若沖アナザワールドポスター」です。


2010年4月27日火曜日

新規ブログを始めました

行者の新規ブログへのリンクが左サイドバーの「リンク」にあります。

2010年4月25日日曜日

幹事会議事録 - 4/16

【日時】:2010年4月16日(金) 19:00 ~
【場所】:ルノアール新宿小滝橋通り店 会議室#1
【参加者】:原田、山下、古谷、小椋、広瀬、松岡

■総会について
日時:6月13日(日)14:00~
場所:立教大学4号館2階 化学科輪講室(原田が加藤中にお願いする)
議事進行:議長 古谷 、書記 松岡
【議事】
1. 2009活動報告
①総会:6/14(日)出席者数:8名
②納会:12/5(土)出席者数:5名+現役8名
③山行
・谷川合宿 5/3~5 理岳会より2名参加
・金峰山キャンプ 9/11~13 会員4名+現役3名
・菊池永眠会員追悼山行 10/18 会員8名 + 菊池家8名
・御嶽山 3/14 会員1名+現役2名
④山小屋
・山小屋祭り10/10~12 会員5名+現役6名
・山小屋修理 8/28~30 会員3名+現役2名
・使用状況 延べ114泊利用 (会員:65、ゲスト:26、現役:23) - 2009年: 128泊
⑤連絡通信発行 3回発行(No.110 – 5月、No.111 – 7月、No.112 – 2月)
⑥幹事会
・5/9 議題:総会準備
・7/4 議題:総会まとめ、会計引継ぎ、連絡通信発行
・9/5 議題:山小屋修理報告、金峰山キャンプ、山小屋祭り、追悼山行
・11/13 議題:連絡通信発行、納会
・1/15 議題:連絡通信発行、現役主催親睦山行、山小屋雪下ろし
・3/19 議題:会計締め、雪下ろし報告、親睦山行報告
⑦会計報告・4月末までにまとめる(小椋、内田宏、中村久)
2. 新入会員
 広瀬、松岡、港谷、鈴木
3. 2010役員改選案
 会長:中村久
 副会長:原田
 会計:小椋
 会計監査:広瀬
 監督:古谷
 遭難対策:加藤中英
 編集:五十嵐、大河
 山小屋運営委員長:山下
 山小屋運営委員:水嶋、山口、出月、石井、松岡、港屋、鈴木直
 山小屋会計:小椋
4. 2010活動計画
①山行: 2回
・現役主催親睦山行:詳細 未定
・理岳会主催親睦山行:金峰山キャンプ 9/18(土)~9/20(月)
②山小屋祭り:10/9~10/10
③山小屋修理:8月下旬(8/28・29?)
④連絡通信発行:3回を予定
・ 5月 総会案内、現役主催親睦山行報告、等
・ 7月 総会報告、谷川合宿報告、理岳会主催親睦山行の案内、山小屋修理案内、等
・11月 理岳会主催親睦山行報告、山小屋祭り報告、納会案内、等
⑤納会:12/4(土)
⑥2010年度予算案・通常年と同様とする。但し、山小屋会計に枝払い6万、借地料50万を計上
■連絡通信No113発行
①5月中旬に発行
②総会案内
③現役主催親睦山行報告 – 中村久
④総会出欠席ハガキ同封
■現役報告
①新入会員2名 (2年生1名、フィンランド留学生1名)
■次回幹事会:6/25(金)

以上

2010年3月30日火曜日

幹事会(2010/3/19) - 報告

幹事会議事録

日時: 3/19(金) 19:00-20:00
場所: ルノアール新宿小滝橋通店
出席者:原田、山下、古谷、小椋、中村久、現役(広瀬、前山)

■連絡通信No.112発行(2月2週)
・追悼山行は割愛(次回連通に載せる)
・3/13上間氏より電話あり。メールにて送信したが未到着だったようだ。再送をお願いする。
■雪下ろし報告
・2/20(土)~2/22(月) 参加者:水嶋、中村久、松岡、広瀬
・作業は21日午前中(スコップ2本購入)
・積雪量:水槽が完全に埋まる状況、東側1.5m、西側2mの壁
・21日午後、大町山岳博物館を見学
・灯油残量 1/4と少し
・次回購入予定備品:ポスト(¥1,980)、脚立120m~140cm位のもの(¥4,000位)
■親睦山行
・3/14(日) 御嶽山~日の出山(当初予定の3/7は雨天のため3/14に順延)
・参加者:中村久、松岡、港屋(ドタキャン現役1名)
・天候良、但し3/7に降り積もった雪がその後の晴天で溶け特に御岳山~日の出山間はぐちゃぐちゃ道
■会計
▽立替金清算
・中村:スコップ2本(山小屋会計)¥1,596
・現役:日本山岳会会費(一般会計)¥12,000
・電気料金支払い額(山小屋会計)¥11,749
・通信費(一般会計)¥16,882
・本日の会議室代金¥2,200
▽会費納入状況
・10名(¥56,000)
・500/4000=1/8 を遭難対策積立金に要振替
▽残務進捗状況
・電気料金口座変更(3月分¥1,280新口座より引き落とし)
・遭難対策積立金への資金移動(¥1,003,257)
・振替口座 -> 普通口座
■役員改選
・素案作成
・次回幹事会(4/16)で最終案
■その他
▽2009年度山小屋使用状況(2月末)
・会員:63泊、現役:23泊、ゲスト:26泊、合計:112泊
・山小屋使用料 ¥68,000?
■現役報告
・新歓活動(前山、堤、倉田で準備中)

2010年3月15日月曜日

2010.3.14 親睦山行

3/14(日) 現役主催の親睦山行が開催されました。3/7(日)が悪天のため、3/14に順延されたものです。
参加者:中村久、現役(松岡、港屋)
9:01着のホリデー快速おくたま号で集合の予定であったが、8:44着の普通列車で到着した人が2名、寝坊遅刻し9:36着で着いた人が1名の計3名のちょっと寂しいメンバーであった。(いつものドタキャンが1名)バス停には長蛇の列、臨時バスも出ており2台のバスでピストン輸送をしている。
ケーブル下のバス停に着いたのが10時頃、他のグループは皆、ケーブルカーへ乗り込む中、我々のみが急な坂道を登り始める。現役の2名はナカムラを気遣いゆっくりとペースで歩いてくれるが、ナカムラの心臓はすぐにドクドクパクパクとなる。約1時間で御嶽山頂上御嶽神社に着く。神社への登りの参道には先週降った雪を脇に撥ねてあったがかなりの雪が降ったようである。日の出山への稜線では雪がその後の晴天でぐちょぐちょとなっており、スパッツを用意してこなかった私の裾は泥だらけになる。

日の出山の山頂には大勢の登山客で賑わい、人口密度は高尾山頂上並み。簡単な昼食を済ませ、温泉・ビールを目的に"つるつる温泉"へと山頂を後にする。
下りも所々ぬかるんでいたが約1時間で到着。少しヌルヌルしたアルカリ泉にゆっくり浸かり疲れを癒す。温泉併設の食事処でビール(地ビール多摩の恵も美味しい)。16:15発武蔵五日市行きバスに乗り今回の山行も無事終了。
山行を企画してくれた現役の皆様、ありがとうございました。おじさんには丁度良い運動になりました。
コースタイム: ケーブルカー下バス停10:00 - 11:05 御嶽山 11:20 - 12:05 日の出山 12:50 - 13:55 つるつる温泉
写真は、御嶽神社、日の出山山頂、風呂上りのビールです。

PS. 膝と筋肉の衰えをカバーするため2 - 3年前より使用しているCW-X(スポーツタイツ)を穿いたところ、脹脛と膝には適度な圧力が掛かっているのが感じられたが、太ももには圧力が感じずタイツがダブついている。筋肉の衰えを実感(女性であれば足が細くなったと喜ぶところであるが)しました。

2010年2月23日火曜日

山小屋雪下ろし

山小屋の雪下ろしに行ってきました。
参加者:水嶋、中村久、現役(松岡、広瀬)

■2/20(土) 前日、水嶋さんより午前中スキーをして13時頃に大町市内で昼食を摂るとのメールが届き、東京から出発する3名もほぼ同じ時刻に大町市内に着けそうなので連絡を取り合い合流するように努力することに決めた。
水嶋さんは浜松を3:30に出発し、鹿島槍スキー場に8:30着。ナカムラ車はJR高尾駅10:00集合。どちらも13:00少し前に大町市内仁科町駐車場に到着した。昼食を俵屋で食べ、明日の雪かき用に先の平らなスコップ2ヶを購入するためカインズホームへ。その後はお決まりの薬師の湯、西友で買出しをし山小屋には16時頃に入る。
先週、山小屋入りされた西川顧問は県道分岐から山小屋までラッセル30分を要したと連絡をいただいていたが、その後の好天で雪は締まっておりラクラクと入小屋できた。
主屋根の雪は落ちており、東側は約1m、西側は約2mの雪の壁となっている。水槽は完全に雪に埋まっており近年にない積雪であった。
夕食はいつもの鍋、ポン酢で美味しくいただく。

■2/21(日) 快晴 8:00頃より作業を開始、屋根から落ちた雪がガチガチに凍って手強い。玄関上の雪は張り出した部分のみを落とすことにし、その後東西南北4面に風が通るように雪かき(雪壁の上に放り投げるような感じ)をする。途中、小休止を取りながら約4時間で終了とする。ナカムラは腰痛のため、皆の3割程しか働けなかった。
昼食は大町市内の昭和軒でカツ重、トンカツ定食、カツカレーと各自好きずきな品を注文。昭和軒のメニューには、これまでにない新しい品が多数加わっていた。(豚丼、しょうが焼き等)
現役の2名が大町山岳博物館に行ったことがないとのことで、午後は博物館観光をすることにする。1階の歴史ある山道具の展示等に加え、2階の動植物の展示物はとても充実していた。3階展望室からの眺めは快晴のため見事なものであった。南方面は少し雲が懸かっていたが、鹿島槍から北、五龍、白馬まで真っ白に輝く眺望に感動。その後、薬師の湯へと向かったが、スキー帰りの客で溢れていたため、旧館の湯に浸かる。夕食は豪華な焼肉。

■2/22(月) 本日も快晴 9:00頃皆で山小屋を出発。水嶋さんは午前中サンアルピナでスキーをし浜松へ。ナカムラ車はそのまま帰京。

参加いただいた皆様、お疲れ様でした。

追記:夏に山小屋を下見にこられた西川顧問のご友人2名(佐藤様、布川様)が西川顧問と共に2/27-28に入小屋されます。

2010年2月9日火曜日

連絡通信 No.112 発行

連絡通信No.112が発行されました。

近日中に皆様のお手元にお届けできる予定です。

尚、遅くなりましたが2009年度の会費納入のお願いと振替用紙を同封いたしましたので、宜しくお願いいたします。

左サイドバー「連絡通信」からご覧いただけます。

2010年2月1日月曜日

山小屋へ行ってきました - 水嶋会員

1/30(土)31(日)予定通り山小屋へ行ってきました。ここ数日は雪も降っていなかったようで、路面はドライでスタッドレスタイヤもほとんど不要でした。30日は白馬五竜、31日は鹿島槍でスキーをしました。少し雪が堅かったですがまずまずのバーンコンディションでした。2日とも風もなく快適なスキー日和でした。31日は朝はよく晴れて鹿島槍がきれいでした。
<山小屋への道の状況>
スキー場の分岐から山小屋への分岐までの県道は地元の人が5,6台のスノーモービルで走行した後で、踏み固められ長靴で楽に歩けました。山小屋への分岐からはモナカ状の雪となり、スノーシューを履いても踏み抜き踏み抜きで大変歩きにくくなっていました。トレースは全くありませんでした。
<山小屋の状況>
小屋の周囲は積雪1m以上になっています。水の出は良好ですが水槽はほとんど埋もれています。屋根の雪は30cmから40cmといったところです。主屋根の雪はここ数日の暖かさで落ちかけています。玄関の屋根の雪も30cmくらいだったので今回は雪下ろしはさぼりました。屋根から落ちた雪が山になり1階の窓からはかろうじて鹿島槍が見えるくらいになっています。
写真は31日朝の山小屋です。

2010年1月25日月曜日

幹事会(2010/1) - 報告

日時:   2010/1/15(金)19:00~20:00
場所:   ルノアール小滝橋通店 
出席者: 原田、山下、五十嵐、小椋、中村

赤字記載した案件は各担当者が実施のこと。

■ 次回連絡通信 => 1月末に発行
▽ 金峰山キャンプ報告 - 鈴木(春) 入手済み
▽ 山小屋祭り報告 – 水嶋さん 入手済み
▽ 追悼山行報告 - 上間さんに1/14までに送付お願い済み。幹事会後、電話で催促。
▽ 赤木沢報告 - 大河さんにお願い済み。
▽ 山小屋の鍵の管理方法変更の案内 – 山下さん 入手済み
▽ 2009年度会費請求 – (ナカムラが準備済み)
     ゆうちょ振込み用紙(振替口座番号、口座名の印刷済み用紙)の入手
     ・
1月中に小椋宛に届く。五十嵐さんに転送する。- 小椋
▽ その他(表記に掲載)
     ・訃報:井上甚一郎会員の報告
     ・菊池家からの金一封の件の報告
     ・現役主催親睦山行 – 3/7(雨天時14日に順延) 御嶽山~日出山、学生部より2~3名参加予定
▽ Web会員には個別に会費請求書(PDFファイル)をメールにて送付する(PDFファイル準備済み)

■ 現役主催親睦山行
▽ 丹沢大山を計画したが、学生部の方が体力に不安があるとのことで高尾山とした。
▽ 学生部より2~3名参加予定
▽ 高尾山は人出が非常に多く、頂上でゆっくり出来ない。他の候補地はないか要検討 -
学生部担当者と相談の結果 3/7(日) 御嶽山-日の出山 コース に決定。雨天時14日に順延 
         新宿7:44 ホリデー快速1号 御嶽駅9:01 =バス= 登山口9:30頃 – 御嶽山11:00頃(小休憩) – 日の出山12:00頃(昼食休憩)13:00 – つるつる温泉14:30頃 (1時間入浴、1~2時間ビール) 16:15(17:15)発 =バス= 武蔵五日市 16:47(17:44)発 = 新宿17:50(19:02)着
▽ 豚汁など用意する?

■ 山小屋雪下ろし日程
候補: 2/20(土)朝発~22(月)帰京 - 中村
▽ 参加者: 
現役からの参加者募集 – 現役
■ 山小屋灯油補充
▽ 請求書が届き入金済み ¥17,784.-
▽ 年末の入小屋時に油量目盛りが1/2程度であった
▽ 他の小屋に補充したのか確認する。
    (山小屋全景、灯油タンク、目盛りの写真を灯油屋さんに送付し確認をお願いする)
   ・ 山口さんが1/11に山小屋へ入りタンクを覗き灯油の量を確認。半分位であった
   ・ 灯油屋さんが一つ前の小屋(理科大)に補充したもよう
   ・ 山口さんが東側、南側の屋根の雪下ろしをしてくれる。感謝!
▽ 今年の冬は灯油量は大丈夫であろう
▽ 雪解け後、補充をしてもらう。
▽ 今後は山小屋祭り前に補充をお願いすることにする。
▽ 作業報告・納品書等を入れるポストを設置する
。 
■ 年末年始の山小屋報告
▽ 12/28 原田、山下、広瀬、中村が入小屋 
▽ 12/29 原田、山下、広瀬が鹿島槍アタック(天候良): トレースがなく、高千穂平手前まで
▽ 12/31 山下、広瀬、中村は帰京
▽ 1/1 原田帰京(31日からの大雪で小屋から駐車場まで1時間要する)
▽ 1/3 – 1/5 水嶋が入小屋、玄関屋根の雪下ろしをしてくれる
■ 会計引継ぎ
▽ すべての銀行口座の引継ぎが完了
▽ 残務(
3月末までに実施 – 小椋
   ・ 電気料金引落し口座変更届け申請書を中部電力に依頼済み
   ・ 遭難対策用口座に積立金相当額を入金(¥1,003,257)する
   ・ 一般、山小屋とも振替口座から普通口座に資金移動する(振替口座には1万円位残す)

■ その他
次回幹事会に立て替え金の清算を行う。
▽ 西川顧問よりの手紙:片桐みすゞさんから2009年の山行概要が送られてきた。理岳会会員への何らかの刺激になればと、この記録を連通に載せてもらいたい。また、みすゞさんを理岳会の準会員とするのはいかがかとの提案。
  ・ 幹事会後、みすゞ様に電話でご意向を確認したところ、連通への掲載・準会員とも断られた。
  ・ 連通等の送付はOK 
■ 今後の幹事会予定
  ・ 3月第三週金曜(3/19)幹事会:決算 (日程は会計担当小椋君のスケージュールを最優先とする)
  ・ 4月第三週金曜(4/16)幹事会:総会準備、総会案内、連絡通信
  ・ 6月第四週金曜(6/25)幹事会:総会の総括、連絡通信、会費請求、山小屋修理計画
  ・ 8月第三週金曜(8/20)幹事会:金峰山、山小屋祭り計画・案内
  ・ 10月第四週金曜(10/22)幹事会:納会準備、連絡通信 
注:6月、10月は第四週とした。各々、第三週が総会、山小屋祭りのすぐ後のため。

2010年1月18日月曜日

竜爪山(りゅうそうざん)へ行ってきました - 水嶋会員

1/16(土) 浜松工業山岳部の生徒と静岡市の竜爪山に行ってきました。竜爪山は駿府城の鬼門の方角にあり、薬師岳・文殊岳2つのピークを持つ双耳峰です。6:40浜松発の鈍行で東海道線を静岡へ向かいます。気温は低いものの無風快晴の絶好のコンディションです。静岡駅前から路線バスで平山へ向かいます。センター試験1日目で竜爪線のバス乗り場は試験会場へのシャトルバスの臨時停留所になっており受験生でいっぱいです。ハイキングの格好の我々は非常に場違いな雰囲気でした。静岡駅から40分ほどで平山の集落に到着です。途中第2東名の橋脚をくぐりました。
 平山から登山口へ向かう林道の脇には無人販売所が多く、赤飯・草餅などが売られていました。早速おやつにつきたてホカホカの草餅(100円)を購入しました。代金は塩ビのパイプを通して回収されるシステムになっていました。舗装された林道を45分ほど進むと旧道登山口の鳥居に到着です。地元ハイカーの車が10台ほど停まっていました。鳥居からさらに5分ほど林道を進むと新道登山口です。旧道は沢沿いの道で趣がありますが、今回は時間短縮のために新道を進みます。新道は植林された林の中をトラバース気味に進む道で、傾斜が緩やかでテンポよく登れます。穂積神社のコルに近づくと旧道と合流し、最後に少しだけ急登があります。45分ほどで穂積神社に到着です。視界が開け駿河湾・静岡市街が見渡せます。
 神社の横を抜け薬師岳に向かいます。杉の大木が歴史を感じさせます。薬師岳までの登りはかなりの急登で、金属製の長い長い階段が設置されています。一気に300mほど登るのでさすがに疲れました。登りの途中からは富士山が見えるようになり、俵峠からは南アルプス南部もよく見えます。北側の斜面にはうっすらと雪も残っています。峠から薬師岳(1051m)までは5分ほどです。薬師岳山頂は杉の人工林に覆われ残念ながら展望は全くありません。薬師岳から文殊岳へ向かいます。中間のコルまで100mほど下りますが傾斜も緩やかでそれほど苦になりません。20分ほどで文殊岳(1041m)に到着です。文殊岳山頂は樹林が伐採されており素晴らしい眺望です。南には駿河湾、東には富士山、北には南アルプスが見えます。山頂には一等三角点が据えられています。ベンチ・テーブルも充実しており昼食にはもってこいです。この日も多くのハイカーで賑わっていました。暖かいと思いましたが山頂の気温は0℃でした。
 文殊岳から則沢へ下ります。山頂直下に分岐がありますが、道標がないのでぼんやりしていると通り過ぎてしまいます(通り過ぎたのは私です)。ほとんどのハイカーは旧道登山口に戻るようで、則沢に向かったのは我々だけでした。山頂から沢まで一気に400mほど下る大変な急な坂道でした。非常に滑りやすくブレーキをかけるのに苦労しました。ハイキングコースとしてはかなりハードです。逆コースは遠慮したいものです。急な尾根を下りきると緩やかな巻き道となり間もなく林道終点に到着です。ここからは林道を通るコースと沢沿いを下るコースがありますが、林道を下りました。沢からだいぶ離れかなり遠回りになりましたが、ほぼ予定通りの時間に則沢のバス停に到着しました。則沢からのバスは事前に予約するオンデマンド・バスです。電話で予約すると1時間毎のダイヤに沿って迎えに来てくれます。瀬名新田の営業所で静岡駅行きのバスに乗り換え、15:00に静岡駅に到着しました。

平山9:05→9:50旧道登山口9:57→10:42穂積神社10:54→11:27俵峠11:34→11:37薬師岳11:39→11:55文殊岳12:20→12:55林道終点13:05→13:55則沢

貼付の写真は新道登山道からの竜爪山、俵峠からの富士山、文殊岳での集合写真、文殊岳三角点、文殊岳からの駿河湾、文殊岳からの富士山です。

2010年1月6日水曜日

山小屋に行ってきました - 水嶋会員

原田さんに遅れること2日、1/3(日)~5(火)まで山小屋に行ってきました。

■ 1/3(日) 早朝3:30浜松を発ち高速道路を使って松本へ向かいます。上り線は浜松西ICから豊田JCまで断続的に渋滞しており東京方面に向かう人たちは大変です。下りはやや交通量は多いものの流れは順調です。東海環状道から土岐JCを経て中央道に入ると中津川から先は雪、恵那山トンネルから路面が白くなりました。塩尻峠を越えると雪は弱まりました。松本ICから乗鞍高原温泉に向かいます。R158は一部凍結していましたが雪もさほどではありません。乗鞍に向かう県道は圧雪路、新しいスタッドレスタイヤが威力を発揮しました。この日は一日中雪で乗鞍岳は見えませんでしたが、シーズン最初のスキーを十分楽しみました。湯けむり館で温泉に入り大町に向かいます。広域農道・R147にも一部積雪がありました。夕方大町に到着、運良く昭和軒が開いていたので夕食はカツ重を食べました。客は私一人でした。チェーン装着場に車を停め山小屋に向かうと完璧なトレースがついています。ありがたいありがたいと喜んで歩きましたが、トレースは武蔵の小屋で終わりでした。そこから先のトレースは年末年始の大雪で完全に埋まっていました。わずかな距離ですがスノーシューが大活躍でした。雪が深く、水を汲むため長靴で往復するのも大変でした。

■ 1/4(月) 早朝は曇っていましたが鹿島槍のスキー場に着く頃には青空となりました。8:30の営業開始からたっぷりスキーを楽しみました。昼過ぎから雲が広がり鹿島槍は隠れてしまいましたが、風もなく雪の状態もよくここ数年で一番のスキー日和でした。薬師の湯で温泉に入り早めに山小屋に戻りました。途中ワカンを履いた団体とすれ違いました。夜になり再び雪が降り始めました。

■ 1/5(火) 昨夜からの雪が降り続きます。4時頃主屋根西側の雪が落ち7時前には東側の雪も落ちました。玄関の屋根の雪は80cmほどになりました。この日は浜松に帰るだけなので玄関屋根の雪かきをしました。湿った雪で意外に苦戦しました。トンボで少し雪を落としましたが埒があかないので、梯子を掛け屋根に登ってスコップで雪を掘りました。雨具を持ってきて正解でした。2時間15分かかってようやく終了、疲れてしまい小屋周りの雪かきはさぼってしまいました。せっかく雪かきしたのにみるみる屋根に雪が積もってゆきます。トレースも1/3ほど埋まっています。帰り道もスノーシューが役に立ちました。昼前、大町に着き俵屋で昼食を食べました。この日は飯田山本ICで高速を下りR153R257を通り浜松へ帰りました。飯田から稲武までは雪、治部坂峠の下りは圧雪路でちょっと緊張しました。

貼付した写真は1/4朝の山小屋、1/4サンアルピナ鹿島槍スキー場からの鹿島槍と爺ヶ岳、1/5雪下ろし終了後の玄関、1/5大雪の山小屋です。